という書籍が多く見られますね、最近。
そういう相談もよく受けますが、
残念なことに商品の強みとかはそっちのけで、
ユーモアさやインパクトでなんとかしたい
そんな要望が多いのも事実。
当然のようにすべてのクリエイティブは
広告効果を出すためにあるのですが、
DMにおいて、クリエイティブの占める%は…
なんと10%。ランキングでは四番目となります。
DMを企画するには、「5・2・2・1の法則」というのがありまして、
5がセグメント、どのリストに送るか、
2がタイミング、2がオファーで、1がクリエイティブとなる。
つまり、どんなに優れたコピーだったとしても、
残り9割の設計が不足だったら、意味はない。
「興味がない」「内容に惹かれない」など
ターゲットとズレている、CT不整合による理由が上位を占めている。
詳しくは3月14日の今月のワークショップ
(失敗しないコピーライティング)で掘り下げますが、
10倍売れるDMのコピーの書き方という本を読む前に、
ぜひこうした事実があること、覚えておいてください。
残り9割がうまく設計できれば、
コピーはそれを素直に、無理なく伝えればいい。
おもしろいのは次のようなデータですね。
切手を貼ったDMへの好感度。
料金前払い郵便と比較している。
「差出人の気配り・センスを感じる」「DMに興味を持つ」などが
高いポイントを示しています。
開封率を高めるのなら、
むしろ、こうしたところに着目すべきかもしれませんね。
マスメディアが市場シェアを落とす中で、
ここ数年、予算が増加してきたDM(最新データでは少し減少)。
ターゲットからコンセプトへ。
企画の学校でもお伝えしている
「顧客目線のコンセプトの方が成功率が高い」
ことを物語る代表的なツールです。