終戦時の首相鈴木貫太郎(1868~1948年)の書が光市に寄託された。市は伊藤公資料館(同市束荷)で展示、保管する。
色紙に、いかにも海軍大将らしい、空や海のように度量が大きいことを意味する「天空(てんくう)海濶(かいかつ)」の文字と、鈴木の署名がしたためられている。
寄託した埼玉県深谷市の小沢正新さん(66)の父親(故人)が、鈴木から1944年に受け取ったという。自宅で飾っていたが「多くの人に見てもらえる施設に預けよう」と、伊藤公資料館がある光市に託した。同資料館で保管する35人目の首相の書となる。6月10日まで展示する。
小沢さんの妻ふみ江さん(62)と長女康江さん(36)が11日に市役所を訪れ、市川熙市長に手渡した。ふみ江さんは「鈴木元首相を広く知ってもらうきっかけになれば」と話していた。
出典:中国新聞