予備校で約10年ぶりに再会した子がいると娘から聞きました。

小学校の時に塾で一緒だった◯◯君って言われても最初は誰かわからなかったのだけど、エピソードを聞いているうちに思い出しました。


娘は特別な勉強をせずに無料テストからの流れで、特別な試験に呼ばれて合格最低点でそのクラスに入ったのですが、当時のクラスメイトは小学校受験をし、S学舎と兼塾のエリートが何人もいました。

再会したO君は当時クラスでもトップ3に入る賢い子だったのですが、宿題をする時にすぐに答えを写すからとお母さんが解答を隠していると言っていました。

低学年で街中の校舎まで行かないといけないため、保護者が送迎している人も多く、授業が終わるのを待っている間に保護者同士も話をしていたので、お母さんから「また隠し場所を見つけられた」とか聞いていました。

娘によると、子どもたちにもカンニングとか写してるとか見たら教えてねとお母さんから言われていたそうです。

その後わりとすぐに塾を辞められたのでどこの中学に進学したのかは知りませんでしたが、塾は🚅にいると噂で聞いていました。


そのO君に再会したと興奮気味に娘が言うので、

何を興奮しているのかと思ったら

「今も答え写してるねん!!」と。

駅から予備校までの道も休み時間もずっとスマホでゲームしてるねんけどな、問題解く時もスマホを横に置いてて、先生に「完璧な答えですね」って言われたのに、先生がテキストにない質問したら何も答えられなくて、「あれ?さっきのはどうやって解いたのかな?」って言われてたのに、次の時もまたスマホ見ながらやってるねん。と


その話を聞いて私はお母さんを思い出し

10年ずっとイタチごっこだったとしたら疲れただろうなとお母さんの気苦労を考えちゃいました。

今も真面目にやっているようには見えないんだけど、

保護者に報告が行くような入退室のピッとしたりは遠回りになる面倒な授業でもやりに来て、その後居なくなったりしているそうです。

本人は予備校に通いたいと思っていないのかな。

入試が近づく頃には変わっているのかな。


人の心配している立場では無いのは重々承知しているのですが、昔を知っている子だったのでお母さんの気持ちになってしまいました。