仙台・名取杜せきのしたのヨガ教室
Yoga salon FOUのhiromiですヒマワリ


ここ数年
夏は東北で
自然を感じる旅をしたいと思っていて

今年は
盛岡〜八戸〜宮古〜気仙沼大島のルート

震災から8年が経ち

私たち夫婦も
いつも一緒に旅する友人夫婦も
東北での転勤生活8年目となり

三陸の今を感じてみたくて
三陸海岸を縦断するプランにしました!


その中でも今回のメインは
三陸復興国立公園、北の玄関口
「種差海岸」と旬のウニを満喫することニコニコ


以前から種差海岸は素晴らしいところだと聞いていて、ずっと行ってみたかったところだったので

今回は友達夫婦と一緒にガイドトレックを楽しみました音譜



広い広〜い芝生

どこまで行っても
テトラポットなどの人工物が一切ない

日本でまだこんな場所が残っていたんだ!と驚きました!

信じられないような
貴重な自然のままの海岸線が続きます


2時間コースでしたが
ボランティアガイドの柳沢さん
3時間以上もたっぷり案内してくださいました

作家の椎名誠さん
種差海岸が大のお気に入りで

こちらに来られるたびに
柳沢さんがお供されているそう!


天然の美しい芝

昔は海岸に馬が放牧されていて
馬が草を食んでいたそう

いつかここでヨガしたいな〜
気持ちいいだろうなー!!


ガイドさんと一緒にいざ出発!


神秘的な海岸線

種差海岸は
数々の名作の舞台にもなっているだけあって

足を止めて
いつまでも景色を眺めていたい…


霧が立ち込めていますが
ここはこういうお天気が多く
夏場でもひんやりしていることから
海抜ゼロメートル地帯でも
貴重な高山植物がたくさん見られるとのこと

歩きながら
景色はどんどん移り変わり
今度は美しい松林の中を通り抜け


また海へ

スカシユリがまだ少し残っていました。


歩きやすい道が続きます
道すがら見つけた高山植物を
ガイドさんが次々と紹介してくれます

かわいいコハマギク

キタノコギリソウ

ハマナス
実がいっぱい成っていました

他にもいっぱい!
春と秋が高山植物のメインシーズンですが、
夏も十分お花を楽しめました


また景色が変わり
広い広い大須賀海岸では
うみねこの会議



これはうみねこの赤ちゃん

大人になるとこんなかんじ。
カモメは足がピンクで
うみねこは足が黄色なんだって!

東山魁夷の作品「道」のモデルになった風景

彼はこの場所を何度も何度も訪れ
スケッチを重ねたそう

「遍歴の果てでもあり、また新しく始まる道でもあり、絶望と希望を織りまぜてはるかに続く一筋の道であった――遠くの丘の上の空をすこし明るくして、遠くの道がやや右上りに画面の外に消えていくようにすることによって、これから歩もうとする道という感じが強くなった」


と作品について彼は語っています。

良かったら「道」観てみてくださいね



葦毛崎展望台
ニッコウキスゲの季節が最高とのこと。


とても清々しいトレッキング

ここが今回のゴールでしたが
なんとこのトレッキングコースは
福島の相馬から続く長い長い道なんだそう



こんな北まで道が繋がっていることに嬉しくなって…感無量

名取でヨガ教室をしていて
相馬からも生徒さんが通ってくれていて

なんだか自分の中で
ここまでの道がすっと繋がった気がして

この場所に導いてくれてありがとう…と
感謝の気持ちが溢れましたキラキラ



ちょうどお昼になったので
柳沢さんオススメのお店
「波光食堂」
名物のうに丼をいただきましたよ

こちらは地元の人がよく食べるうに丼
卵でとじてあります。
とても優しいお味

こちらは生ウニ丼
甘いウニと一緒にアワビ
名物のいちご煮にも感動しました!

さすが人気のお店です
待った甲斐がありましたね



秋の夜の種差海岸で観る満月は
また格別に美しく

何時間でも佇んでいたくなる風景だそうです。


いつか行けることを夢見て…満月キラキラ



旅の続きはまたぼちぼちアップしますウインク