見た直後は、主人公の少年が、周りに親切した挙句に死んでしまうという救いのない結末にビックリしたのですが、だんだんジワジワと、生死を超え、人に影響を与えることの大きさについて考えさせられるようになってきました。映画の存在感が自分の中で熟成してきました
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/178.gif)
ペイフォワードを教えてくれた夫の後輩(ごく近所に住んでるんですが)が他にもオススメしてくれたのが、「ルディ」という映画です。
1993年にアメリカで公開された映画で、実話を元にしています。
失読症で勉強のできない主人公が、困難を乗り越え、幼いころからの憧れであるノートルダム大学でのフットボールの選手になる夢を実現するというお話です。
穏やかな映画音楽。フットボールチームのチームカラー・青と黄土色を使った美しい画面。70年代の雰囲気を美しく再現しています。美的、静か、それなのにスポーツものという、ちょっと他にない映画です。大学という文化が地域の人に愛され、伝統に敬意が払われ、重んじられているということにも、日本との文化差を感じました。
夫の後輩が勧めてくれた映画はどちらも、アツイ思いで夢を実現するという実話モノでした。
じゃぁ、私のオススメは? というと、 「うーん よくできてるなぁ」 という緻密な構成の映画が好きです。好きな監督も特に見つかっておらず、強いていえば、原作が小説の文芸モノをよく見ます。映画通というわけでは全然ないんですが、
以前ブログでも書いた「アメリカンビューティー」
寓話的で、最後の突き抜け感が忘れられない、ユーゴスラビアの激動を描いた「アンダーグラウンド」 、
自分の深層心理と向かいある、夢というものの不思議さ、不可解さを形にしたような「インセプション」 もよく練られてるなぁと思います。
是非、皆さんのオススメも教えてくださいね
いいネ西宮