過去の入出国記録には
２０１２－２０１４まで
３回とも９２日間滞在しているが
それをフリーで出国させてしまった
空港側のデータが
残っているはず。
万が一の場合には
それを根拠に入管当局と
バトルする覚悟でした。
公権力とは結構 戦う人間で
自らをバトル・ソージャーと
呼んでいました
当時はです。
イケメン君は上司に電話をかけ
指示を仰いではいるものの
私のフィンランド語力では
詳しいことは分りません。
が、私を賛美していないことは
状況的にたしかです。
電話が終わり
「こちらに来てください」
とドアを開けて、私を内部に招きます。
雰囲気からして
今からパーティをするからビールでも
と招いているわけでも
なさそうです。
TVの空港入管番組で見た取調室に
招かれたわけですが、
なぜか嬉しくはありません。
取り調べ室からは、EU市民専用通路が
ガラス越しに見えて、奥様が心配そうに
こちらを覗きこんでいます。
私は心配するなよと
意味なくVサインをしました。
つづく。
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