「IYEEEEEEEEEEE」
「ヒャッハアアアアアアアア」
フォーゼ
「……と並べてみたわけだが」
シシレッド
「これはフツーのスケボーだから、アクションはできないなスタンドがいるぜ。アクションスタンド」
チケット
「――それで、前回はキュウレンジャー街道を抜けたわけですが」
シシレッド
「おー!楽しかったぜー!大収穫だったなー!」
フォーゼ
「俺達には使えないもんばっかりだったけどな…」
チケット
「戦隊の駅はまだまだ続きマース」
チケット
「――白線の内側にお下がりくださーい――次は~キューブ~キューブ~」
フォーゼ
「きゅーぶ?」
シシレッド
「!」
フォーゼ
「…なんだ? 本当にキューブ――『1』『2』『3』って…」
チケット
「列車~まだまだ来ま~す――お気をつけクダサーイ」
フォーゼ
「『6』『5』『4』……これが、戦隊のものなのか?」
シシレッド
「おお! これはオレッチの一つ上の先輩の『動物戦隊ジュウオウジャー』の、ジュウオウキューブだ! しかも6つも!
――ってことは…」
チケット
「そのとーり!――白線の内側までお下がり下さい!」
フォーゼ
「…上のキューブにパーツくっついて――」
フォーゼ
「――くるっと回って――」
フォーゼ
「――上のキューブから腕が展開して…」
チケット
「完成! ジュウオウキング! アーンド ジュウオウワイルド!」
フォーゼ
「え?!もう!?」
シシレッド
「おおー!カッコイイぜー!」
フォーゼ
「……下の奴ら全然触ってねーぞ…」
シシレッド
「シンプル故にクールでカッコイイじゃないかー!」
チケット
「…ちなみに――」
チケット
「…お察しの通り、可動は下半身は無し、ジュウオウワイルドは首、腕は可動するけどジュウオウキングは完全に非可動デース」
フォーゼ
「……。」
\ランチャー/
フォーゼ
「――ん?!」
シシレッド
「なんだ!?」
シシレッド
「なんだー?!」
チケット
「アレはキューブコンドル――ジュウオウキューブの1体デス」
シシレッド
「おお!強化メカか!戦隊ロボの定番だな!『0』ってのも、パワーアップの定番だよな!」
フォーゼ
「…つーか、まだジャンク山にいたのかよ…」
シシレッド
「『0』に、『8』もいるんだが」
チケット
「ついでに、もう1体いまシタ――それでワ! 白線の内側までお下がりくだサーイ!」
フォーゼ
「1番が落ちた…合体には使わないのか…?」
フォーゼ
「…さっきと同じように一番上にパーツがついて、くるっと回って――」
フォーゼ
「胴長だな」
チケット
「コレはコンドルワイルド、劇場版にのみ登場したジュウオウジャーの合体ロボットデス。正式な組み合わせではありませんが、そもそもジュウオウメカの特徴はキューブの組み合わせが特徴なので、こちらは問題ありまセン」
シシレッド
「あ、そいえばそーだっけ」
チケット
「ちなみに、構造上順番は変えられまセン。『2』『3』『1』、『3』『1』『2』などはできまセン」
フォーゼ
「…んー、そっか」
チケット
「…あ、あとジュウオウワイルドには」
チケット
「こちらのビッグワイルドキャノンのパーツを頭の後ろに取り付けマス」
フォーゼ
「…しかし、こいつらミニプラなのか? ギミックはまぁ面白いが、可動が……」
チケット
「おそらくですが、このジュウオウキューブのロボット達は1回200円のガチャポン『可動変形ジュウオウキューブ』のものと思われマス」
シシレッド
「1回200円――ってことは、7個あるから1400円!?まさに本能覚醒!って感じだぜ」
フォーゼ
「……当時集めてたんならラッキー、だろうなぁ…」
さて、ラストスパートなのです。
皆さんは、こういうジャンク袋に魅力を感じますか?
チケット
「ちなみに」
チケット
「このジュウオウワイルドデスが」
以上。