【なるりえ の ひとり言 411】 副交感神経は陰陽どっち?
これ、すっごく思い違いしている人が多い気がする。
副交感神経は体にいいから陽!!
やさしくておだやか、免疫があがって、って。
だから明るい「陽」って・・・。
違うと思うなー。
こう考えれば簡単
朝起きる神経は交感神経、夜眠る神経は大きくいって副交感神経。
朝は陰陽どっち?夜は陰陽どっち?って簡単でしょ?
日中活動している時はしっかり交感神経が働く。
朝・日中=陽
夜眠りにつく時は副交感神経がしっかり働かないといけない。
夜=陰
「陰」=暗いし、じめっとしたイメージって、偏ってるなー
夜寝る、しっとりしっかり寝るっていっちばん免疫を勝ち取る時間。
休息こそ最高の免疫の勝ち取り場所!
「陽」でガンガン働きすぎになったら、潤いも奪われ枯渇した人になっちゃうわけで
むしろ免疫を勝ち取るのは「陰」だったりする。
だから副交感神経になると免疫が上がると言われるのは確かに本当のことなわけです。
しかーし、この副交感神経が優位になりすぎると今度は免疫の働きばかりが過剰になる病気が起こります
アトピーとか、自己免疫疾患とか、喘息とか、アレルギーetc...
現代はむしろ副交感神経優位病の蔓延が起っているのが現状です。
体は鍛えられないまま、免疫だけが裕福になって過剰に反応する。
そしてバランスを崩して、自らの体を過剰に守りすぎようとする反応が起こる。
そして、本当に陰々じめじめした生活をしていると、本当に肉体から活動する力は奪われ代謝は回らなくなり、体は重―く、だるーく、鬱~っぽくなったりしますからご注意です。
よって、「副交感神経」=「免疫力」って考えは✕ってことになります。
結局は「陰」も「陽」もバランス
バランスの中に本当の免疫力は存在するのです(いつも言い過ぎかもしれませんが)。
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