フォトショップはプロもアマも一緒 | キカイダーマンのブログ

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キカイダーREBOOTの上映に便乗して呼ばれてないのに大復活!

カメラや録音機器など、
プロが使うハードウェアは
機材のスペックもさることながら、
光のコントロール、
音場の捉え方など、
その他の要素の方が
結果の多くを占める。

SN比だったり周波数特性だったり
機材のスペック自体は
世界を取り込む入り口として
あくまでプロのスタートラインで、
そこから先は全て人の力である。

フォトショップなど0から生み出せ、
密閉で完結できる空間はどうだろうか。

標準のテクスチャや強力なエフェクトは
アマチュアでも簡単に使いこなせる。
書き出しも圧縮も自在だ。

しかしこれも同様に
単なるツールでしかなく、
使い方やセンスで
仕上がりは雲泥の差である。

今やプロ機材と同じもので
印刷物などの作品を作ることが可能だが、
作品のレベルは上がれど、
そこにオリジナリティを見出す
そんな作業は行われているだろうか。

無難に完成することは容易だが、
それはまたみな出来ることでもある。

人の力は
どこでどう使うべきなのか、
あまり考えてはないのではないか。

あたりが良いモノを作ることが
自分のやりたいことではないはずで。

自分を通して
機材やソフトの凄さを語る、
そんな作品は評価されないだろう、
と思ってたら全然違って、
誰もが、
無難で想像の範囲を超えない
優等生的な作品を望んでいる。

それが創作と呼ばれる世界に蔓延している。
二次創作にしてもそうで。

突飛なことと思われそうな
想定内の突飛なことは
予定調和と呼ばれるもので。

不良が型にはまりたくないと
リーゼントにボンタンを履いてしまう
非常に稚拙な世界観と似ている。

通りすがりのお客ごときに
これだよ、こーこなくちゃ、
そう言われたらゼロ点である。

創作の会場ではなく、
早いとこポップスとして
商売を始めた方が正解だ。

オマエに何がわかるとばかりに
創作し続ける素敵さを持ちたいものだ。