'18.3月読書記録

初読(3)+再読(3):6

 

読書メーターはTwitterと連携していてツイートされる。

3月に読んだある本のツイートを作家さんご本人がリツイートしてくださったことがわかり嬉しかった。

でも私は感想を上手く記すことができなくて恥ずかしく申し訳ない気持ちもある。(^^;

 

読書メーターより

 

3/30:【風と共にゆとりぬ/朝井 リョウ】

ホント面白い!前作「時をかけるゆとり」同様度々声を出して笑いながら読んだ。

日経新聞コラムはさすがに笑いはちょっと控えめかな。

一大抒情詩「肛門記」は感動的ですらある。(笑)

前作の眼科医うろ覚えだから読み返そう。

 

3/27:【学校のセンセイ (ポプラ文庫)/飛鳥井 千砂】

(再読)作品内容紹介文にある「“フツーの教師”の青春物語」になるほど。教師は聖職と言われることもあるけど、先生だって普通の人、本作の主人公桐原のように、面倒なことは避けたいという気持ちの教師もいると思う。

教師としての熱意がさほどないと自認してる感じの桐原だけど、溝口先生に指摘され動揺したのが印象的。「なかなかやるな、溝口」との言葉に同感、溝口先生は最初の登場時より好感度上がった。

小枝のインパクト強い。彼女との出会いで桐原の気持ちが少し変わり、問題のある生徒に対して本音を出せたのかもしれないと思った。

 

3/10:【ラプラスの魔女 (角川文庫)/東野 圭吾】

文庫化購入で再読。

東野作品らしさで満足度は高いけど辛さが強い。

羽原先生の言葉「残虐な凶悪犯というのは、大なり小なり、その種の欠陥を脳にかかえている」になるほどと思う。

ラスト本筋とは関係ないシーンの強盗に対する円華の活躍のようなことならワクワクするけど、未来を予知する能力は怖いと思う。「知らないほうがきっと幸せだよ」彼女の言葉が切ない。

 

3/7:【猫が見ていた (文春文庫)/湊 かなえ他】

7名の作家による猫にまつわるアンソロジー。

湊かなえ「マロンの話」はエッセイ読んで知っていた部分もあり実話と思うけど猫目線で楽しい。ほたんとマロンの絆にウルウル。

他、それぞれの作家さんらしい作品と感じた。

最後のオールタイム猫小説傑作選で私が読んだことあるのは3作品だけ。(^^;私としては猫小説で一番先に思い浮かぶのは大山淳子作品だけど紹介なくてちょっと残念。

 

3/5:【増山超能力師事務所 (文春文庫)/誉田 哲也】

(再読)「増山超能力師事務所」超能力ビジネスが成立している世界、ユニークな設定。

測定方法の確立や超能力師資格試験とかなるほどと思う。

コミカルで楽しいけど、超能力者ゆえの苦悩等切なさも強く感じる。 超能力の他にも明美のケースに考えさせられた。

 

3/1:【the SIX ザ・シックス (集英社文庫 い 38-5)/井上 夢人】

不思議な能力を持つ子供たちの苦しみが大きくて辛いけれど、理解者の元に集い、仲間と出会って希望を持つことができて良かった。

登場人物に増山五郎という名前が出てきて、誉田哲也「増山超能力師事務所」(こちらの名前は増山圭太郎だけど)を思い出した。 本作の子供たちもその能力を役立てる未来がきますように。

 

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<義母介護メモ>

病院:2/283/7K:発熱)、3/22Y処方)

*4週1飲:リカルボン

ケアマネさん来訪:3/16

配食調査:3/28