先日テレビで兵頭さんが大阪マラソンに挑戦に密着しているのをたまたま見ました。
ちなみに兵頭さんはこの方。
テレビの企画でマラソンに挑戦したわけではなくて、兵頭さんが大阪マラソンに申し込んだというのを耳にした番組が声をかけたとのこと。
どうしてマラソンに出るのか?と聞くと
漫才師としてはそこそこのキャリアを積んできたし努力もしてきたけれど、死ぬ時に「自分はこれを頑張った」と思えるものが無いのが嫌で残りの人生でいろんなことにチャレンジしたいというようなことを言われていました。(記憶はちょっと曖昧)
番組がその界隈では有名なトレーナーを紹介してくれて、その先生とトレーニングをしていくのですが、初回にまずは500m(だったかな)走ってみてくださいと言われ、200mで歩いてしまうのです。
テレビが付かずに一人で挑戦していたらすぐに断念していた気がする…
その日、先生からは走り方の簡単なアドバイス(目線と腕の振り方)を受け、100kg近くあった体重を80kg台まで落とすように言われます。
そこからトレーニングが始まるのですが1ヶ月で5km走れるようになりました。
それから1ヶ月でハーフマラソンの距離を完走しました。
最初200mしか走れなかったおじさんが1ヶ月で20km以上走れるようになるって凄くないですか⁈
私はいつかマラソンを走ってみたいと思ってジョギングを始めて5年目ですが、1年で10kmマラソンに出て、その3ヶ月後にハーフマラソンに出て、その3ヶ月後に急に走るのがしんどくなって距離もスピードも出なくなりました。それでも走ることを辞めたくなかったので無理のない速度と距離で続けていますが、いつからかマラソンに出るという夢は諦めていました。
今は自分のペースで走ることが楽しいのでそれはそれで満足していますが、兵頭さんの挑戦を見て「いつの日かマラソンに出られたらいいな」と思えるようになりました。
番組は途中で終わってしまって、兵頭さんの挑戦がどうなったのかは後編に続くだったので毎週楽しみにしていたのですがなかなか放送されず、ようやく放送されました。
50歳を過ぎてからでもここまでできるんだと希望が持てました。
何か頑張れるものがある生活が素敵だなとも思えました。