久々に衝撃的事実を知った。
これは語っていいのだろうか。
いや、ダメと言われても語りたい。語らずしてなるものか

今日の主人公はカヨコ。(「小二に怯える、いたいけな私 。」参照)

彼女には現在、同棲中の彼氏がいる。
そして、小二の娘ももちろんそこで一緒に生活。

約1年ほど前にマンションを購入し、その半年後、現在の彼(Tくん)と同棲を始めた。

先日、お宅を訪問した際に
「彼氏は家賃とか入れてくれてるの?」と聞いたときには、
「まぁ、強制はしてないけど・・・。入れられるときだけ入れてね、とは話してる。」
と言っていた。
言っていた。
間違いなくそう言っていた

ところがその発言をすっかり忘れているのか、
今日、電話で話しているときに、
彼、毎月15万も入れてくれてるしねー。」という一言が飛び出たのである。

ひょー!!!それ給料の大半だよ、おい。
彼は20代半ば、しかも勤めている会社(カヨコと同じ会社)を考えると、
給料は・・・ふーむ、もらってても20万そこそこだろう。(←ごめんね、冷静に値踏みしちゃって。)

カヨコの今までの話から考えても、
彼はカヨコとの結婚を考えている。・・・・というか望んでいる男性である。
見た目で判断しちゃーいけないが、
のび太くん風の真面目でお人よしそうなタイプ。
アヤちゃん(カヨコの娘)のことも可愛がってくれているらしい。

なら、問題ナシナシじゃん・・・そうお思いでしょう。

問題大あり。
カヨコだよ、おまえだよ。

彼女が今日私に電話してきた理由は・・・
やっぱ私、Mくん(前彼)が世界で一番好きなのよねー。」
そして、
「実はね、またヨリ戻しちゃった♪どーしよー♪」という内容だったのである。
どーしよー♪???
どうしよう・・・なんてこれっぽちも思ってないですよね・・・ママ。
声、弾んでるし

  このMくんがまった厄介な男。
  彼女の離婚原因です。
  彼は独身ですが、ママさん何を血迷ったか、不倫したんですよ。
  それが旦那にバレて、結局ディボースティング。

  ちなみにこの離婚騒動に関し、私はひょんなことから一部始終を知っておりました。
  
  ある日、私のところにカヨコのナンバーで電話があった。
  出てみたら、どっかの知らない女の子の声で

  「あのー、この携帯の人が道で寝てます。」
  ひょーーーー!!!!マジかよ・・・勘弁してくださいよ、ママ。

  その、ご親切な通りすがりの女性に周りの状況を聞くと、どうやらカヨコの家の近所。
  おそらく泥酔してタクシーから降りたとたん、道端に倒れ、そのまま熟睡したのでしょう。
  完全なるバカ。
  かといって、駆けつけられるほどご近所に住んでいるわけでもなく、
  仕方なく私は通りすがりの人にしばらく側にいてやってほしい、とお願いし旦那に電話した。
  「あんたの奥さん、道で寝てるよ。引き取りに行ってください。」

  翌日、旦那は二日酔いで眠り続ける妻を軽く足蹴りし(したくもなるよね)、
  何も告げずに彼女の両親に
  「離婚させてくれ」と直談判に行きました。ごもっともです。
  どうやら、今までも数度”午前様”をしていたらしいからね。

  その時はまだこの旦那、飲みのお相手が不倫相手だとまでは知らなかった。
  私は、カヨコから話を聞いていたので、おそらくヤツだろうとは思っていましたけど。

  当初、私はこの節操のない友人に対し呆れ返り
  「勝手に破滅しろ。」という気持ちもあったのですが、
  当時、まだ3つのアヤちゃんが私の目の前で
  「パパ、今日も会社にお泊りしてるの。」と切なく語るのを見て
  旦那に土下座してでも許してもらえ!とカヨコにアドバイスした。
  
  そもそも、泥酔した女をタクシーに乗せて「さいならー」なんて男です。ふざけ過ぎ。
  こんな男の為に家庭を壊す大バカやろうを親友に持ちたくない。(←ヒートアップ。)
  ばれる前に不倫相手と手を切りなさいね・・・ともアドバイスしましたよ。

  それが・・・数週間後に、すぐにバレましたがな。
  また、同じようなことしたんですよ。さすがに旦那もおかしいと思って調べたんだろうね。
  というわけで、The End となりました。

  その後もMくんとの関係は5年ほど続きましたが(←長っ。)
  彼はいきなり一児の父になる気など、どうやらさらさらなく(←でしょーね。)
  カヨコの方から最後、別れを切り出す結果とあいなりました。

・・・というヒジョーに貴重、且つ悲惨な経験をしているにも関わらず、
懲りもせず、というか寧ろ生き生きと
「また、Mくんとヨリ戻しちゃった♪」・・・ですから。
なーんにも学んでいないオタンコナスです。
もはや言葉もない。

「でもMくんは結婚する気ないし、結婚するならTくんだと思うしなー。
もう少しこのままでゆっくり考えようかな。」
私は、煙草をぷかーーーーーっとふかしながら、
「いーんじゃん、それで。(一生それで突き進め。)」とテキトーにコメントをしていた。

そのコメントの直後、彼女が言ったんです。

「それにTくん、毎月15万家に入れてくれてるしなー。」

ん?!・・・おい、コラ。聞いてない。それは聞いてない。
常識人の私に、「いーじゃん」なんてよくも言わせたわねー!このやろー!!。
よくはない。ちっともよくはない!!!!

頼みますよ、ママ。
キミには最低限のモラルっつーものがないのかい?
彼はキミたち親子の生活支援者かい???
彼はマンションの共同出資者かい????

それはちょっとヤバいでしょう。

でも、もはやどんな苦言を呈しても、聞く耳を持たないであろう。

「うーん、ほどほどにね。後々しっぺ返しにあって後悔しない程度に。」
そう言うのがやっとでした。

ったく、何が
二人とうまくやろうかな・・・だ?!
こっちは一人とうまくやるのも、ままならないっつーのに。

相談してくんなっつーの。



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