１８日にキロンという小惑星が
牡羊座に移動しました。
キロンとは
占星術で「癒しの星」と位置づけされていますが、
そこにキロンがあるからといって
何もせずに癒される訳ではないのです。
キロンが発見されたのは、１９７７年。
土星と天王星の間にあります。
名前は、ギリシャ神話・ケイローンにちなんで命名。
ケイローンは、
ケンタウロスに属する
上半身が人間、下半身が馬の種族。
アルテミスから狩猟を学び、
その後にヘラクレスたちに武術や馬術を教えます。
また、教育・医術・音楽などにも携わる文武両道。
ある日、争いに巻き込まれ
毒矢が脚に刺さり、瀕死の重症に。
不死の能力を持っていたのですが、
それを神々へ捧げて、自ら死を選びます。
亡くなったケイローンを惜しんだゼウスは、
彼を空へと上げました。
それが射手座とされています。
キロンは、土星を超えた惑星なので
今までの経験や概念を高く飛ばして成長する
射手座のような勢いがあると思います。
キーワードの「癒し」は、
痛みを伴いながらも治療していく状態や
神々の養育・教育にも繋がっているでしょう。
ですので、癒す前には
痛みや辛さがあるのが前提です。
その傷をどう治すか・・・
受けた傷や悲しみは 人それぞれ。
でも、経験することにより
自分なりの癒し方が生まれます。
それにはまず、、、
傷や痛みを見ていくこと。
それが根本的な治し方なのです。
私も傷を見るのが怖いです。
その時の辛さがよみがえるので
できれば目を逸らした方が楽ですし。
でも、ちゃんと見ていかないと
忘れて同じことの繰り返しをしてしまうのも確か。
しかし、ちゃんと痛みや傷を
真正面から受けて見ると
あ、あの時こうだったから こうなったんだな・・・
と俯瞰できて、
似たシチュエーションがやってきても回避できますし、
そこでやっと過去の痛みも昇華できます。
キロンを受け入れれば、
同じ痛みを持つ仲間に対して
あなたの経験を生かして
癒すことができます。
あなただけの シェアできる癒し・・・
それがキロンなのでは、と
私は思います。
牡羊座に移動したということは、
あるがままの自分・さらけた自分を出していったり、
トライ＆エラーを繰り返し
求めているものに率直に向かっていく姿勢が
癒しの部類に入っていくのではないでしょうか。
皆さまなりのキロンを
ぜひ見つけてみて下さい。
本日は、
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