今日、会社の送別会だった。

Kくんという私より4つ歳下の営業マンが別の営業所へ異動になったためである。
・・・とは言っても

関東圏内の営業所なのでそれほどみんな「感極まる」的な雰囲気はなかった。
「ちょくちょく、顔出せよ~。」みたいな。

ちなみにKくんは私が今の会社に派遣されてきたおよそ2年前、
出社初日に
「失礼ですけど・・・お歳はいくつなんですか?」と質問してきたなんとも豪快な彼である。

「もうすぐ30ですよ。」と無表情に答える私に、
「えーー!!見えませんね!」と、Kくん。

はい、お決まりのやりとり

別にいーよ、30なんだから30に見えたって。
(実年齢以上に見られるのは不愉快だけどね。)
そんなにワリーか?30歳って。
30だ、30だ、30だ、こんちくしょー。

なーんて大げさに騒ぎ立てるほど、別にささくれ立ちはしませんでしたが、
年齢を聞かれるってことより、その後のサブいやりとりが私はイヤじゃ。
どう反応してよいか、困るんだよね・・・。

ちなみに、Kくん、顔は自称「坂口憲二」。
まぁ、そう言いたくなる気持ちもわからなくはない、結構濃い目の顔。
そして「モテる」らしい。

あくまで私の考えだけど、
この「モテる」というのには2種類ある気がする。(男女問わず)


1)タダそこにいるだけで・・・もしくはそっけなくさえしてても、モテてしまうタイプ。

2)異性大好きオーラを漂わせ、それなりにモテるためにの努力をしてるタイプ。

もちろんルックスもそこそこ良くないと共に成り立たないのだろうが、
Kくんは私が判定するところ・・・明らかに2に該当するタイプである。
そもそも1のタイプは、自分で「モテる」なんてことは絶対に言わないでしょう。

ちょっと話は変わりますが・・・

悲しいかな、
私は年下の男性を異性として意識しづらい傾向があります。
弟を見ているような感覚になってしまう。
これが年齢のせいだけだとしたら、かなりホンキで悲しい・・・・。

私はもともと「大人な雰囲気の男」に弱いので、
年下だと知った瞬間にみごとなまでに”対象外”になってしまう。
自ら「テリトリー」を縮小してるようなものである。
年上の(そこそこ魅力的な)男性はその大半が既婚者ですから。

年下の男性を弟のようにしか思えない・・・からと言って、
私は自分を「あねさんタイプ」だなんてこれっぽちも思ってません。
面倒見の悪さは天下一品だし、依存心の塊みたいな女である。

別に卑下して言ってるわけではない。(←卑下しようよ?)

自分のワガママさを棚に上げ、
「男は包容力!そして細かいことを気にせず、泰然自若であるべし!」
なんてホンキで思っているのが、私です。
我ながら、「幸せになれないタイプよね・・・。」と思ってしまいます。

でも最近気付き始めました。

真に「大人な男」なんて、そうそうはいないものなのかもね・・・と。
雰囲気だけなら、いくらでもいるんでしょうけど。
何をもって「大人の男」と定義するのかも段々わけわかんなくもなってきましたし。
そういう偏ったこだわりを捨ててみようか・・・、くらいな勢いです。

ていうか、つべこべ言う前に
ミーさん。自分自身がもう少し大人になりましょーよ!・・・みたいな。

良い傾向だ。幸せに近づいている気がする。(←ほんとかよ。)