年も明け2024年3月…
そんな状態なのに私は、まだ眼科に行くこともなく普通に日常生活を送っていました。
3月の上旬、私は久しぶりに友人と3人でランチを楽しんでいました。
何気なくメニュー表を見るときに友人のSちゃんと視力の話になり
「あさまは老眼とか視力の心配ない の?」とSちゃんに聞かれて私は、
「うん、私、近眼だからさ~、老眼はそんなに強く出てないから老眼鏡なくてもまだ近くは見えるんだよね」なんて老眼のアラフィフあるある話をしていたのです。
実際私の視力は左0.08 右0.07で近眼
普段はコンタクトレンズです。
派遣でパソコンでデーターの打ち込みの仕事を何年かしていたのですが、長時間パソコンの仕事をしていたせいか、急に視力が下がりそれまでは左右0.3ぐらいの視力だったのに検査の時の1番上のCの文字0.1も見えなくなってしまいました。
ランチではお互いの両親の介護の話になりSちゃんのお母さんがなんでも
「白いものが見える。最近、幽霊が見える」と言うのでSちゃん家族は気になって近くの眼科に行かれたそうなのです。
診察の結果、白いものは幽霊ではなくSちゃんのお母さんの診断結果は網膜剥離だったそうです。
すぐに手術されたそうなのですが、その後網膜剥離が再発し、すぐに眼科に行かなかった為に視力が回復まで至らなかったそうです。
片目では見えずらく家の中でもおケガされることもあると言う気の毒なお話を聞いて本当に目って大事だな、突然見えなくなったSちゃんのお母さん気の毒だな、と痛ましいお話を聞いているうちになんだか私にも「ん?」と思う気づきがありました。
左目の目尻にピカッと閃光が走ることはありましたがそれ以外にも夜眠るときにまぶたを閉じると白いものがふわっと横切るのです。
昼にも時々そんな症状も出て来るのでひょっとして私もその網膜剥離?
ドキドキしながらSちゃんに私が
「実は私も見えるんだよ。その白いものがふわっと……。」
Sちゃんが真顔で
「それって黒いものとかも見える?
光がピカッとしたのとかも見える?」
と聞くので私は、
「うん、うん、見えるよ」とうなずくとSちゃんの声が大きくなり
「アサマ!!すぐに病院へ行き!!」
「すぐに行くんやで!本当に見えなくなるで!」
ホントにSちゃんに感謝…
この時にSちゃんに背中を押されないと私は、「時間が出来たら眼科に行ったらいいわ~」とすぐに眼科に行っていなかったと思います。
Sちゃん教えてくれてありがとう
感謝しているよ
その日のランチ会にも感謝
次の日、私は早速眼科に行くことになるのでした。