前回に引き続き、免疫とは何か?についてのお話です。

免疫(力)が上がれば健康になる、と皆さんよく言われます。
前回も申し上げた通り、免疫とは白血球であり、その数は5,000個~7,000個が適正です。また内容においてはリンパ球が35%~41%、顆粒球55%、でバランスをとっているときに最も免疫力を発揮する状態となります。
この状態が「未病」であり、治しやすい状態にあるということになります。

皆さんが「免疫力が高い」と言う状態、例えばリンパ球の割合が高くなる、白血球の総数がこれ以上なるなど、は逆に体を弱らせます。もちろんその逆もしかり。白血球の総数が2000個程度になれば危険になります。500個を切れば死ドクロの危険があります。>医療の現場で白血球の総数は2000個まで減っても良いとされていますが、それは大きな間違いですむかっ
抗がん剤の使用により白血球は減っていきます。がんを「叩きのめす」のと同時に、体が自ら治そうとする力を叩きのめすのが抗がん剤です。現在の医療は病気を叩くことのみに集中し、>同時に患者の体自体も壊してしまう状況にあると言えましょうあせる

最近ではこのようなことが一般にも言われるようになり、社会の意識は医療に対して非常に高い関心を持つようになりました。その中で「免疫力」というものについても多くの方が注目しています。しかし、よく言われている「免疫力を高める」ことは本当の「免疫力」について考えられているのでしょうかはてなマークあたかも薬の代替医療のように捉えられていないでしょうか叫び

例えば、ビタミン剤やサプリメントのようなもの。人工的に培養された栄養素や成分をいっぱい摂取すれば健康になる!?という意識が人々の間に横行しているように見えます。しかし、これまでこのブログでも明らかにしてきたように様々な有効成分も過剰に摂取すれば白血球の数やバランスを崩してしまいます。結果、本当の免疫力は低下しますえっ・・・
先日もある人に会いました。肌はくすんで黒ずみ、明らかに活性酸素が溜まっている状態が見て取れます。その方曰く「私はこのサプリメントを飲んでいるから健康には問題ありません」と。「このサプリメントを飲み続ければガンだって抑えられるかもしれない」と。
本当に体の中が綺麗であれば、免疫=白血球のバランスが取れていれば、そのようなバランスの悪い、強力な人工的な食品=サプリメントは必要ありません。大地に根ざした自然な食事でバランスを取ることで健康な体になることができるのですが、「免疫(力)」という言葉を使った人工的な強いサプリメントが薬の代替医療として体を健康にするというスローガンのもと、横行する状況が現れてしまいました。それは食べ物風というだけで、考え方はこれまでの薬の過剰投与となんら変わりがありませんぷんぷん
確かに稀に当人に状況にピンポイントでマッチして体が本当に良くなることはあるかもしれません。しかし、全体的に見れば病気になる原因はそのサプリメントが供給する成分の欠如ではないはずです。原因も分からずに「臭いものには蓋」方式で安心感を与えるのがほとんどのサプリメントによる健康法なのだと考えています。

良く分かる例に子供のアトピー性皮膚炎があります。
皆さんのお子様がアトピーと診断されたとしましょう。それ即ちサプリメント摂取や薬剤投与ということではありません。
我々の気血免疫療法では体内に溜まっている「悪いもの」を抜いてあげます。効果はてき面ですグッド!一回、どんなに悪くても子供なら5~6回の手当で治ってしまいます。なぜなら子供はまだ体の中が綺麗なのです。症状としては冷えている、子供は特に太腿のところが冷えているだけです。そこに気を通してあげるだけでアトピーはあっという間に治ります。薬を使用しなければ。
これは大人にも同様のことが言えます。
人工的に石油から作られた薬やサプリメントなどを使わずに、体内のバランスを整えて体を綺麗にしましょう。綺麗にすれば病気は必ず治っていきます。ニコニコ

次回は体を綺麗にするためには具体的にはどうすれば良いのかをお話しましょう。