士業、経営者による女性ばかりの交流会に参加しています。交流会は月に1度で、会場は8割がた、うちのレンタルスペースを使っていただいています。
今年度に入ってからは、毎回、幹事回り持ちで、担当回の企画を考えることになりました。
私が当番だった今月は、母の同級生の女流講談師「天神堂甲梅」さんをお招きし、講談を演じていただきました。
皆さん、講談って聴かれたことあります?
実は私も聴いたことがなくて、落語との違いもわかっていませんでした。
落語の登場人物というとちょっとウッカリとぼけた人が多いと思うんですが、
講談のほうは、もっと多彩。歴史や物語のかっこいい人物が登場して、ワクワクどきどきハラハラの連続です。
今回聴いた「碁石」というのは、金貸しと、借金のカタにとられそうになった娘おきぬちゃんの知恵比べです。
金貸しの声、若い娘の声など何役も演じ分け、緊迫感たっぷりに情景が目に浮かぶように語り、ぐいぐい引き込まれます。
7月16日(月・祝)の「旭堂南陵講談塾夏の発表会」で甲梅さんの「碁石」が聞けるそうです。
(千日亭 千日前上方ビル3階、入場チケット代1000円、開場10:30、開演10:45。甲梅さんは15時以降の出演)
甲梅さんはアマチュアですが、ご一門のプロの方の公演も8月5日(日)、心斎橋の大丸心斎橋劇場(北館14階)であるそうです。