初めまして。当ブログ筆者のたかはしです。
ブログ記事第一弾ということで、私の自己紹介となぜ派遣社員としてトヨタ自動車東日本の工場で働くことになったのか、その経緯を紹介していきます!
今後は、トヨタ自動車東日本の仕事内容や給与、寮についてなど、記事毎にテーマを分けて紹介していきたいと思っています。
ここでは、派遣会社の待遇の違いや派遣登録をするメリット、配属前3日間にわたって行われる新人研修の内容など、トヨタ自動車東日本の期間工として働くことを検討している人が、最初に知りたいであろう情報をまとめました。
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自己紹介
私は28歳の男で、現在は夢だった飲食店を経営しています。
トヨタ自動車東日本の期間工としては組立1ラインで約2年半働きました。
当時は日総工産の派遣社員として最初の1年間は無料で寮に住んでいたので、できるだけ節約して貯金を頑張った結果、2年ほどで開業資金が貯まりました。
その後、運良く条件に合う出店先も見つかり、飲食店を開く目途が立ったため、退職しました。
当ブログを書くきっかけとなったのは、自分がトヨタの工場で働こうと思った時、給与や寮の情報など、働く前に知りたい情報がまとまっていたら、良いなと思ったからです。
これからトヨタの工場で働こうか迷っている人の参考になればと思い、ブログを書き始めました。私のように夢を目指して資金を貯めたいという方にも参考にしてもらえたら、嬉しいです。
次項で私のプロフィールと経歴についても紹介します。
プロフィール
- 名前:たかはし
- 年齢:28歳(2023年時点)
- 性別:男性
- 血液型:A型
- 趣味:旅行/グルメ
経歴
小さい頃から食べることが好きで、将来は自分の店をオープンしたいと思っていた私は、専門学校卒業と同時に調理師免許を取得し、飲食店で働き始めました。
働きながら飲食店経営等のノウハウを学び、コツコツ貯金も貯めていましたが、2020年に感染拡大した新型コロナウイルスの影響で、私が勤めていたお店も大きな打撃を受けてしまいました。
先行きの不安を感じた私は、飲食店を退職。大変な状況を目の当たりにしたので、自分の店を持つという夢も諦めかけていました。
転職しようにもコロナ禍で求人数が減っていたため、ひとまず派遣で食いつなぎ、あわよくば飲食店の開業資金を貯めよう!と考えた際に見つけたのが、トヨタの工場スタッフの求人でした。
トヨタ自動車東日本で派遣として働きながら、将来の選択肢を広げる目的で貯金を始めましたが、やはり学生時代からの飲食店を開業する夢を諦めることはできず。コロナも収束に向かい、どうせなら若いうちにチャレンジしてみたいと思い、飲食店をオープンしました。
まだまだ、繁盛店とは言えない状況ですが、飲食店開業に踏み切ったことは後悔していません!
トヨタ自動車東日本で働く方法
私が実際にトヨタ自動車東日本の工場で働くことになったきっかけを基に、トヨタ自動車東日本で働く方法を紹介します。
トヨタ自動車東日本で働こうと思ったきっかけは、あれだけ多くの会社に打撃を与えたコロナ禍でもトヨタが黒字だったことから、派遣切りにあったりすることはないだろうと考えたからです。
インターネットで「トヨタ工場 働く」等と検索したところ、色んな求人情報が出てきました。さらに自分の住んでいる地域で絞り込んで検索すると、トヨタ自動車東日本の求人にたどり着きました。
トヨタ自動車東日本に派遣スタッフを派遣している会社は、私が登録した日総工産以外にもありましたが、会社によって時給、寮費特典、入社特典等が異なるため、自分の条件にあった求人に応募しました。それがたまたま日総工産でした。
日総工産の技能社員と派遣社員はどっちがおすすめ?
トヨタ自動車東日本で働いている日総工産のスタッフは、技能社員と派遣社員がおり、私は派遣社員として働いていました。
私は飲食店の開業資金を貯めるという大きな目標があったため、トヨタ自動車東日本に長く勤めるつもりはなく、派遣であれば入社特典で寮費が1年間無料になるので、迷わず派遣社員になりました。
また、日総工産の管理者から派遣社員の方が次の仕事先も見つけやすいと言われたため、短期で稼ぎたい人には派遣社員がおすすめです。
一方、技能社員は日総工産の正社員としてトヨタ自動車東日本に派遣されるらしいのですが、寮費無料等の入社特典は適用されないみたいです。ただ、賞与や昇給があるみたいなので、安定的に働きたい人におすすめです。
派遣会社の待遇の違い
トヨタ自動車東日本で働こうと調べた際に出てきた派遣会社は日総工産、フジ技研等がありました。「トヨタ工場」で検索するともっと多くの派遣会社の求人がヒットします。
どの会社も寮完備で入社祝い金等の入社特典があり、時給や入社祝い金の金額に多少の違いはありますが、待遇に大きな違いはなかったと思います。
私の場合は派遣登録前からトヨタ自動車東日本で働きたいと思ってましたが、派遣会社に相談してから勤務先を決めたいという人は自分が働きたい地域に数多くの求人を持っているか、様々な工場の仕事を取り扱っているか等を確認し、自分の目的にあわせて選択すると良いでしょう。
日総工産を選んだ理由
派遣会社によって大きな待遇の違いがない中、私が日総工産を選んだ理由は総額100万円の入社祝い金が支給されることと、最初に対応してくれたスタッフの印象が良かったからです。
他の派遣会社の対応が悪かったというわけではありませんが、私の目標を聞いて今後の働き方等を親身になって考えてくれたため、日総工産のサポートを受ければ安心して働けると思いました。
派遣で働く上では職場の人間関係はもちろん、派遣会社の担当者との相性も重要だと思うので派遣会社スタッフの人柄も確認しておくことがおすすめです。
日総工産で派遣登録をするメリット
日総工産で派遣登録した後、トヨタ自動車東日本で働いて感じたメリットを紹介していきます。
生活面
日総工産の寮には生活するために必要なものがあるので、バック一つ(衣類・スマホ等の生活必需品のみ)で就業できるというメリットがあります。
入社特典で1年目は寮費無料であり、寮には冷蔵庫・洗濯機・布団・レンジ・コンロがあります。また、別途料金はかかりますが、自転車をレンタルすることも可能です。
手元に限られたお金しかない人でも、数日働くと給与の前渡し制度も利用できるため、お金は最低限のやりくりができる半月分ほどの生活費があれば問題ないのかなと思います。
私は金ケ崎町の寮に住んでいたのですが、日総工産は寮が複数あるようで、同僚たちはそれぞれ違うエリア(大堤南・鬼柳町など)に住んでました。
買い物をしたい時は、スーパー・コンビニ・ドラッグストアが生活圏にあるので便利です。車の無い人は入居先次第で徒歩10~15分程度かかる場合もあったみたいです。
スキル面
日総工産には自社研修施設があり、配属前に事前研修がある他、キャリアプラン等もあると、面接時に説明を受けました。
頑張り次第では日総工産の管理者になれるチャンスもあるらしいです。
特に、日総工産の派遣社員として働きながらスキルアップやキャリアアップもしていきたいという人にとって、メリットの大きい環境が整っている印象を受けました。
就業面
日総工産はトヨタ自動車東日本の工場内に構内事務所があり、就業後も何かあった際にはすぐに相談できる環境でした。
毎日タイムカードを打刻する時や弁当の注文・受け取りの際には構内事務所の横にあるプレハブへ出入りするため、ふとした時に立ち寄りやすい位置にあります。
ただ、構内事務所は狭いため、管理者と面談する際は食事時以外の空いている食堂ですることが多いです。管理者と雑談をするために構内事務所へ行くような人は私の周りにはいませんでしたが、構内事務所があるというのは、何かあった時にすぐ相談できるという安心感がありました。
3日間の新人研修
配属前に、テクニカルセンター東日本で3日間の新人研修がありました。
研修内容は以下の通りで、2日目のグループワークは、無作為にペアを作ってコミュニケーションを取り、その後全員の前でペアの他己紹介をするという内容と、数名のチームに分かれ、お題のイラストとテキストから登場人物の心情についてディスカッションを行い、その後チーム毎に意見を発表するという内容でした。
- 1日目:会社概要、ビジネスマナー、モラルなど社会人としての基礎講習を実施
- 2日目:工場勤務にあたり、安全衛生やものづくりに関しての基礎知識、自動車製造業等についてグループワークと座学を実施
- 3日目:電動ドライバーやねじ締め、塗装訓練を実施
研修の雰囲気
研修初日の午前中は管理担当主導での入社手続きから始まります。この段階では質問しづらい雰囲気がありました。そして午後から、本格的な研修がスタートします。
研修施設は廃校となった小学校の建屋を転用しているため、研修というより授業のような雰囲気でなんだか懐かしい気持ちになったのを覚えています。
講師は中年男性で、基本的に物腰は柔らかいものの、研修中に居眠りをしている人がいると怒声が飛ぶこともありました。
グループワークは道徳の授業のようで少し退屈なため、居眠りをしないように気をつけましょう。ただ、集中して受けていれば怒られることはないので安心してください。
私が研修を受けた時は喫煙者が多かったようで、休憩時間にはぞろぞろと喫煙所に向かう人が見られました。人見知りな人が多いのか、初めのうちは互いに警戒し合っていましたが、1日目の帰りのバスで皆打ち解け始めていた印象です。
筆者の個人的な研修に対する感想
今思い返してみても、この新人研修は自動車工場に配属されるための実技研修というよりは、日総工産の社員としての心構えを学ぶ座学の側面が強いと感じました。
社訓や企業理念の唱和、所属長の訓話には、さすが大企業だなと感じ入るタイミングもありましたが、日総工産の正社員を目指していたわけではない自分にとって、正直、それほど実りのある時間だったとは言えません。
しかし、研修期間も給与はしっかり支払われるので、お金をもらって知識量を増やせると考えれば結果オーライです。
また、研修施設までは寮から片道約1時間かかり、率直に遠いと思いました。
少し辛辣な感想にはなりましたが、研修中や送迎バスの車内で芽生えた友情もあったので、全てが無駄な時間だったとは思ってないです。
記事のまとめ
今回は、私の自己紹介と日総工産やトヨタ自動車東日本の岩手工場で働くことになった経緯、新人研修の内容等について紹介しました。
当時のことを思い出しながら執筆していると、皆元気かな…と懐かしくなりました。
今後も様々なテーマで記事を投稿していく予定ですので、トヨタ自動車東日本の工場や日総工産の派遣として働こうと考えている人にとって、少しでも役に立つと幸いです。