【なるりえ🐱のひとり言34】免疫の正体?~前編

わたしにとっては超常識で、一般の方にとってはまったく常識の範疇に入らない、気血免疫療法の治療においてはコアなお話をひとつ!

"免疫"ってそもそも一体何??

我々が物質として"
免疫"ととらえているのは、ズバリ、白血球。そして、この中身の割合がどうなっているか?これがまたミソなのです。

実はこの割合で"交感神経寄り"or"副交感神経寄り"と体質を見分けることができるのです。その白血球中の成分のバランスが偏れば、自律神経は乱れ、そして
"免疫力"は低下することにもなっていくのです。

ちょっと説明いたしますと、白血球中には、リンパ球、顆粒球、単球が存在します。
この割合を「白血球像(はっけっきゅうぞう)」、または「白血球の分画(ぶんかく)」といいます。リンパ球、顆粒球、単球、の割合、つまり
バランスこそが"免疫"の正体と創設者の福田稔先生は解いたのでした。

わたくし、今の自分の数値、だいたいどれくらい??というのを当てれますよ(・ω・)♪
体で血液の状態、だいたい感じることができます。ちゃんと感じた上であくまで血液検査するなら答え合わせみたいな感じです。

その数値とは何かというと…

先生は勤務先であった新潟の県立病院で行った健康診断のデータから、健康な成人の白血球中のリンパ球の割合はおおよそ35~41%、顆粒球の割合は54~60%の範囲にあり、それが自律神経のバランスにもつながることを説きました。

白血球中のリンパ球と顆粒球の割合がわかると、だいたいの自律神経のバランスの状態がわかります。顆粒球が多くなれば交感神経が優位になりやすく(または交感神経が優位になると顆粒球が多くなるともいえますよね)、リンパ球の割合が多ければ副交感神経が優位になりやすい(これも副交感神経を優位にすればリンパ球が増えるともいえますね)のです。

ちょっと分かり難かったかな?

簡単に言うと、リンパ球の割合が多いか少ないかだけでまずは自分の自律神経の状態を把握できますよ、ということです。リンパ球の割合が高まってくれば副交感寄り、リンパ球の割合が少なくなれば交感寄りになっていると考えてよいのです。

それじゃあ、そんな知見を治療にどう活かすのか?
それは次回のお楽しみ^_-☆

<後編へ続く>