最後は「お好み焼き合戦開始!!編」です

※長文注意


では、どうぞ↓



「何か、向こうの座敷賑やかっスねー

  あれ、緑間っち全然食べてないじゃないっスか

  ほらーこげるっスよ」


「食べる気になるはずないだろう」


「えー…まだこだわりがあるんスか?

  お好み焼きだってお店の人に焼いてもらったし、

  トッピングだってバッチリでしょ?」


「お好み焼きのことはもういい」


「んじゃーなんスか」


「…黄瀬、今日何があったと思ってる」


「あぁーそうか

  まあ、負けて悔しいのは分かるっスけど

  んーほら!昨日の敵は何とやらっス!」


「負かされたのはついさっきなのだよ!

  むしろ、お前が平気そうにしている方が理解に苦しむのだよ。

  1度負けた相手だろう」


「そりゃー、当然リベンジするっスよ

  IHの舞台でね。

  次は負けねーっスよ」


「黄瀬くん…」


「ハッ!望むとこだよ」


「黄瀬…

  前と少し変わったな」


「そうっスか?」


「目が……

  変なのだよ」


「変!?

  まあ、黒子っち達とやってから前より練習はするようになったスかねぇ…

  あと、最近思うのが、海常のみんなとバスケするのがちょっと楽しいっス」


「どうも勘違いだったようだ、やはり変わってなどいない…

  戻っただけだ。三連覇する少し前にな」


「…けど、あの頃はまだ、みんなそうだったじゃないですか」


「お前らがどう変わろうが勝手だ。

  だが、俺は楽しい楽しくないでバスケはしていないのだよ」


「お前ら、マジゴチャゴチャ考えすぎなんじゃねーの?

  楽しいからやってるに決まってんだろバスケ」


「なんだと…

  何も知らんくせに知ったようなこと言わないでもらおうか」


ひゅるるる~…

グチャ☆


「うわっ!」


「お好み焼きが飛んできましたね」


「何冷静に言ってんだよ!」


「ゴメーン真ちゃんダイジョーブ?」


「…とりあえずその話はあとだ

  高尾!!俺が行くまでそこを動くな!!」


「わりーわりー…

  ってちょっ真ちゃん?

  何でお好み焼き持ってきてんの?何で振りかざ…「ふん!」ダギャー!!!」


「あーあ、緑間っちってば」


「さっきのことですけど」


「ん?」


「火神くんの言う通りです。今日試合をして思いました…

  つまらなかったらあんなに上手くなりません」


「んっ(*^▽^*)」


「だな☆」


「火神危ない!!」


「おぁ?」


ひゅー…

ぐしゃ☆


「うえぇぇ!?」


「凄い、またお好み焼きが飛んできて、振り返った火神くんの顔にヒットしました」


「黒子っちはいっつも冷静っスねぇ…」


「あむ、あむ、あむあむあむ……

  おいっ!誰だ!今投げた奴!!」


「えー?分かんなーい。

  みんな、投げまくってるし☆」


「ちょっと、みんな!いいかげんにしなさいよ!!」


「緑間てめーか!」


「ばかな。なぜ俺が」


「俺の方がお好み焼き焼くのが上手いからひがんでんだろ!!」


「なに…この俺がひがむだと!?

  誰が貴様などに!!

  ふん!」


ひゅ~……………


「す、すげぇ!3Pなみにお好み焼きが高く弧を描いて…

  飛んでいく!!」


ぐしゃ☆


「確かに凄いです。

  火神くんの頭の上にお好み焼きが見事に着地しました」


「ふん。

  この距離で俺がシュートを外すわけがないのだよ」


「って、やってくれんじゃねーか緑間!!

  黒子いくぞ!!」


「えっ、僕もですか…」


「あったりまえだろ!黒子、パス!!」


「はぁ。

  いきますよ、火神くん」


ぴょーん☆


「よーし…

  くらえ緑間!!」


バシッ☆


「うおぉー黒子のパスを火神がヘラでうった!!」


「すっげー。ちゃんと緑間に向かっていく!」


「ふん。

  それぐらい簡単に避けられるのだよ。

  ふっ!」


ぐしゃ☆


「笠松先輩!!」


「げっ!」


「ひどい…

  緑間くんが避けるからお好み焼きが笠松さんを直撃したじゃないですか」


「俺のせいっぽく言うな!!」


「笠松先輩大丈夫っスか!?

  あっ、このハンカチ使って下さいっス」


「黄瀬…」


「はい」


「やられたら…

  倍返しは基本だよな…」


「えぇ…それはちょっと…」


「キャプテンの命令だ!!いけぇー!!」


「は、はい!!」


ぴゅーん♪


「俺たちも行くぜ黒子!」


「はぁ」


ぴゅーん♪


「よーし、俺も負けないぜ!」


ぴゅーん♪


「イーグルアイはこーゆーことに使うものじゃ…」


ぴゅーん♪


「高尾!手を抜くなよ」


ぴゅーん♪


「へいへい…っと!」


ぴゅーん♪


「黄瀬!誰でもいい、動きをコピーしろ!!」


ぴゅーん♪


「そんなむちゃくちゃなっ!」


ぴゅーん♪


「で、カントクのお好み焼きはどこに!?」


ぴゅーん♪


「ちょーっともう、いいかげんにしなさい!

  お好み焼きを何だと思ってるの!?」


「確かに…

  ちょっとこの状況は良くないですよね」


「うわぁぁっ!

  く、黒子くんいつからそこに…」


「わりと前から」


「あははーそう。

  あぁーもう!何とかならないの!?これ!!」


「終わらせる方法が1つだけあります」


「へ?」


「こうすればいいんですっ!」


バシュッ☆


「な、なにぃ!?

  黒子が俺の投げたお好み焼きの軌道を変えた!?」


「軌道を変えて火神っちの口に投げ入れたっス!」


「んぐ、んぐんぐ…ぷはっ。

  完食ーって、黒子!何しやが…んぐっ!」


「また黒子が火神にパスした!」


「しかも正確に火神の口を狙っている!!」


「どーゆうつもりだ!?」


「そうかぁ!

  お好み焼きを食べ尽くせばこの不毛な争いは終わるってわけね!」


「なるほど…考えたな黒子」


バシッ☆


「あぐ」


バシッ☆


「あぐ」


バシッ☆


「あぐ」


バシッ☆


「あぐ」


「ふん。そんな終わり方…

  俺は認めないのだよっ!」


ぴゅーん♪


「そうはさせません!」


バシッ☆


「な、何!?」


「突然現れた黒子っちが緑間っちのお好み焼きの軌道を変えた!?」


「あぐ!あぐ!あぐ!」


「今のはミスディレクション…」


「黒子はマジで全てのお好み焼きを火神へと仲介する気だ!!」


「ミスディレクションまで使われたら、どこからパスカットされるか分からないじゃん!」


「どこまでも本気だな、黒子…」


「つか、この狭い空間で人知れず移動する黒子が怖い!!」


「え。」


「だからどうしたと言うのだよ。高尾!!」


「よっしゃー!黒子封じは俺に任せろ!!」


「黄瀬!!俺たちも負けるわけにはいかないぞ」


「はぁ…勝ち負けってあるんスか?」


「黒子にお好み焼きをとられるなぁ!!」


「もーう。何なのこれぇ…」


「ブハッ、黒子!人の話を聞け!!」


「はい」


「おっ、お、おう。やけに素直じゃねーか」


「ちょうどお好み焼きが無くなったので」


「え?そーなのか」


「なんてやつだ…

  あれだけあったお好み焼きを全て食いつくしたのだよ…」


「胃袋…

  ブラックホールじゃねーの?」


「っち。ここまでか…」


「いやぁ、ここまでで良かったっスよ」


「何だ、もう少し食えるのになー

  ん?ん!な、何だこれ!?は、腹が…」


「火神くん、大丈夫ですか?

  顔が真っ青…

  いえ、赤く…

  いえ、黒くなってます」


「ぐはっ!……」


バッターン☆


「火神くん?どうしたんですか?」


「まったく、

  あれだけお好み焼きを食べたら、お腹も痛くなるわよ!

  少しそこで休みなさい!!

  ほーらみんなもー!バカな勝負は終わり!!

  雨がやむまでは静かにしててよ!」


「は~い…」


「やれやれ…」


「キャプテン」


「ん?うわぁぁぁ!!

  黒子、いつからそこに」


「今ですけど。

  それより、火神くん気を失ってるみたいなんですけど」


「は?気を失ってる?」


「まさか、あれを…」


「あれ?ああっ!!」


「何か心当たりが?」


「ああ、いや…まあ、なんつーか…

  あれだな、やっぱり一番強いのはカントクって話だよ」



終わり☆




はい、これで全部です!

耳コピなので多少違うかもしれないですが…


書いて思ったこと…

PC打つのえらっ((>д<))


聴きながら打ってまた戻って聴きなおして…

けっこう大変でした(笑)

けど超楽しかったです♪



part1から最後まで読んでくれた方凄いです!

こんな長い記事を読んでくれるなんて…

そんなあなたにI respect you☆



最後なのでHSさんの背番号にちなんでbest10にします♪

…いや、3つにしぼれなかったとかそんなんじゃ全然、まったくないですよ!

では↓


-好きなセリフbest310-


第1位  何でお好み焼き持ってきてんの?何で振りかざ…ダギャー!!!

第2位  ゴメーン真ちゃんダイジョーブ?

第3位  胃袋…ブラックホールじゃねーの?

第4位  よっしゃー!黒子封じは俺に任せろ!!

第5位  へいへい…っと!

第6位  な、なにぃ!?

第7位  どーゆうつもりだ!?

第8位  笠松先輩!!

第9位  やられたら…倍返しは基本だよな…

第10位 そんなむちゃくちゃなっ!


-次点-

ばかな。なぜ俺が←このとこヤバかったです/////

             小野Dボイスが…(///∇//)



best10なのに次点まであると言う(笑)

今回は高尾だけじゃなく笠松先輩と黄瀬と緑間もランクインしました!


…まあ相変わらず上位は高尾が占めていますけど☆



第1位の「何でお好み焼き持ってきてんの?何で振りかざ…ダギャー!!!」

がもうヤバいです!!


可愛すぎて…

緑間への聴き方が(〃∇〃)


耳から離れません!!



明日はpart1~part4までを全部一緒にした超長いまとめを出します(笑)

一気に見たい方向けです☆


まあ、見る人確実にいないでしょうが(笑)




ではでは(*^o^*)/~