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私、内藤瑛亮監督作品が好きでして
最初に観たのはライチ☆光クラブなんだけどそれは漫画がすごく好きで観に行ったら圧倒されて荷物置いて劇場出るという初めての事をしてしまいました笑
ミスミソウ観てから同じ監督なのに気付いてこの監督の作品好きなんだろうなと。
その後地元のミニシアターで内藤瑛亮監督作品の特集上映やってたので先生を流産させる会、ドロメ(両方)や、牛乳王子、救済、お兄ちゃんに近づくなブスども!、廃棄少女等の短編も観ることが出来ました!
またやってくれないかなあ…シネマスコーレ…
どこが好きかというと容赦が無いとこですね!
ライチもミスミソウも人を刺したり殺したりのシーンがほんと容赦ない
物理的にもだけど人が人に対する感情も容赦なく直線でぶち当たってくるので正直見ててキツい時もある
特に前作の許された子供たちはほんとキツくて、でも現実的で、苦しかった
苦しすぎて1回しか見れなかった
フィクションではあるけどでも完全なフィクションとして受け入れられなくてしんどかった
感情も、物理的にもストレートなところが好きなのだと思っております
まあそれが正しいのか、違うのか、曲がっているのかは置いといて
毒娘もずっと楽しみにしておりまして、公開日の仕事終わりにうきうき観に行きました!
内藤瑛亮監督作品に出てくる女の子ってすごく印象的というか残るんですよね
ライチの中条あやみ、ミスミソウの山田杏奈、ドロメの森川葵、救済の中村ゆりか
今回の女の子ふたりもそれぞれ方向は違うんだけどすごく残りました
主演は間違いなく佐津川愛美なんだけど中心は2人なのでこのふたりの関係性が凄く好きでした
最初はただただちーちゃんに怯えてた萌花がだんだん心を通わせてふたりがひとりになった時もあった(最終的には、だけど)
タイトルが毒『娘』なので娘が何か悪くて毒なのかなとと思って見てたけど(途中まではそう思った)それはミスリードで毒『娘』にしたのはどちらも親だった
ほーんと萌花の父親っていうか萩乃さんの夫がまじクソ過ぎて今回一番の胸糞でしたね!!!!!
君の為に、家族の為に、って思わせておいてぜーーーんぶ自分の為で自分の都合。萩乃さんがやりたい事を潰して自分の思い通りに動かして。娘にも優しいかと思ったらデザインした絵を見て色を強引に変えさせたり。簡単に言えばモラハラ男ですがそれ通り越してない?くらいのクソでしたね!あと気になったのがオンラインで会議してる時に会社?のTシャツ着てたりしてなかった??なんかそれもイラッとしました!!
最後にちーちゃんに殺られるわけですけど最後のあのハサミの使い方!さいっっこうううう!!!ってなった!!!!!!!スッキリ!!!!!
そこに関してはスッキリしたんですけど、結局ちーちゃんに関しての謎はかなり残ったままなんですよね。
ちょっと消化不良な部分はあったりするんですが、個人的には満足して観終えております!
この先、萌花と萩乃さんがいい関係でいられる事を願いながら終わります。