理想と授業料は高めに設定!
前回テーマ「値上げで上質の生徒を」
では「本当に平気でしょうか」
と素早い問い合わせが来ました。
生徒が減り、収入がダウンしないか
という心配でした。
かつて大手英語学校が連続してやってい
けなくなったケースを観てみますと
倒産は生徒数が激減したことが原因
ではなく、
長期に渡り経費が収入を上回ったこと
にありました。
生徒数を毎年1~2割伸ばしながら、
経費(宣伝広告費・人件費・賃貸料)
の膨張をコントロールできずに倒産した
ケースです。
収入と支出の逆転があれば、ビジネスは
やがて破たんする。
この小学生にも分ることが分からなくなる
のがビジネスの怖さです。
駅前に教室を構えた経験を持つ元英語
教室オーナが言います。
「先生、学院長とちやほやされると、
不思議に幻想を現実と勘違いする
んです。男の見栄も出てきますし・・・」
ビジネスでポイントになるのは利益
なのですが
利益には直接関係がない「生徒数」やス
タイリッシュな教室にこだわり
利益を生み出し難いところに時間と
お金を使いその結果が倒産につながる
のです。
これらのケースでは、申し合わせたかの
ように、苦しくなると授業料の値下げをし
ます。、
そうすれば生徒が増え、利益も回復する。
そこから値下げ戦争が始まり、余り喜ばし
くない生徒や保護者が集まり、それに
応じて意識の高い生徒や親が去ってゆく。
更に値下げに打って出て、傷口を広げ」
負のスパイラルの連鎖という「地獄」に
陥ってしまうのです。
ではどうすべきだったのか。
更につづく。
同時通訳者だって口パク練習をやっている。
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