私は歳の割りに「幼稚」である。

親(特に母親)によくそう言われるけれど、自分でも実際そう思う。
反論のしようもない。

おそらく、30年以上もずーーーーっと親元で生活し、
やんややんやとうるさく言われはしたが、
好き勝手に生きてきたからかもしれない。


社会に出て、自分で収入を得るようになってからも、
親元暮らしなので、お金には余裕があった。
それをいいことに、
したいこと、買いたい物はほとんど我慢せず10数年過ごしてきたのである。

おかげさまで、
この年齢にしては見事なほどに預金通帳の数字がこざっぱりしている。
こじんまりしている・・・とも言える。(←開き直り?。)

  ちなみに、
  一人暮らしをするにあたり妹ウカリンに色々相談したのだが(それもまた情けないが)、
  「おネエ、実際のところ貯金はいくらくらいあるわけ?」と単刀直入に聞かれ
  素直に答えたところ、「それが全財産?」と聞き返された。
  そして、切ないことに
  「・・・・まぁ、おネエはカナダに留学したりしてお金使ったからね。」と
  慰めみたいなコメントをもらいました。
  妹として、説教するのもしのびなかったのでしょう。
  道楽三昧(?)で全く金を残してない姉の実態を露呈してしまいました。がっくし。
 

「好き勝手に生きる」為には
本当は「自分に責任を負い、自分のことは全て自分でする」というリスクが伴うのだろうけれど、
私の場合、
実家にパラサイトし、なーんの苦労もすることなく
つまり、
「好き勝手に生きる。けれど面倒なことはしない。」という感じで今まできてしまってます。

まぁ、今現在、さまざまなこと(現在・将来について)を不安を感じつつある状況は
言って見れば・・・そのツケである。

そこで考えたのが「一人暮らし」(←短絡的?)なのだが、いささか不安なんですよね。
何が不安かって
「経済的にきついだろうな~。買いたい物も買えなくなるし、旅行にも行けないだろうし」
なんてことを考えている自分自身が、です。

全然、意識改革されてないのよね・・・。


挙句の果てに友人に、
「続けられなかったらいつでも実家に戻れるじゃん。」などといわれ
それは名案!なんて思ったりしました・・・。

ダメだこりゃ、みたいな感じ?

いや、それでも私は一度でも家を出るべきなのだ。
仮に戻ってくるようなことになったとしても、ずっと居座り続けるのとは違うはず!
少なくとも
親のありがたみを感じることはできるだろう。

一応、こんな風に色々考えてるわけなんだけど、
そんな我が子の心を知らぬ母は、私に一言・・・。

「自立してしっかりした女性に成長してくれるのも楽しみだけど、
それ以上に、電撃結婚の報告があることを楽しみにしてるんだけどね。」
だそうです。

「しっかりした女性になる」のと、「電撃結婚」とどちらが私にとって可能性が高いのだろう。
私ってば、
自分に対しては甘いくせに、男性には対しては割とこだわりがあったりするからなぁ。
つーことで、
どちらもかなり時間を要する気がするけれど・・・

母よ。ご期待に沿えるよう、努力いたしますです。