入院生活その2
横向きと頭を下げたままの生活が始まりました
手術で目の中に入れた医療ガスを利用して網膜を圧着するためには、うつ伏せなどの体位維持で過ごす必要があります。
そのための入院生活でもあります。
U字型の枕とクッションを用意してくださった看護師さんが言うには「基本はうつ伏せ」と言うことでした。
でも手術が終わる時にT先生から横向きで寝るよう言われています、と言うとすぐにT先生に確認してくださりそれからは右側の横向き体位になりました
「右側を下にして寝るのがベスト」
「体勢を変える時はうつ伏せもOK」
という事で、NGなのは上を向いて寝る仰向きでした。
夜寝ている間も指示された体位で寝ているか看護師さんが見回りに来られます。
日中、起きている時は下向きの姿勢です。
ベッドで寝ているのが辛くなるとサイドテーブルを使って顔を下に向けて寝るスタイルです。
食事も下を向いて(食べにくい!)
飲むときはストローを使ったり、
トイレ、歯磨きなど移動する時も下向きで歩きました。
診察を待つときも下を向いて座っていました
歯磨きは「ガラガラ💦」と上を向いてのうがいできないのでコップに水をギリギリまで入れて上の方の水を使って口をゆすぎました。
私以外の患者さんは白内障手術だったので下を向く必要は無いわけで……
体位維持や下向き生活は私だけのようでした
時間がたつと右横向いて寝る体位も下向き姿勢もだんだん辛くなってきて
首も、肩も、背中も、腰も、腕もどんどん負荷がかかってきて筋肉痛になってきました
看護師さんは
「網膜剥離は手術が終わってからの方が患者さんは大変で、どれだけ体位を頑張るかによって治りがかかっています。頑張ってください💪」
「辛かったら湿布お出ししますよ」と言って応援してくれました
(入院中お世話になった看護師さんは交代制でしたが皆さん親切でした)
ガスがぬけるまで、この体位が続くのだそうです……💦
早く退院して行きつけの整体マッサージに行きたいよ~💦
(こちらの医院はガスが無くなるまでの約2週間うつ伏せですが、医院によって体位維持の期間はいろいろみたいです)
(仰向けで寝ても良いとT先生から許可が出たのは手術してから16日目でした)