今回は

 

「気功と催眠の違い」

 

についてお送りします。

 

 

よく気功の現象について

 

催眠術では?

 

と思われるかたも

 

いらっしゃいます。

 

 

結論としては

 

似て非なるもの

 

ということみたいです。

 

 

その点について

 

詳しく書いていきます。

 

 

 気功と催眠は同じ現象か?

 

私が感じているのは

 

気功の浅い意識状態のときと

 

催眠の状態は

 

ほぼ同じなんじゃないかということです。

 

いわゆる変性意識状態です。

 

 

 

浅い意識状態と書いたのは

 

気功はもっと深い意識状態が

 

あるからです。

 

 

感覚的には

 

同じなのですが

 

本当に

 

同じ状態なのでしょうか?

 

 

 使っている脳領域が違う?

 

催眠術は

 

言葉やイメージを使って

 

被術者を誘導します。

 

 

イメージは

 

比較的

 

脳の浅い領域

 

側頭葉で働きます。

 

 

それに対して

 

気功の場合は

 

意識が深まると

 

感覚だけの世界になり

 

言葉やイメージはほぼ使わず

 

ただ感じているだけの

 

無意識に近い状態になります。

 

 

視床とかの

 

感覚系である

 

間脳とかを使っている

 

感じかもしれません。

 

 

原始的な脳を

 

焦点にして

 

使っている感じなのです。

 

 

 気功は脳波の同調がある

 

河野 貴美子先生の論文

 

「脳波により検討する気功と催眠の差異」

 

によると

 

術者と被術者の間の脳波パターンについて

 

気功と催眠では

 

明確に異なる結果が出たそうです。

 

 

外気功では

 

術者と被術者の脳波の同調が

 

顕著に現れたのに対し

 

催眠では明確には

 

現れなかったそうです。

 

 

河野先生によると

 

催眠の場合は

 

被術者が自分で

 

術者の言葉やイメージを反芻して

 

いるような

 

脳波パターンに見える

 

ということみたいです。

 

 

 

脳波の観点で見ると

 

気功と催眠は別物

 

なのでは?

 

ということみたいです。

 

 

 外気功は言葉は不要

 

現象面から考えてみます。

 

 

もし気功が催眠術だとして

 

言葉のわからない

 

動物に効くでしょうか?

 

 

また遠隔気功を催眠術で

 

説明できるでしょうか?

 

 

気功は動物にも効きますし

 

遠隔気功というのも出来ます。

 

 

そういった意味で

 

現象面から考えても

 

催眠術と明確に異なる点がある

 

と言えるのではないでしょうか。

 

 

 併用すると進歩が早い

 

ちなみに

 

気功を深めるのに

 

自己催眠を使うと

 

進歩が早かったりします。

 

 

体の力みを抜いたり

 

心をリラックスさせたり

 

導入部分で活用すると

 

いい感じになれます。

 

 

そして

 

そこから

 

だんだんと

 

何も考えない

 

感覚だけの世界に

 

入っていきます。

 

 

自己催眠は

 

気功の進歩を早めるための

 

道具として使えるのです。

 

 

逆に

 

気功が進むと

 

自己催眠も深い状態に

 

入れるようになります。

 

 

 終わりに

 

今回は

 

「気功と催眠の違い」

 

ということで

 

書かせていただきました。

 

 

結論としては

 

使っている脳領域違う

 

ということなんだろうと思います。

 

 

ただ

 

自己催眠を使うのは

 

体をリラックスさせたり

 

意識をチューニングするのに

 

使えるため

 

気功を深めるために

 

活用できます。

 

 

違うものではあるけど

 

積極的に活用するのが

 

いいんじゃないでしょうか。

 

 

今回も最後までお読みいただき

ありがとうございました!!