勾玉を二つ合わせたような陰陽のマーク、
その中にそれぞれ小さな反対色の丸があるのは、
陽の中にも陰が、陰の中にも陽が存在していることを示しています。
東洋医学は陰ですが、陰の中にも陰陽の治療法があります。
それぞれの治療方法は各地で多く生じる病気の治療法として発達してきました。
中国南方地域で発祥したのが鍼。
高温多湿で果物や強い酸味の食を多食するため、筋がマヒし引きつる病の治療として生み出されました。
華北平野の北方で発祥したのが灸。
厳しい寒さの中で遊牧生活をして暮らす人々の主食は乳製品、
内臓を冷やし内臓の冷えによる病を治療するために生まれました。
温暖な中央平地では、肉体労働も少なく周辺地域からのおいしい高カロリーの食物を食べる生活です。
体をなえさせ、冷えやのぼせ、手足に力のなくなる病を生みました。
そのため体を鍛錬し節制する気功が用いられました。
砂漠 · 丘陵のある西方地域は厳しい環境の中で狩猟を行い、獣肉を常食していたため高脂肪で肥満の人が多くいました。
肉食中心の病を草、木の根や茎、葉をせんじて服用する漢方薬で治療しました。
海辺に暮らし、魚や塩辛い食べ物を好む東方地域では、塩分の摂取が多く、
血が粘り皮膚が荒れ顔色が黒ずみ腫れ物ができやすくなり、砭石メスでの切開術が発達しました。
陰の東洋医学においても、
積極的な刺激の誠、
憂石による切開術の陽の治療法、
じわじわ体を鍛錬する気功、
じっくり体を温め刺激する灸、
じわじわ体質改善する漢方は陰の治療法と使い分けがされています。
VEBIA(旧名称「気血免疫療法」)にも、
つむじ療法、仙人穴療法、爪もみ療法、刺絡など陰陽の治療法があります。
しかし、残念ながら東洋医学のような 5000 年の歴史はありません。
私が始めたのは平成 2 年ですから10 年足らずです(2021年現在30年ほどになりました)。
しかも教科書もマニュアルもありません。
一人一人の患者さんによって治療点も刺激の量も変えなければなりま せん。
患者さんの体をよく診て指で触り、圧痛があるかどうかを聞いて みなければわかりません。
主役は患者さんです。
症状に応じた特効薬とも言えるべき治療点はなく、すべての答えが患者さんの体の中にあるのです。
大事なのは治療点を刺激したときの患者さんの反応です。
「痛いけど気持ちがいい」「汗が出てさわやか」
といった患者さんの反応を見逃さないことです。
最大の目的は、患者さんが自分で病気を治す自己治癒力を高めることです。
患者さんに治療への依存心がある場合は、自分で病気を治す覚悟 を持つようきつく説明し、
治療への疑いがある場合は、適切な治療点を適切に刺激し、
疑いの心を解きほぐす必要があります。
それには、治療家は、謙虚な姿勢で素直に患者さんの体を診て知恵をめぐらすことしかありません。
知識を捨てて常に前向きな探究心で自分の体を使い治療点や効果を確かめることしかありません。
治療家にいくら技術があっても患者さんの心をつかむ治療ができなければ、どんなに生活習慣までアドバイスをしてもその改善までは実行してはくれません。
VEBIA(旧名称「気血免疫療法」)は西洋医学と東洋医学とを融合し科学的に免疫力を高める治療法です。
いわば中庸の位置にある治療法、
後世に病気を治す真の治療法として残っていくには治療家一人一人のさらなる勉強が必要です。
21世紀のエコ治療として大きく花開くことを願ってやみません。
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