<9月購入雑誌>
「JUNON」 2023.11月号(9/24九州遅れ発売)
草彅剛:人生で、奏でたいメロディがあるということ。
「月刊 ザテレビジョン」2023.11月号(9/24年間購読)
連載「お気楽大好き!」

 

--------
'23.9月読書記録
初読(3)+再読(2):5冊
読書メーター

9/28『刑事何森 逃走の行先』丸山 正樹
〈デフ・ヴォイス〉シリーズのスピンオフ刑事何森シリーズ2作目。
既読作同様今作も社会的弱者の辛さが描かれていて胸を打たれる。 難民問題について「私たちは、何も知らないんですね・・」というみゆきの呟きが印象的。
タイトルに納得の「逃げる女」と「逃がす女」追われている女性がしたことは本当に罪なのか?犯罪者をかくまったり逃亡を助けることは犯罪だけど、フオンさんに正義を感じてしまう。
何森定年後も続編希望。荒井家も気になる。

9/26『もしかして ひょっとして (光文社文庫)』大崎梢
(再読)文庫化('23.9/20初版1刷発行)購入で読み返し。
大抵の小説は“もしかして”要素あると思うから本作のタイトルちょっと安易さ感じるけど、確かにどの話にも合ってると思う。
”ひょっとして”要素が一番多いように感じた5話目「かもしれない」もしかして登場する絵本効果かもしれない。
実在の絵本「りんごかもしれない」面白そう。Iちゃんが対象年齢になったらプレゼントしたい。

9/14『琥珀の夏 (文春文庫)』辻村 深月
読み応えあった。
先が気になりドキドキ。プロローグと帯に記されている言葉のように「見つかったのはミカちゃんじゃないか」と思っていて、中盤<ミライの学校>事務局の田中の笑い声から静寂シーンに衝撃受けたけど、納得感もあった。
弁護を引き受けた法子の「責任を負わなければいけないのは大人たちです。あなたは何も悪くない」という言葉が沁みる。
和やかで希望あるラストが嬉しい。

9/5『アンと愛情 (光文社文庫)』坂木司
(再読)文庫化('23.8/20初版1刷発行)購入で読み返し。シリーズ3作目。
いつも和菓子に関する蘊蓄が興味深い。
本作ではアンちゃんが成人式で振袖選びシーンも印象深い。着物だけ見るときと試着時の印象が違ったり、色や柄の肯定的な言い方になるほど。
あとがき後のお話「豆大福」での桜井さんの理由可愛い!師匠が作った「『豆』大福」見たいし食べたい、言葉あそびさすが!
シリーズ続編刊行の情報知って嬉しい。

9/2『二重らせんのスイッチ』辻堂ゆめ
国際養子のこと今まで知らなかった。
ヒヤヒヤ感あったけど、雅樹の弟と両親は多分悪い人間ではないだろうと感じながら読み進み、やっぱりでほっとした。
雅樹を信じジェイクから試されても見抜くことができた奈美が素敵。

--------
メモ
義母入院O:8/27~9/4(誤嚥性肺炎)