草加市から治水に関する要望 | きかわだステーション~自民党衆議院議員きかわだ ひとしのブログ~

草加市から治水に関する要望

 自民党衆議院議員の黄川田仁志です。
 昨日、私の地元である草加市から、田中市長と職員の方が国会にいらっしゃいました。
 昨年秋の台風26号による浸水被害を受け、綾瀬川の水位低減のために、国が管理している八潮排水機場の排水量を増やしてほしいという要望のためです。

 
 田中草加市長とともに国土交通省にしっかり要望書を届けました

  草加市は、地盤高が東京湾の平均海抜より約1.4~4.7m低いことから、昭和40から50年代にかけ、度重なる浸水被害を受け、国による大規模な河川改修が進められてきました。一昔前は、一度水が出てしまうと、一週間も引かないこともあったそうです。

 国は、中川・綾瀬川について、激甚対策特別緊急事業や放水路の整備、排水機場の整備、首都圏外郭放水路整備など、取り組んで参りましたが、近年多発しているゲリラ豪雨や台風のとき、一時的に浸水被害がまだ発生してしまう状況にあります。昨年の台風26号では、草加市の面積の約11.4%が浸水するという、大きな被害となりました。

 このことから、綾瀬川の急激な水位上昇に対応できるように、放水先である中川に強制的に放水するための八潮排水機場の排水機増設が求められています

 今回、この草加市からの要望について、担当しております国土交通省の坂井大臣政務官にお時間をいただき、状況をお話しさせていただきました。
 坂井政務官には、長年に渡る草加市の浸水被害についてご理解いただき、関係河川の計画に基づき、速やかに排水機を増設する旨、お約束をいただきました。

 
  田中市長はじめ草加市職員の皆様から被害状況の説明を受けました
 
 合わせて、首都圏外郭放水路の未整備区間について、その必要性と緊急性をお話しさせていただきました。

 まちづくりの最も基本的なことは、安心・安全にその地域で住民の皆さんが生活できることです。
 川に囲まれた埼玉3区(草加市・越谷市)選出の国会議員として、今後も、治水対策をライフワークとして努めてまいりたいと思います。