エイトマンのお仕事帳
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サッカー宮本選手

NHKサンデースポーツでキャスターを務める与田さん。

WBCではブルペンコーチを務めていました。

なかなか好感が持てる人です。


この人の魅力は人並みはずれた肩幅だけではありません。

現役時代は魂のこもったピッチングをしていました。

まさに身を削ったプレーがたたり、活躍できた期間は長くありません。

しかし、亡くなった津田さん、そして郭源治さんなどとともに、

全力投球の姿がまぶたの裏にすぐに浮かぶ投手のひとりです。


その与田さんが、今夜(4月19日)の放送でサッカー初取材に挑戦していました。

インタビューの相手は宮本恒靖選手。

若いときから色々なチームでキャプテンを経験してきた宮本さん。

最後に「リーダーに求められるのは何か」と問われ、答えた一言は


「人間力」


でした。


「さすが!その通りだ!」と思わずテレビに向かって叫んでしまいました。

このブログでも企画部門のスタッフとして必要なのは人間力だと言ってきました。

「人から頼られる資質」とは、スポーツの分野でも同じだったのです。


施設とか仕組みを作ることも大切。

でも、最後はやっぱり人としての魅力なのですね。

改めて肝に銘じたいと思います。


あとだしジャンケン

ジャンケンポン!

相手がパーを出したのを見てからチョキを出す。

あとだしはルール違反です。


仕事でも「あとだしジャンケン」という表現をときどき耳にします。

企画部門で特に問題となりやすいのは、ルールのすき間を突くようなアクションへの

対応ではないでしょうか。


分かりやすい例として、江川の「空白の一日」事件があります。

ルールのすき間を突いて、ドラフト会議の前日に契約を結んだ巨人と江川。


これがパーだとすると、コミッショナーが「認めない」と言ったのがチョキ。

これを、「あとだし」と解釈することができます。


パーがルールに違反していない(と解釈できる)以上、パーが出てから禁止するのは、

実はチョキのあどだしのほうがルール違反と言われてもおかしくない。


空白に一日(パー)については、「普通ならそんなことやらないでしょ。ズルイよ」というのが

当時の世論の大勢だったのでしょう。そして、それがコミッショナーの決断にも

大きく影響したことでしょう。世論にはそのような力もあります。


でも、コトが起こったあとに感覚に頼る議論をすることは、ルールを設計する人たち

企画部門)には許されません。


やっかいなすき間が生まれないように、そして読む人によって解釈が分かれないように

ルールを設計し、分かりやすい説明書を作り、誰もがすぐに見られるようにしておく、

ということが企画部門の大きな役割のひとつではないでしょうか。


とはいえ、現実の世界ではどうしてもすき間は生じます。解釈も時には分かれます。

最初から満点を取ることはできません。大切なのは、解釈の問題が生じたら、以後は問題に

ならないように直しておく、この積み重ねです。


更に、ルールを決める前に、関係者(いわゆる世論も含め)の意見を聞くことに努めておけば、

対話が生まれ、信頼が育つのではないでしょうか。


なぜこのようなつまらない正論をここに書くのか?


それは、ルール設計の責任者である企画部門の人間が、その責任を果たさないばかりか、

みずからあとだしジャンケンでチョキを出す場面をよく目にしてきたからです。

当事者でなくても、このような場面を見ると、見苦しく感じます。


まして、日頃の対話すらきちんとなされていなかったとなると、関係者との距離は開くばかり。

「何にもやってないくせにエラそーに」という不満を招くだけです。

このように思われる企画部門が、果たしてきちんと機能しているといえるでしょうか?


誤解のないように言っておきます。何でもかんでも認めよ、ということではありません。

「パーはダメ」という判断が適切である場合はよくあります。


問題は、その判断を前もっておこない、「見える化」すること、漏れがあったらすぐに

直しておくこと、そして日頃から信頼関係を築いておくこと、ではないでしょうか。


企画部門は最高裁判所ではありません。

前もってルール違反を防ぐ仕組みを考える部署のはずです。

気をつけたいものですね。

Raja Hindustani

脚本・監督:Dharmesh Darshan、主演:Aamir Khan、Karishma Kapoor。


読書ではないので、厳密には「映画鑑賞メモ」。

標題の映画のDVDを、インド好きのグルから借りました。


僕がインド映画と出会ったのはカナダに住んでいたとき。

ボリウッド映画をテレビで目にして、虜になってしまいました。

カナダにはインドからの移民も多いのです。

ハリウッドとボンベイ(ムンバイ)を掛けた造語がボリウッド。

世界のどこよりも多くの映画が作り続けられています。

カナダで知り合ったムンバイ出身の友人によると、

インドでは映画館の料金も安く、

映画が圧倒的に人気のある大衆娯楽だそう。


僕のボリウッド映画へのちょっとした関心をグルに伝えました。

そして、2000年頃からのハイテク映像・音響よりは、

90年代くらいまでの「古き良き時代」の映画のほうが好きだとも。


すると、グルが自ら所有しているDVDを貸してくれることに。

「カナダを離れてから数年ぶりなのでリハビリに向いたものを」

という僕のリクエストに応えて、この教材を選んでくれました。


まさに古き良き時代の作品!

会話してるといきなり風呂場のようなエコーで歌いはじめる!

そして突然みんなで踊りはじめる!

殴り合いの音。あ~っ、70年代の刑事ドラマだ!太陽にほえろ!

カミナリの音。なんというタイミング!

本当にワクワクしてしまいます。


申し訳ないけど、物語はありきたりの身分を超えた恋。

しかも3時間弱の長編。

それでも、飽きる間もなく最後までのめりこみました。


できればあまりハイテクにならないでほしい。ボリウッドには。

勝手な望みとは知りながら。


Q and A

インドに詳しい知人がいます。

僕はその人を「グル」と呼んでいます。

グルから色々な教材を借りて修行しています。


『スラムドッグ$ミリオネア』という映画が4月に公開されます。

先日のアカデミー賞で話題になりました。

グルは原作がお勧めと言って貸してくれました。

小説の邦題は『ぼくと1ルピーの神様』。

ヴィカス・スワラップ(Vikas Swarup)原作。2005年発刊。

グルから借りたのは2009年2月に出たばかりの文庫版(講談社)。


ゆっくり読もうと思ったけど不可能!

本当にすばらしい作品。


著者はインド人外交官。

小説は副業で、これは初めて出した小説。

才能とは恐ろしい。

仕掛けは明らかにフィクションで心地よいハッピーエンド。

でも、ちりばめられた貧困・売春・強盗などはずっしり重い。


そのような感想をグルに伝えると、更なる教えが。

映画のヒットで負のイメージが広まることに、

インド国内で論争があったとか。

インド在住の日本人のブログも盛り上がっているようです。


小説の原題を見たところ、『Q and A』でした。

クイズ番組が仕掛けの中心にあるからでしょう。


僕が思い出したのは、昔のある上司。

検討事項について決めてもらおうと、部下たちがお伺いを立てる。

しかし、返ってくるのは質問ばかり。

部下が質問。上司が逆質問。

この繰り返しが延々。

いつまでたっても決まらない。


押し付けばかりも嫌だけど、最後は上の人が決めてくれ!

僕は心の中で笑うしかありませんでした。

出口のない議論。終わりのない検討。


これって、Q and A じゃなくて 「Q and Q」 !?


その話し方がクレームを生む

『その話し方がクレームを生む』(小林作都子著、日本経済新聞社)の刺激的な書名が

図書館で目に留まり読みました。


どうすればお客さんが気持ちよく感じるような応対をできるか、について著者が自ら接客業で

働いた経験を生かして述べている本です。極めてネガティブに響く書名だし、実際「失敗例」が

多数紹介されています。しかし、基本的な著者の姿勢はきわめてポジティブです。


企画部門の人も目を通す価値のある本です。

なぜなら、企画部門も内部・外部に「お客さん」を持つ一種のサービス業であり、

応対の仕方が結果に大きく影響するからです。


著者の調査によると、応対者に対して一般の人が最も期待するのは「人の話を聞く態度」

「責任ある態度」「仕事に関する知識の豊かさ」の3つ。


「成功」の一つの実例を引用しましょう。


NPOの設立届を出しに税務署へ行きました。私は税務や会計のことを何ひとつ知らないため、

とても不安でした。しかし担当の若い男性は、1時間以上、私の素人質問へにこやかで丁寧に

答えてくれました。そして今後への親切なアドバイスもくれました。はじめの不安はすっかり消え、

理解できたことで心が軽くなりました。うれしくて帰るときに『ありがとうございました』と言うと、

彼はにっこりして『がんばってください』と答えてくれました。税務署でこんなに優しく親切な応対と

励ましをもらうとは意外で、うれしかったです。」


これって、研究機関の企画部門に対して期待される応対と似ていないでしょうか?

研究者が新しい研究を構想しているとき、研究費を獲得しようとしているとき、施設を作りたい

ときなど、どうやって進めていけばよいのか勝手が分からないことがあります。

そんなとき、企画部門に相談してどのような応対を受けるか、どのように背中を押してもらうかに

よって、その後の成果が変わることもあるでしょう。


丁寧に応対してもらったら、企画部門に対する印象もよくなり、次に同じようなことがあったら

また相談しようと考えるでしょう。逆に企画部門からその研究者に協力を求める際にも、

快く一肌脱いでくれるでしょう。


粗末な応対を受けたらどうでしょうか。すべて反対の流れになります。


ここで誤解を避けておくべきなのは、丁寧な応対をすることは、すべての要求に応えることと

同じではないということです。


問題なのは、できないこと(例えば「手続きを代わりにすべてやってくれ」という要望)や、

制止しなければならないこと(例えば研究費の使い方が不正になるような方法)であっても、

うまく伝えれば理解と満足感を持ってもらいやすいということです。


ノーが答えでも、その応対がしっかりしていれば信頼関係を損なうどころかかえって強化

することすらあります。


ここでも結局最後は人間力が生命線です。


クレームを生み出さない応対、そして、もし生んでしまったら、そのクレームから学んで次に

向けて改善しようとする態度。常に意識したいものです。深いですね。

キカクにも白石さん?

3年くらい前に話題になった『生協の白石さん』(講談社)を

たまたま図書館で見つけ、初めて読んでみました。


誠実さとユーモア、その絶妙のさじ加減が人の心を惹きつけるのですね。

企画部門の仕事にも共通すると感じました。


ただし、人間力が求められますね。

となると、人間力の低い自分のような者にはできないことでしょうか?


いいえ、そんなことはありません。

白石さんの上司が本の末尾の寄稿でヒントを教えてくれています。


 「白石さんのようにセンスある言い回しや変化球を使って回答することは

  難しいけれども、“君のメッセージは受け止めたよ”と返してあげることは

  誰にでもできるのではないだろうか」


よかったー! できることがあるんだ。

あっ、でもそれも結局は人間力の問題ですね。


とにかく、春風のような軽くさわやかな読後感を楽しめました。


カードを模したレイアウトが効果的です。

白石さん本人や他の何人かの解説、それに大学や生協の写真なども適度な

味付けをしています。派手さはないけど全体としてうまく仕上がっている本と

感じました・・・なんて書評ぶっている自分を恥じつつも、褒めたかったので

褒めさせてください

誇り高き黒子たれ!

「管理部門」という言葉をよく聞きます。

ウチの研究所の場合、企画部門・総務部門・情報(コンピューター)部門の

3つを指します。つまり、「研究部門」の対語としての管理部門。


ところで、「管理」とはそもそもどのような意味でしょうか。

身の周りでは、マンションの管理人、ブログの管理人など、色々な使い方を

されていますね。英語だとManagementというのが最も一般的な訳語でしょう。


問題なのは、日本語の「管理」も英語のManagementも、様々な目線で

使われることです。「上から監督する」のようなニュアンスの使い方もあれば、

「横または下から支える」の使い方もあります。


プロ野球チームの監督はManagerと呼ばれます。明らかに「上に立つ人」

ですね。一方、芸能人のマネージャーは「支える人」ですね。


研究所の管理部門はどちらでしょう? 僕は、いわゆる管理部門のスタッフ

自身が「上に立つ人」であるかのように錯覚することは論外と思います。

更に、そのように受け取られるかもしれない呼ばれ方は自ら避けるべきとも

思います。


なので、管理部門という呼び方が最適と思えません。

では何と呼んだらよいか? それは、ズバリ・・・


支援部門」


自分たちの役割を卑下するわけでは決してありません。


ここで「黒子(くろこ)」の例えを使うと分かりやすくなります。

研究機関の活動を演劇に例えると、役者は研究者です。

観客は役者を観るためにお金を払って劇場にきます。


しかし、役者だけで舞台は成り立ちません。

大道具、小道具、美術、衣装、照明、音響、・・・。

観客の目に触れない舞台の裏で、様々な黒子たちが活躍します。

役者と黒子が一体となって初めて完成するのです。


この黒子こそ研究所の支援部門の役割です。

それ以上でも以下でもない。


一流の役者も、玄人の観客も、黒子(支援部門)の大切さはしっかり

分かっています。それに、もし理解されなくても、黒子は黒子なりの誇りを

胸に秘めて技を磨けばよいですよね。


空しいキレイゴトと笑われそう・・・。でも、たまにはこの初心を振り返りたい。

日々の仕事に流されるうちに「上から目線」になったり、逆に卑屈になったり

しないように。


尊敬するYK先輩(KYではない)も以上のような考えを持っています。

なので、少なくとも一人だけの意見ではありません。

他にも仲間はいるでしょうか?


ありゃ、ジョン・レノンのイマジンのような結びになっちゃった!

東京茨城空港!?

2010年開港予定の茨城空港。

その英語名称を茨城県の知事が発表。それは・・・


Tokyo Metropolitan Ibaraki Airport


なんじゃそりゃ~っ!


成田空港(千葉県)の新東京国際空港ですら既にズルだが、

茨城の空港に東京を付けるのは完全な偽装表示だろ!


外国人の利用客確保が目的とのこと。

そのような小手先の技は、長い目で見ると逆効果になるのでは?

まずはやってみっぺ

構想×年、挫折△回を経たいま、満を持して(?)このサイトを立ち上げます。

その名は「エイトマンのお仕事帳」。

どうなるか分かりませんが、まずはやってみよう!


テーマの「1.5人言」の意味?

「基本的に独り言。でも実は他の人にも聞いてほしいと無意識に思ってるつぶやき」


職場や家庭で無意識にそのようなつぶやきをしてしまうことってありませんか?