おひさしぶりです。なるりえです。
ひさびさなので、まずは軽めのお話から。

今朝面白い話を患者さんから聞いた。
偏頭痛の処置としてコーヒーを飲みなさい、というアドバイスを病院で行っているところがある、とのこと。

なるほど。確かに偏頭痛は血管拡張して起きるので、コーヒーは瞬時に交感神経を刺激するので血管を収縮させて頭痛がおさまるってわけでしょうけれども。事実、彼女も一瞬は楽になっていたそう。
しかしながら、平均的に頭痛の頻度が減ったかと聞いてみれば、もちろんそうではなかった。それはそうであろうなぁ。
この治療始めて、生活も見直す中でコーヒーをやめるアドバイスをしたところ、むしろヒシヒシとその効果を実感しているそう。

頭痛というものはそもそも自律神経が乱れやすいからこそ起きてくるもの。そこに自律神経をゆさぶりまくる攻撃的な食べ物で自律神経を刺激し続ければ当然行く末は見えている。
一瞬のトリックに騙されてはならんのです。飛び道具には裏がある。薬同様、この偏ったマジックに気がつかないと。現代医療の問題点の縮図のように感じた。

いやあ、コーヒーはかなり悪い意味でやるやつだったなあ。コーヒーを完断してからはや4ヶ月。ここまでだったか、と色々なことを感じているわたくしなのであります。
世のアンドルー・ワイル先生もそのようなお話をされていたそうな。