【なるりえのひとり言】14
ココナッツオイル(実は自律神経の鈍化③にもつながる編)
なるりえプロフィール
今日ものすごいおいしい発見をした。
最近スーパー流行りのココナッツオイル。健康にも良いと数々の本も。本当に流行ってます。
実はそもそも南国の食べ物本当は大好きなもんで、研究ですし、肌にもつけれるしねと理由をつけてオーガニック&未精製ものを購入しておきました。
あずきを煮たものにほんの少量のココナッツオイルを加える…。う、うまいです、うますぎます。味はアジアンなタピオカココナッツミルクあずき入りですよ。家で全てオーガニックでこのうまさ。感激です。

はい。でも、やはり、わたしが予測した症状がやってきた。わかっちゃいたけど、きましたよ。
寒い、寒いです。そしてもう一つ、胃がモタれ始めました。ちょっと上に上がる感じ。びっくりするほど少量しかとってないのにパワーある。大寒のこんな日にわかっちゃいたけれど。

これ、極陰性食品の特徴です。冷える&胃の中で広がってモタれる感じ。陰性食品って軽いのはいいんですが、悪くなるとこれなんです。
実はオイルも全般的には陰性です。中でも南国のものは更に陰性。オイルも小さく凝縮した実より、広がった大きなものから取れるほうがさらに陰性の傾向あり。
豆なんかも空豆は陰性寄り、あずきは陽性寄りのような。
大きいと陽性と思いがちですが、実は陰性の食品の方が広がるイメージ。

ちょっと混乱しそうですが、常温で固まっているオイル、これも陰性の傾向が強かったりする。わかりやすい例でいうと、ゴマ油は平気なのにオリーブオイルは気温が低くなると固まる。つまりオリーブの方が陰性の傾向が強い。やはりゴマよりオリーブの方が実も大きい。
そう考えれば固形かつ南国生まれのココナッツオイルは陰オイルのドンです。
ただ、この場合逆もあって、ラードのようなの油脂は動物性なんで陽性が強い。つまり陽性でも陰性でも極になると油脂は固まる傾向、体に取り付きやすい傾向が出てきたりするのです。陰でも陽でも極フードは危険度も高まる感じです(またそういうものに限っておいしかったりするからアブない)。

まあ、つまりは南国のものはそれなりの温度があってこそが基本。身土不二ですよ。ココナッツオイルは認知症によい、副作用もないから大丈夫など、一理あるのもわかる。でも恐いのは偏りの強い食べ物を強いと感じれないこと(やっと鈍化の話につながりました…、つながった?)。
認知症によいもそう。同じ病でも体のタイプは色々ある訳です。合ってなかった場合、体の方がやられる場合もあるわけですよ。

この世の中の健康法のほとんどが極の話ばかり。成分やら病名などでアテンションを引く。
極フードは反応が出やすいのでとてもトリッキー。確かに少量ならうまく取り入れた場合、免疫もあがってくることがあるのも事実だけど、まず!その前に、軸のできてないカラダに突飛な健康法なんて必要ないっ。
その突飛な健康法の繰り返しばかりさせているのが、今の日本の健康法事情に見えてジレンマを感じておる次第にございます。かしこ