今回は「キャプテンとは…&高尾死す!?編」です

※長文注意!!


では、どうぞ↓



「ちょっと日向くん!何か話題ー」


「話題って、何で」


「このテーブルだけ変な沈黙続いちゃってるじゃない!」


「そりゃそーだろ。笠松と高尾とカントクと俺で何話すんだよ」


「共通の話題くらいあるでしょ!

  いいかげん気まずいのよ」


「そーゆわれても……

  ああー…えー…んー……」


「何それ、おっさんのスピーチ」


「ちげーよ!あとっ、じゃあ笠松さん」


「お?」


「あーその…

  キャプテンとして気を付けてることって…あるんすか?」


「唐突だな…」


「まあ、なんとなく…せっかくだしーみたいな?」


「んー…でも、キャプテンかぁ…

  チームによって違うだろうけど、メンバーにはやりたいことをやらせて

  でも最終的に統率をとって勝つこと……だろうな」


「やりたいことをやらせる…」


「チームのバランスをとるってことだよ

  特に今年、ウチは黄瀬が入ったから」


「ああ…キセキの世代が入るとねぇ」


「キセキの世代の名はだてじゃない。

  等質するプレイヤーはチームの薬にも毒にもなる。

  そこのバランスをちゃんととることが大事だと思ってた。」


「ん…?思ってた?」


「最近、ちょっと変わってきたんだよ、黄瀬のやつ」


「えっ?」


「ちょっとづつだけどな。

  で、そういうとこ、秀徳はどうなんだ?」


「あれ?そこでこっちに話振ります?」


「キセキの世代を獲得したのはそっちも同じだろ。

  色々大変なんじゃないのか?」


「まあ、そうっすね。緑間は協調性ゼロだし」


「あーそれは、今日の試合でよく分かった。」


「でも、実際アイツが凄いことは皆知ってるから

  キャプテンがバシッとまとめてる感じっすかね」


「キャプテンの統率力か…」


「ああ、あとウチの場合は監督が緑間のかじ取りしてるかも

  わがままは1日3回まで…とか」


「わがままって」


「監督によるかじ取り…」


ジュ―☆


「えっ?あれっ?カ、カントクー?おい、何やってんの」


「あー、あたしのことは気にしないで

  真面目トーク続けてーお好み焼きは焼いとくからー☆」


「や、焼いとくから!?」


「こーゆー他校との情報交換って大事よー

  じゃんじゃんやって!

  お好み焼きはあたしに任せておけば大丈夫だから!!」


「一番大丈夫じゃない!」


「よーしもう食べても良さそーよー

  さ、召し上がれ❤」


「あの、カントクー」


「いやー悪いっすねーカントクさんに焼かせちゃってー

  いっただっきまーす☆」


「ちょっ!高尾!!」


「あむ!

  んー、やっぱ女の子に焼いてもらうと…………ん!?」


「おい、どうした?高尾。」


「んーー!!」


「顔が青く…

  いや、赤く…

  はっ!黒くなった!」


「はぁ…………」


バッターン☆


「ええっ!?おい!大丈夫か!?

  何で倒れるんだよ!」


「えっ?何?どうしたの?のどに詰まった?」


「カントク、店の人に飲み物の追加、頼んで来て!

  ウーロン茶2つ!大至急!!」


「えぇ?あ、う、うん。分かった!」


「日向、追加注文するなら…

  あれ、何で高尾が倒れてんの?」


「伊月…ヤバいことになった…

  カントクがお好み焼きを焼いちまった!」


「なっ!?それはまずいな…

  不味いだけにまずいな、

  …ちなみに今のは味覚の不味いと状況的なまずいをかけて…」


「ダジャレはいらねーから!!」


「おい、どーゆー意味だ?」


「うちのカントクすっごい料理下手なんです」


「料理下手って、お好み焼きは焼くだけだろ?」


「その状況でもキセキを起こしちまうのが料理下手の凄いところなんだ」


「とんでもないキセキだな…」


「で、どーすんだ?カントクのお好み焼き」


「食べる。」


「正気か日向!?」


「ああ、だって、カントクちょーこっち見てるし!

  わざと遠ざけたのに!!」


「えっ…」


「じーーーーーーーーー| 壁 |д・)」


「見てるな…

  期待っつーか、監視的に…」


「しかし、人が失神する程のお好み焼きを食べる気には…」


「大丈夫、俺に策がある…

  おいっ!!コガー」


「何ー?」


「ちょっと、来てくれ」


「何か用?日向」


「この、お好み焼き食べないか?

  俺たちもう、かなり腹一杯なんだ…」


「いーの!?いるいるー♪」


「押しつけた!」


「キャプテンには時として残酷な判断を下さねばならんこともあるからな。」


「じゃあ、お前んとこのテーブルに持ってってくれ!

  出来るだけ急いで!!」


「お?分かった。ちょい、ヘラかして。」


「ああ。ほら、この皿も使っていいぞ」


「いらないよーそんなの

  ヘラがあればじゅーぶん。」


「いらないって、どうやって持ってくんだ?」


「それはねーこうやって…

  お好み焼きの下にヘラを入れて…

  水戸部ー!行っくよー!!」


「えっ!?おいっ!」


「どぉぉっりゃっ!!」


「お好み焼きを投げた!?」


「バカ!2つ隣のテーブルに投げるなんて何考えてんだ!!」


「へーきへーき♪だって水戸部だし☆」


「答えになってない!!」


キラン☆

ッバ!


「なっ!?何だ今の」


「さすが水戸部…

  飛んできたお好み焼きをヘラで見事に受けて鉄板に着地させるとは」


「水戸部はこれくらい朝飯前だよ♪

  じゃ、ありがとねー日向」


「ちょっとちょっと今の何?

  お好み焼き投げるなんて危ないじゃない!」


「いや、俺は止めたんだが小金井が」


「もー止めてよねそーゆーこと。

  あと、はいこれ、ウーロン茶。」


「あ、ああ。悪いな」


「ちょっと日向ー!!」


「どーしたーコガー?」


「なんてもんくれるんだよ!1口食べたらつっちー倒れちゃったじゃんかー!」


「倒れた!?何でー?」


「ば、ばかっ!コガ!!」


「これ、返すからー!!」


ぴゅーん…


「えぇぇぇぇーー!?」


「まずい!鉄板じゃなく高尾に落ちる!!」


「はっ!

  シャキーン☆

  バッ!

  ジュー…」


「す、凄い!なに今の!?

  飛んできたお好み焼きを高尾くんがヘラで受け止めて

  鉄板に見事着地させた!!」


「すっげー!!」


「はぁ…

  間一髪…」


「高尾、気がついたんだな。」


「なんか、身の危険を感じて…」


「でも、今の凄かったな…

  目を覚ましたかと思ったら的確にお好み焼きをキャッチして受け流してた…」


「俺もホークアイがこんなところで役に立つとは思わなかったわ…」


「伊月ー!!」


「どうしたコガ?」


「お前も空中でお好み焼きキャッチして見せてよ♪」


「ちょっ!何言い出すの、小金井くん」


「ホークアイに出来たんなら、イーグルアイでもきっと出来るよ!」


「どーゆー理屈だよ!」


「いーからいーから♪

  行っくよー!」


「ばか!やめろ!!」


「ちょ、まっ!!」


「うりゃぁぁぁぁぁ!!」


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



つづく…



はい。

今回はここまでです♪



高尾と笠松先輩の会話…

き、聞いてるだけで耳が…////


萌え死にます(///∇//)

もう悔いはありません(笑)



-好きなセリフbest3-

第1位 はっ!シャキーン☆バッ!ジュー…

第2位 あれ?そこでこっちに話振ります?

第3位 俺もホークアイがこんなところで役に立つとは思わなかったわ…


-次点-

わがままは1日3回まで…とか←この”とか”の言い方が❤



第1位の「はっ!シャキーン☆バッ!ジュー…」がもうヤバいです!!

可愛すぎて、カッコよ過ぎて…/////


そこだけリピートしまくってました(笑)



っていうかもう好きなセリフっていうよりボイスって言うか、

そもそも私の好きなってきたら全部高尾づくしになっちゃいますよね…


次回も全部高尾になること間違いなし!!



次回は「お好み焼き合戦開始!!」です(笑)

次回で最終回にします(*^▽^*)


誠凛vs海常vs秀徳の戦いがもう…////

超面白かったです!

っていうか、萌え死にました…



ではでは(*^o^*)/~