息子はおとついは初めて「ねんね」と自分で行って、おふとんにころりんと横になりました。昨日は「どうぞ」を連発しています。急に言葉を覚え始めたようです。これまでも、モノを指して名前は言っていましたが、自分の気持ちを言葉で表現するようになったのは大きな変化だわ~。
仕事量が多くて、このお正月は、夫はもちろん、実家の父にまで子守りしてもらったりしたのですが、そのうえ、2時間近くかけて、またもや義母が子守りに来て下さいました。晩御飯の支度も大変だろうと、息子が寝ているすきに、ガーデンズへ買い出しにまでいって下さいました。
義母に「リクエストは?」と聞いてもらったので、「簡単にできるもの…、息子も好きな、うどんでも」とお願いすると、京都の錦市場の冨美家の鍋焼きうどんのセットを買ってきて下さいました。
だし、うどん、もち、しいたけ、ねぎ、麩、卵、かまぼこ、七味がセットになってます。
一度、錦市場のお店でも食べたことがあります。食堂のような、気安い雰囲気でした。
↓の写真は、奥薗壽子の『京都おいしいもん大好き!』に載っているもの。奥薗さんは錦で買物中にお腹がすくと「つい、足が向いています」だそうです。
ネットで確認すると、今はこのお店はスイーツの店になっていて、麺類は移転しているようです。
奥薗さん以外にも、嶽本野ばらが冨美家なべを語っているのも読んだことがあります。
お好み焼きや甘味もあるようなので、昭和の、例えば田辺聖子が女学生だったころ、「カフェ」にあたるものだったのかな~なんて思います。
で、肝心のお味のほうは、ダシとしいたけが美味しい!
うどんはゆでうどんだから、冷凍のコンビニのキンレイの鍋焼きのうどんのほうが美味しいかもしれないし、えび天のえびだって、小判型の天ぷらにまっすぐ一本、えんぴつ程度の細さなんだけど(苦笑)。
かつおの渋みさえ感じる濃いダシ、しいたけは分厚~いドンコが煮含められて、気分は一気に京都へトリップ。
二個入っているお餅は、ぜひぜひオーブントースターであらかじめ焼いておくのがおすすめ。もちの皮にダシが沁みて、香ばしさが加わります。ねぎは九条ねぎなのかな、甘くて美味しかったです。
七味をかけると、ダシの甘いが引き立ちます。
冨美家なべは、ガーデンズの西宮阪急や、結婚前に住んでた甲東園のピーコックでも見かけていました。
安心の美味しさです~。
いいネ西宮
冨美家 移転後↓
http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/26017337/
『奥薗壽子の京都おいしいもん大好き!』についての過去のブログ
http://ameblo.jp/kijyun/entry-11058678953.html