一松
「スカート泥棒で捕まったのか…兄さん達は」
キュウベエ
「……少し違うけどね/人・ω・人\動けない兄達に代わって、松野一松、キミに調査をお願いしたいんだ」
一松
「……。」
「ついた/人・ω・人\」
一松
「…。これは――」
「――なんだ?」
キュウベエ
「うん、つまりここで、調査に役立ちそうなアイテムを探すんだ/人・ω・人\…わけがわからないよね僕もそう思うよ」
一松
「……つまり、ジャンク山登山をやるということか」
キュウベエ
「うん/人・ω・人\わけがわからないよね」
一松
「…意味がわからないな」
キュウベエ
「あ、ちなみに、スカート泥棒の容疑者は10cm程の身長だったんだ/人・ω・人\恐らくライダーかウルトラマンかと思うから、ここで戦える装備を見つけないと大変だよ」
一松
「な…」
どうする松野一松。
どうなる松野一松。
「たすけてくれて、さんきゅう!」
<OSOMATSU × 96 → 95>
<SHIKOMATSU × 98 → 97>
「って、あれ?」
シコ松
「檻が無くなってる…」
おそ松
「よっし、逃げよう」
シコ松
「いやいやいやマズいよ」
シコ松
「こないだもニュースであったろ? 警察署から脱走した奴が捕まったって。脱走したら捕まるって。刑も重くなっちゃうって」
おそ松
「だーいじょーぶだって。捕まんなきゃいーんだろ」
シコ松
「捕まるって!」
おそ松
「なんだよービビってんのかー? だからシコ松なんだよー」
シコ松
「シコ松関係ねーだろ」
「とにかく、ここを出ようぜ」
シコ松
「マズくないかなぁ。冤罪だってのに脱走じゃ確実に前科になっちゃうよ…」
おそ松
「うだうだ考えてねーで、自由への脱出だ。ともかく、出口に向かえばいいんだろ? ともかくそこの扉を――」
\ドアノブガチャ/
看守
「なんださっきの爆発は――」
2松
「「あっ」」
看守
「あっ」
自由への脱出。およそ6歩分で終了。