予告編↓でも書きましたが
写真の整理に想定以上に時間を要しており
公開までまだ時間がかかるので・・・先に搭乗記でお茶を濁したいと思います(苦笑)
今では便数も増え当たり前になった羽田から夜出発する長距離国際線。
その中でも一番最初に開設された羽田からフランクフルトへ向かう便の搭乗記です。
ちなみに今回はエコノミーのスペシャル運賃で発券をしており
本来はアップグレード不可なので・す・が
ダイヤモンドメンバー限定対象外運賃でも2倍のポイントでアップグレード。
円安で航空運賃もコロナ前のワンランク上の上級クラス程に高騰しているので、
知られていないサービスですが出費を抑えて快適に旅をするのには大助かりでした
優先レーンが閉鎖されており保安検査・出国審査の通過に時間がかかりましたが
ANAスイートラウンジへ。
ご覧のように個室感がありゆったり出来る座席とダイニングhがあったので
夜は人気だった駐機場側エリアでしたが、
ダイニングh無き今では食事を受取りに行くのに不便なエリアになってしまい
半数以上の席が空席だったりと以前と人の流れが変わってしまいました。
こちらが今回お世話になった機体。
ANA B787-9 JA877A
短~長距離のオールラウンドで活躍しANA国際線のメイン機材になっているB787-9
願わくは緑色の機体(JA781A)かスターウォーズ(JA783A)が来ればと願いましたが、
残念ながら叶いませんでした。
(何度も当ブログに載せている座席なので省略しようかと思いましたが)
座席周りなどはこのようになっています。
互い違いに座席が設置されたスタッカード配列で、
座席の横幅はエコノミーと同じもののフルフラットに倒れる座席となっています。
ちなみに下の写真(テーブル上)に写っているポーチは"長距離便でしか頂けない"
各種アメニティが入ったグローブ・トロッター製のポーチだったりします。
定刻より30分ほど遅れて北へ向けて離陸し、
北海道上空にさしかかる前に早くも食事の時間になります。
和or洋食が選べ今回は洋食をチョイス。
①~③の流れで提供されます
↓
ジャンルに囚われず(いい意味で)独創的なのが特徴な米村さん監修の洋食。
いつも美味しいのですが洋食では使わない意外な食材を使うことがあり、
美味しさと驚きが同時に来るのでいつも印象に残る食事になっています
深夜便なので先に寝て起きてから食べる方=今は食べない方もそこそこおり、
通常の便に比べ提供スピードが早かったような気がしました。
食後は勝手知ってる座席なので
自分で座席を倒してマットレスを引いてブランケットをかけて睡眠タイム
熟睡できるように白ワインを飲んだので思いのほか早く眠ってしまいました。
約8時間ほど寝て起きたら(マスクをして寝たので)口内がカラッカラだったので
飲み物を一緒にハーゲンダッツをお願いしました。
このハーゲンダッツみたいな軽食から一風堂のプラとんラーメンなどなど。
ビジネスクラスだと2度目の食事が出されるまでの間に食べられる
幅広いアラカルトメニューが設定されています。
せっかくだし欲張りたい?ところですがラウンジでも結構食べたので
これぐらいにしておきました。
機体は順調に飛行を続けており気付いたら北海上空を飛行中でした。
ウクライナ紛争の影響でロシア上空を避けて欧州便は飛んでおり、
北極上空を通過する東回りルートで飛んでいました。
このおかげで以前は約12時間でANA最長飛行時間だったメキシコ便を抜き、
約14時間かかる搭乗便が日本発最長飛行時間便になっているそうです。
着陸2時間前に2度目の食事です。
こちらも和or洋色から選べエッグベネディクトをチョイスしてみました。
その後も機体は順調に飛び続けてしまい・・・
なんと空港運用時間前に空港周辺まで来てしまいました
(追い風だとこうなるので203便は意図的に出発を遅らせることがあるそうです)
なので時間調整を兼ねてぐるっと数周旋回しながら
この日の一番機としてフランクフルト国際空港に着陸・到着しました。
ちなみに欧州はコロナ規制がほぼ無いのでコロナ前と同様に在来通り入国。
で。ワクチン接種率が高いので空港職員さんをはじめ乗客もノーマスク!
日本とは真逆の割合で圧倒的にノーマスクでカルチャーショックを受けましたが、
"これがコロナ明けの姿なのかな?日本も早くこうなって欲しいな~なんて"
賛否両論ありますがちょっと羨ましくもありました。
こんな隠れた日本発ANA最長飛行時間便のビジネスクラス。
ずっと窓の外は暗いままで眺めはイマイチなナイトフライトですが、
在来より飛行時間が伸びても快適に過ごせるビジネスクラスの有難み?を
いつも以上に実感出来たフライトでした