はじめに
タイトル通り、アウトプットの重要性を説いている。
具体的には、インプットしたものを自分の言葉でアウトプットするということだ。
いわゆるインプットのみで終わる、知識偏重型の勉強法を危惧している。
確かに自分の言葉でアウトプットすることの意味はとても大きい。
インプットした素材を自分のアイデンティティーに通すことで、より記憶に濃く残せる。
学校の授業でも、後で誰かに説明することが決まっている場合、受ける姿勢の真剣度が違うはず。
そういえば、とあるセミナー受講者が受ける前から、同じテーマのセミナーを開く予定を立てていた。更に受講生の募集までしたいてというツワモノだった。
これなど最たるものではないかと思う。
「第一章」から具体的な方法に入っていくので、期待して読み進めようと思う。
第一章「アウトプットがなければ勉強ではない」
この章ではアウトプットの重要性と具体的な方法になっている。
まず取り組む姿勢として、真剣な状態が大事!
同じ勉強をしても、結果次第では生き死に関わる人と、ご褒美がもらえるかもらえないか程度の人とでは、まったく内容が異なるのと同じ。
なのでアウトプットを一分間で行うことを前提にして、勉強の質を高めようとなる。
具体的方法
両岸に挟まれた川をイメージする
向こう岸にわたるには、川を渡るために三つの石を置く必要がある。
この状態をアウトプットに置き換える
こちら側を「問い」
向こう岸を「答え」
途中の石 「論理展開」
この構成で行う。
要は風が吹けば桶屋が儲かるのと同じ流れ
ストーリーとして理解も出来るので記憶の定着がいい!
難しい内容も
細かく区切って理解度を上げる
※同じ問いで一本筋を通す
やり方(10分一区切り)
7分 読む
2分 メモまとめる※キーワードを使い切る
1分 アウトプットする
反省タイムを設ける
不具合を修正してReアウトプット
※三回目は行わないするなら一週間後の方がいい
第二章 世界史をアウトプットする~基本編~
「アウトプット方法」
1問いを立てる
問いは本質的に、答えはクリアに
「なぜ○○は、○○なのか?」
2キーワードをマーク
テキストの読み方
三色ボールペン 青 重要 赤 最重要 緑 おもしろい
全体を見て三重丸をつけたり、番号をふったりする
3ポイントを三つにしてメモを書く
三つのポイントを念頭に→や=などで加工する
重要語句をゴシック化する
川のフォーマットで図化する(関連性や接点を持って)
4問いに一分で答える
最初に「主に三つ」と提示しておく
口語的なくだけた言葉で表現
※最初なうまくいかなくて当然
第三章 法律をアウトプットする
例)著作権法
1)質問とゴールを設定する
2)要件を箇条書きする
↓簡略化
3)キーワード・フレーズ化(三色ボールペンで色づけ加工する)
4)噛み砕いて言い換える
「一分間アウトプットメモで他人に説明する」
※メモはキレイじゃなくて、簡潔にまとめる
※他人に見せて分からない点を尋ねる
※最初から「ハイクオリティー神話」に縛られない
「図解見開きフォーマットを作る」
見出し・図・ゴシック(文字の強調)など使い分けて見開き二ページで表現する
「口頭によるアウトプットで総仕上げ」
メモを見せながら一分間で説明する
第四章 英語をアウトプットする
「聞くことから始めよう」
音速読がおすすめ
方法
CD付き英語テキストを入手
1分流して話す分量を確認
もう一度聞きながら日本語訳を読む
日本語訳を見ずにもう一度聞く
聴いてわかる感覚(とても重要)になるまで何度も聞く
「ネイティブの会話のスピードを目指せ」
一分読んで実力を知る
繰り返し読んでスピードアップ図る
※練習のコツは徹底的な弱点補強にある
(詰まったりしたところを5回以上練習して最初から読み直す)
「英会話はネタ作りが勝負だ」
4人1組になる
体験談を目を見て話す一分
聞き手はWHY~、WHEN~で質問する(必ず)一分
計2分4人で8分
(派生型)
イソップ童話の好きな作品のストーリーをアレンジして発表する
※勝手な解釈、脱線OK!
(一分以内の発表で多く笑いを取った人の勝ち)
「ドイツ語・フランス語教室の奇跡」
基本的に英語と同様
自分の好きなものシート(2~3行の文章+写真)を作る。一人10枚
※聞き手の相槌(義務化)
※更に聞き手は関連ネタがあればそのカードを切って話を広げてもよい!
(ここが重要!!)
とにかく自分の伝えたいことを話してみようと試みることが大切
「上級編 日本文化を英語で話す」
一分ネタを数多く持って挑む
「対比メモでコントラストを強調せよ」
便利なのがキーワード方式
・壮大な・荒唐無稽な・派手な など
※対照的な別のものを取り上げればより強調される
第五章 「グラフでアウトプットする(数値編)」
「データは加工して解釈せよ・ポイントをはっきりさせる」
・縦軸・横軸を理解する
・どう読むか、解釈するか(独自の解釈、腕の見せ所)
・データを1分間メモにまとめる(川のフォーマット)
・提示するグラフにポイントを書き込む
・解決策まで提示する
「数学的思考法は使える」
・X軸Y軸で4つに分類してみる
・Y=f(ⅹ)
例)かっこいいスポーツカー=フェラーリ(車)
(ポイント)
日常会話で数学的思考を活用してなれる
「数学は段取りをアウトプットする」
・勉強の手順、システムを作り、量をこなす
※わかった!とできる!は違う!!
・できた!快感を体に刻み込んで
反復→快感という回路を頭の中に作ること
好奇心と野心が勉強を一生楽しく続けるコツ
「テキストは目次で選べ」
本を選ぶには目次をチェックして内容を確認
(更に)
目次を拡大コピー
見出し部分にキーワード(アウトプット勉強法)を書き込む
↓
テキストを見直す以上に再生しやすい強力なノートになる
第六章 10秒アウトプット
「10秒アウトプットも可能だ」
与えられた課題に対して
2秒以内に
10秒で答える
「10秒アウトプットを勉強に取り入れよう」
※端的な感覚を研ぎ澄ます
10秒計りつぶやく(例 ○○とは~)
※重要な文言は決して外さない
第七章 アウトプットが意識を高める
「勉強のやる気はアウトプットで引き出せ」
知識の見せ場を作ること
頻繁なアウトプットで知識の臨戦態勢にしておく
第八章 視点を得るために勉強する
知識で新たな視点を得る
小説から三つポイントをピックアップする
※気に入った場面を三つ挙げる
なぜその三つなのか一分で説明する
(三か所の方向性が本人の嗜好性や視点になる
それをキーワードで説明できれば聞き手を納得させられる)
(また、最初からホラー小説として読んだり、現代社会に当てはめて読むなどの力業もある)
「大人に求められる創意工夫」
自分なりにユニークな着眼点を持って知識の道具箱を充実させる
「私淑する人物の視点を借りてみよう」
特定の人物の思想や考え方を取り入れてみる
それを新たな視点として見出す
「話を論理的に見せる技術」
話の展開にはいくつかの型がある
「対比」「因果関係」「比喩」を活用する
例)
AとBは違うように見えるが一部共通点がある
AとBは同じように見えるがここが違う
Aを例えるならB
「論理力とは日本語の運用能力だ」
特定の言葉を使い論理的に見せる
・総合的に考えれば~だが、部分的には~も考えられる
・大局的にみると~で局所的にみると~になる
・普遍的には~だが、特定すると~だ
・客観的には~だが、主観的には~とも言える
・表層的には~と捉えられるが、深層的には~も無視できない
・形式ばかりに囚われることなく、実質的な~の部分にも目を向けるべきだ
・○○だからと言って必ずしも○○ではない
最初から論理的に見える言葉や表現を選択し、そこに伝えるべきことを当てはめればよい
「おわりに」
勉強=実践の回路を身につける!!