カミングアウトについて | それがどうした〜きじとらんのひとりごと〜

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きじとらんのメモ用紙?
いえいえ、気の向くままに書きますよ~

隠してもないけど、僕はLGBTQ+だし、うつ病で障がい者だし、いわゆるダブルマイノリティな人です。


そんな僕の視点から、セクシュアリティとか障がいについて打ち明ける、つまり、カミングアウトすることについて思うことを書いておくね。


まず、忘れてほしくないのは、カミングアウトするということは、あなたとの関係をもう1段階進めたいですよという意思表示だということ。


セクシュアリティにしろ、障がいにしろ、本人からしたら、自分の縄張りに居ていい人にしか話したくない話題にして、縄張りに入るときには知っていてほしいこと。

つまり、カミングアウトを受けたら、相手のパーソナルスペースへの招待状だと思っていいかな。


それから、カミングアウトには2パターンあるような気がする。

良好な関係でどうか知ってほしいというのと、めちゃくちゃになりかけてどうにでもなれ、というもの。

できれば前者で進めたいものだけど。


カミングアウトにあたっての当事者の重圧とかは、いろんな記事に詳しいからそちらに譲ろう。

参考文献はこちら↓。

カミングアウトレターズ


さて、カミングアウトを受けた人に知っておいてほしいことは、決してあなたを驚かせたり不快にさせたりしたくて伝えたわけじゃないってことだ。

今風に言えば、今までマスク顔しか見せてなかったけど、素顔を知ってほしいです、って感じかな?ちょっと語弊があるかな??


普通のカミングアウトであれば、あなたはその人から相当の信頼を置かれていると思っていい。


そして、ここからはお願いなんだけど。

カミングアウトを受けた場合、状況を飲み込めない人も多いと思う。

ただ、けっして馬鹿にしたりからかったりしないでほしい。当事者はこういうとき必ず真剣だから。

その瞬間で理解できなかったとしても、もしその人を大事に思うなら、時間をかけてその人のことをわかってあげてほしいとも思う。


そしてもちろん、カミングアウトの内容は基本的にはあなたとその人の秘密だね。

その人のエリアへのログインアカウントは原則共有禁止だよ。

例外的に共通の友人同士で本人がOKした場合はいいと思うけど、オープンな人でもない限り、絶対的な機密事項として扱ってほしいかな。


最後に、僕がオープンにしてることについて。


友人として関わってくれる人には知っておいてほしいと思うのと、障がいについてはもし迷惑かけちゃったらごめんね、という気持ちがある。


あと、もし僕の仲間の参考になるなら、僕は相談に乗るよ、安全基地になるさというシグナルを、うまく出せていたらいいんだけどなあ。


またまとまりがなくなったけど、

この世界がどんな人にも安全で幸せな場所になることを祈って、この記事は終わりにするね。