今回は

 

氣塾で二段目以降取り組むことになる

 

「武当派太極内丹法」をテーマに

 

取り上げたいと思います。

 

 

 

 武当派とは?

 

名前から物々しいものを感じますが

 

「武闘派」ではありません。

 

 

中国にある「武当山(ぶとうさん、

ウーダンシャン)」という

 

周囲400km、72峰からなる広大な山々があります。

 

その山中に100以上の道教の寺院があって、

 

そこで行われている練功法の流派を

「武当派」と呼ぶそうです。

 

 

 

昔、少年サンデーに

 

「拳児」という中国拳法の漫画があったのですが

 

拳児が祖父から習った武術「八極拳」も

 

武当派の内家拳になります。

 

発勁で相手を倒す武術)

 

 

 

 内丹法

 

内丹法というのは

 

丹田に「丹薬」と呼ばれる

 

密度が高く微細な氣を練るための方法です。

 

Wikiにも「内丹術」で一般的な説明がありますので

 

詳しく知りたい方は、そちらをご参照ください。

 

 

もしくは氣塾のホームページにも

 

ある程度の情報が記載されています。

 

氣塾について - 氣塾 公式サイト (kijuku.org)

 

 

 

 武当派太極内丹法

 

武当派太極内丹法では

 

呼吸法で丹田に火を起こしていくことになります。

 

いわゆる陽氣の発生です。

 

 

イメージとかは特に使わず

 

純粋に呼吸法だけを使って

 

火を強めていきます。

 

 

なお、火を起こすことができるのは

 

一段目の古式マスターヨーガで

 

十分な陰の氣が練成されていることが前提です。

 

 

詳細は控えさせていただきますが、

 

武当派太極内丹法で扱う呼吸法は

 

クンダリーニヨガの「火の呼吸」よりは

 

はるかに緩やかな呼吸法と言えます。

 

 

 

 気のせいではないレベルの熱さ

 

十分な量の陽氣が発生できるようになると

 

気のせいレベルの熱さではなく

 

はっきりと明確な熱感を得ることが

 

できるようになります。

 

 

寒い冬の日に自転車に乗って買い物に行くと

 

帰ってくるころには

 

下腹が熱くてたまらない

 

ということもあります。

 

 

でもこの熱感を得ると言うのが

 

けっこうなハードルがあったりして

 

なかなか難しいというのもあります。

 

 

私自身、氣塾の二段目を終わった段階でも

 

なんとなくレベルの熱さしかなく

 

十分な熱感を得られなかったという

経緯があります。

 

 

この点をどう解消したかについては

 

また別途記事にしたいと思います。

 

 

また、三段目以降は

 

この火力の調整というのをやります。

 

熱さを自分でコントロール出来るように

 

なっていきます。

 

 

物事には段階があって

 

火力が強ければ強いほど

 

良いというものでもありません。

 

 

 終わりに

 

師匠曰く

 

古式マスターヨーガにも

 

陽氣を養う方法はあるけど

 

武当派太極内丹法ほど充実していないそうです。

 

 

その欠点を補うために

 

中国人の師匠から武当派太極内丹法を

教わったそうです。

 

ちなみに古式マスターヨーガは

インド人のお師匠さんに習ったそうです。

 

 

逆に武当派太極内丹法は

 

陰の氣を練成することには長けておらず

 

古式マスターヨーガが得意とする

 

ところなんだそうです。

 

 

そういった特徴は

 

中国人とインド人の気質にも

 

現れているそうです。

 

 

 

そうやって

 

双方を補うようにしたのが

 

氣塾の練功プロセスということになります。

 

 

段階的に

 

着実に力をつけることが出来る方法の一つ

 

それが「氣塾」です。

 

 

もし本気で氣の力を身につけたいと思う方は

 

ご検討いただけたらと思います。

 

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました!!