今回はローカルの3級病院に入院しました。(1級~3級にカテゴリー分けについて )
最初に案内された部屋は、大人が寝る普通のベッドで、ベッドの柵が広すぎて、半寝返りできる娘は、よく動くので簡単に落ちてしまいそうでした。
夜の付き添いは家族1人だけなので、自分がトイレに行った隙に落ちたら怖くて、ベビーベッドのある部屋への変更を要求しました。その時は満床でしたが、しばらくすると退院する人が出たということで替えてもらうことができました。
こちらが5人部屋です。ベッド脇に小さいキャビネットと入り口近くにロッカーがありました。また折りたたむと椅子になる簡易ベッドがありました。
カーテンで仕切れないので、ベッド柵にものをかけて隣が見えないようにしています。
日本と同じく、子供が入院するときには親も付き添いで泊まります。同室には6ヶ月の男の子、8ヶ月の男の子、4歳の女の子、1歳くらいの男の子がいたので、それぞれの寝るパターンが違うので鳴き声やしゃべり声でかなりうるさくて
家で休んだほうが病気が早く治るんじゃないか、と思うくらい。
娘が寝たところで、どこからか泣き声がして、また起きてしまってイラっとしたり。
咳をしたらすぐに上体を置きあげて背中をトントンして、と言われていたので、このベビーベッド(長さ160cmほど)上で添い寝しました。おかげで入院中は寝不足になりました。
※ベッドの柵から足が落ちてもがいている娘
洗面台や給湯室
洗面台が2つ、トイレ、シャワー室が1つのスペースにありました。
人が2人立つだけで窮屈になる給湯室には、お湯の機械(ボイラー)と電子レンジが1つだけあり、ご飯前になると行列ができていました。
哺乳瓶を洗うのは、自室の洗面台ででした。
ここのの環境は悪かったです。普通の感覚の日本人はここには泊まれないと思います (きいは3度ローカル病院に入院したので慣れましたが)
妊娠・出産時に入院した2級病院のほうがまだ環境がきれいでした。(それでも日本と比べたら雲泥の差ですけど)。3級病院であれば医師の技術は高くなるけれど、環境は別のようです。
連れ去り防止
中国ではあかちゃんや子供の連れ去りが多いので、警備が強化されていました。あかちゃんを連れて入院病棟からでるためには病院の発行した証明書が必要となります。
出産した2級病院ではこういうチェックは無かったので、今考えると危なかったなぁと思いました。
良かったこと?
よかったことは、昼間娘が起きている間に、同室のあかちゃんたちが抱っこされて話しかけてくれたので、飽きずにいました。
同室の中国人家族は、上海市以外で、山東省、江蘇省からわざわざ来ていました。
中国人独特の股開きパンツをはいていて、おむつ替えの様子とか、いろいろと見られました。「股開きパンツをはくと、おむつが取れるのが早い」と聞いたことがあったので、何が違うのかとじーっと見てしまいました。
6ヶ月の男の子のママがトイレであかちゃんを抱っこしたま「ヒューヒュー」と口笛を吹いていたら、おしっこがでて、ついでにう○ちもでてきてびっくり
この子はもうおむつを取るトレーニングしているのと思い、「どうしておしっこが出るってわかったの?男の子がしゃべったの?」と聞いたら、「一日う○ちが出なかったから、そろそろ出ると思って試しにしてみた」って。偶然だったみたい。
8ヶ月の男の子は、ママが夜以外におむつをしていなくて、とうとう部屋でう○ちをもらしちゃったの
病院では感染症を防ぐためにおむつを捨てる専用の場所を用意しているのに、それじゃぁ意味ないよーと思って、きいの旦那さんがおむつを常にするようにお願いしたの。
そうしたら「う○ちがさっき出たから、もうでないと思った」とか言い訳して、ほかの家族も同じように少し責めたみたい。
それで娘が小さくてはけなってしまったMサイズのおむつが残っていたので、それをあげて常にしてもらうようにしました。
2人のあかちゃんと娘を比べると、娘はとにかく声が大きくて、よく動いていました。
ほかの2人は足をあまりバタバタしなくて、おむつ替えのときはおとなしいのに、娘は両足をバタンと打ちつけて腰が持ち上がって、まるで水揚げされたばかりの活きのいい魚のようでした
最後は、うるさい環境に慣れて娘が寝ていてくれるようになったのがよかったです。