なんとなく日本全体が「日本は衰退国でもうダメ」みたいな空気がたくさんある中
長期的に経済面だけ見ればASEAN諸国や中東、インドには敵わないと思っていましたが
ハワイ在住のお客さんが日本へ一時帰国したときにいろいろ話しを聞いたりしますと
日本は、オワコンではなく日本はリニューアルしていくという見方に変わってきました。
報道では日本は右肩下がり給料は日本だけ上がっていない円安で国力低下みたいな
悲観的なことばかりにフォーカスするので日本人全体としては停滞感が強いのですが
世界の超富裕層や世界的な投資会社は日本が超有望な投資先として続々と投資してきています。
昨年世界一の投資家ウォーレンバフェットが日本の商社株を爆買いしたことで知られましたが
バフェットだけではありません。
世界的な機関投資家や企業も続々と日本への投資を増やしています。
世界一の半導体企業TSMCは熊本に巨大工場を建設中ですし
世界大手の米エクイニクスは東京大阪にデーターセンター投資。
amazonも昨年日本に1.2兆円投資をしています。
またトヨタは過去最高の利益を上げ、上場企業は絶好調で
日経平均は年初来高値更新目前で来年以降は
積立NISA拡充もあり、バブル期の最高値も抜いていくかもしれません。
この背景に３つの理由があると思います。
１、円安ドル高による日本の割安感
２、地政学力学の変化
３、周辺国の急成長による「憧れの地 日本」
超シンプルに言えば世界の視点は「中国はバブル崩壊したし 日本は相対的に割安になったし
今後 中国、ASEAN、インドが成長してくると日本への恩恵は相当大きいよね」
ということです。
その最有望産業はやはり「観光」です。
日本オワコンだと思っているのは日本人だけで
世界から見れば世界一治安がよく（日本のパスポートは世界最強です）
世界一食がバラエティー豊かで美味しく（東京はミシュランガイド星店が世界一多いです）
四季があり、エンタメ、アミューズメントなどコンテンツが豊富で清潔で親切などなど
世界で行ってみたい国ランキングでも１位。
暮らしてみたい国ランキングでも４位。
世界No1youtuberが日本に移住したことでもニュースになりましたねと
実は「憧れの国」だそうです。
ですので日本は経済成長の国から「文化・観光国 」にリニューアルしつつあります。
その将来性を見ている外資系はニセコを世界的なスキーリゾートへと変貌させましたし
次は白馬や妙高にもシンガポール系の資本が大規模な再開発を始めました。
沖縄には超高級ホテルを続々と建築中ですし
京都・箱根も外資が大規模な投資をしています。
何より東京の外資最高級ホテルの進出ラッシュはすごくて世界屈指の５つ星ホテル乱立都市です。
フォーシーズンズやエディションそしてブルガリホテルなど１泊３５万から２００万みたいな価格帯のホテルが次々とオープンし
先日は麻布台ヒルズがオープンし高層階にはアマンが運営するレジデンスで200億円です
低層界には姉妹ブランドのジャヌ東京が入っています。
また、東京の地下鉄は世界一ですし
沖縄はハワイみたいなリゾート
ニセコや白馬はカナダのウィスラーやスイスのサンモリッツのようなスキーリゾート
京都や大阪はパリのような個性的で美食な街のようなイメージのようだそうです。
経済成長率だけを見ればASEANが有望には見えますが文化や生活インフラは厳しいですし
アメリカのように所得は高くても生活費もバカ高くて実質的な豊かさが感じられなかったり
移住した人が後でやっぱり日本って暮らしやすいんだな～と気づくと話すことが多いですが
メディアに洗脳されて、私も含め、日本人本人が一番気づいていないのかもしれません。
私たちは世界の人たちが憧れる国で毎日暮らしている幸せな民なのです