日本のパブリックディプロマシー | きかわだステーション~自民党衆議院議員きかわだ ひとしのブログ~

日本のパブリックディプロマシー

 自由民主党衆議院議員の黄川田仁志です。 
 本日、外務省から、日本のパブリックディプロマシーについて、説明を受け、意見交換させていただきました。

 

 パブリックディプロマシーとは、 政府と民間が連携しながら、広報や文化交流を通じて、外国の国民や世論に働きかける外交のことです。
 昨今、中国や韓国の外交筋が、日本の誤ったイメージを世界各国に発信する動きが目立ちます。たとえば、中国は、在外大使が現地メディアを通じて、安倍首相の靖国神社参拝等の批判を積極的に行っています。70以上の国に対して行われ、これまで日本とほとんど接点のない国に対しても行われています。
 また、韓国は、ポップカルチャーの発信の場であるはずのフランスで開催された国際漫画フェスティバルにおいて、慰安婦関連の漫画20本以上、動画を4本を出品しています。この出品は官主導で行われ、現地メディアを対象に被害者証言も行われた他、趙女性家族部長官も現地入りし、アピールしています。
 このような各国の動きに対して、日本の外務省は、事前情報の収集、適切な反論を行っています。日本外交といえば、ことを荒立てず、事態の収束を待つことが多かったですが、現政権になってからは、パプリックディプロマシーを強化することで、日本に対する正しい認識を広める方針を取っています。それでも、まだまだ不十分なところもありますので、より積極的な情報収集と、より一層のパプリックディプロマシーの強化を進めるよう、外務省各担当課長などにお話しさせていただきました。
 今後も継続して取り組んで参りたいと思います。