時間は11:30すぎ
とうとう私の手術の順番になった。
「よろしくお願いします!」と言って
声だけ元気
手術台に上がり仰向けに寝る。
胸には心電図、右腕に血圧計、指にはパルスオキシメーターがつけられた。
左腕には点滴。
手術室の中では勇ましく映画スターウォーズのミュージックが流れていた🎵
(ミュージックはT先生の好み?)
T先生が「目を閉じていて下さい」言った。消毒のヨード液が左のまぶたにかかる。あのイソジンのうがい薬のにおいがした。
そして目の周囲を洗浄。
それから目の部分だけ穴が空いているシートをかけられる。このシート厚みがあるせいかけっこう重い。鼻の部分は息がしやすいよう空間を作ってくれた。
両目開けているが右目は薄暗いシートの中。
左目に開瞼器がセットされて、それこそ目一杯、目が開いている👁️
ここで点眼麻酔なのだろうか、
「少し染みますよ」と言われたが私には染みる感じはなかった。
顕微鏡を使っての手術、
目に光がが入る。光がまぶしい!
かなりまぶしい!!
余談だが、昭和の刑事ドラマの中で容疑者が自白するようライトを目に突きつけられるシーンがあるが(あれ本当にあるのかなぁ?)そんなことをぼんやり考えていた。
T先生がここで「麻酔が効いてきたら、眩しくなくなりますからね」と言ってくれた。そうするとまぶしいのが慣れたのか白い世界に変わった。ほっとした😌
最初に白内障の手術から始まった。
超音波で水晶体に切れ目を入れ濁った水晶体を取り出して眼内レンズに入れ替える。
目は、動かさずまっすぐ光の方を見ていたと思う。
手術中は痛みもないし何も見えなくて人工の眼内レンズがいつ入ったのかさえわかりませんでした。
真っ暗な世界の中に幻想的なオーロラの世界が広がっていき🏳️🌈
まるで蛍光色の青・グリーンのレーザー光線が舞ってコンサート会場のようであった。時には白くキラキラしたものが見えることもあった。
目にはたえず消毒の為なのか水が流れて来るような感じで何度も(目薬)水滴が落ちてきた。
白内障の手術時間にしては、15分ほどだったようですが私にはまだこのあと網膜剥離の手術が待っているのでまだまだ手術は続くのであった。
つづく