私事ですが4月付けで中間管理職に昇進することになり、
担当から外れる業務の引継ぎや後任を連れて挨拶回りをしたりと
ほぼほぼ毎日社外に出て動き回っている今日この頃。
なんとなく都内で空を見上げると上空を通過する着陸機を見つける機会も多く、
「暖かい南風の日も増えてきたな」とマニアックに?春の訪れを感じつつあります。
今回はそんな春が来る前に「冬らしい飛行機写真を撮っておきたいな」
と思っていたのですが・・・
"冬=雪"でもそれだけでは物足りないかも思い始めてしまい、
ここならひょっとしたら冬しか見れない流氷を加えて飛行機写真が撮れるかも??
なんて思いオホーツク紋別空港へ撮りに行ってきました
ちなみに紋別空港は1日1便だけなので飛行機で現地入りすると着陸が撮れないので、
前日に北見に宿泊して約1時間半かけてオホーツク紋別空港(の近く)に到着。
慣れない雪道なので安心を求め大きめのトヨタ・カムリを借りてみました。
到着して暫くすると頭上をブーンという音と共に機体が通過し、
さらに10分程してから機体が降りてきました。
Hokkaido Air System ATR42-600 JA11HC
降りてきたのは普段は来ないHACのチャーター便。
実は流氷の他にこのチャーター便を撮るのも今回撮りに来た目的の一つでした。
この機体、乗客を降ろしてすぐ帰るのかなと思ったら折り返しの出発まで約2時間。
ならデッキから駐機している機体も撮れるかなと空港向かったら・・・
本来の出発時間までの間に遊覧飛行が1フライト設定されていました。
ということは予定よりもう1回多く離着陸が撮れる!と
ワクワクしながら展望デッキへ行って撮ってきました。
大きな水色の手袋?で機体に手を振っていたお客さんを入れて撮ってみました。
ご覧のように紋別空港のデッキはフェンスがあるのですが
お客さんが腕を入れている部分にレンズを入れて撮ることが出来て、
500mmレンズもギリギリ入る隙間になっていたので個人的にはでした。
そして遊覧飛行に搭乗するお客さん達が記念撮影しているところを一枚。
地元の旅行会社が企画したのかな?と思って掲げられたプレートをよく見てみると
紋別観光公社×Facebookグループ○○○ 札幌↔紋別 Flying off 2022(オフ会)
と書かれており、
なんと仲間内でお金を出し合って機体をチャーターしたみたいでした。
しかもお客さんに交じって飛行機好きで有名なパラダイス山元さんの姿もあったり!
色々と驚かされました
遊覧飛行の離陸。
除雪した雪が滑走路横に積まれており滑走路上の機体が見えず焦りましたが、
こんな感じに撮ることが出来ました。
ちなみに今回の遊覧飛行は30分ほどだったので移動しないで
着陸もデッキから撮ってみました。
先程も書きましたが滑走路横に除雪して積んだ雪のおかげで滑走路が見えないので、
着陸した機体は雪の中に潜っていくような錯覚が見えました。
そして再度外周に出て丘珠へ向けて離陸する機体を撮ってみました。
遊覧飛行時より手前から上がったのは予想外でした。
(丘珠から乗せたお客さんは翌日帰るらしくこの便はフェリーフライトでした)
その1時間後、羽田からの定期便が到着。
ANA B737-881 JA65AN
機体背後の海に一か所だけ白い物体が浮かんでいるのが目当てにしていた流氷。
その沖合には流氷帯といって流氷のまとまったものも入れて撮れましたが、
まだ紋別沿岸部は流氷の量も少なくてちょっと早かったかな?と思いました。
そして折り返しの離陸。
どの辺で機体が上昇するか分からず滑走路に並行している道から撮りたかったけど、
滑走路に沿うように防雪柵があって撮りづらかったので先程の場所から撮ることに。
死角から急に機体が現れたので思うような写真は残念ながら撮れませんでした。
先程の便がこの日の最終便だったので撮影を終わらせ紋別市内で遅めの昼食
店名を見て素通り出来ませんでした(笑)
よってけ まるとみさんで期間限定で提供されているカニ・イクラ丼を頂きました。
一緒に付いてくる茶碗蒸しや味噌汁にも紋別名物の蟹が入っている蟹づくしな内容で
丼に半分盛られたイクラがすっかり脇役状態でした。
それにしても大盛り&おかわりがあれば頼みたいほどに美味しかったです。
食後、レンタカーを返却しに女満別空港へ向かったのですが
思ったよりスイスイと戻って来れて時間に余裕があったので寄り道
道中に北見温泉・金の湯もありましたが、こちらは撮影前日に入浴したのでパスして
女満別の隣町・美幌にある峠の湯びほろさんで入浴してきました。
源泉を加温・加水しているものの町営温泉なのでリーズナブルな値段で入浴でき、
特に食事と入浴を合わせたセットは\900~とお得感がありコスパ抜群の施設でした。
ここから女満別空港までは意外と近く10分程で到着して車を返却し最終便で帰京。
ということでオホーツク紋別空港での撮影。
冬場は狙えば流氷と飛行機を入れて撮れる素晴らしいロケーションの空港ですが
1日1便だけなので撮ろうにも足が遠のいてしまうのが何とも勿体なく感じました。
なので一個人としては撮れるチャンスも増えて利便性が増して利用者も増えるから
羽田便は季節運航で通常は新千歳までプロペラ機で数便飛んで欲しいかな?なんて。
今回は狙っていた流氷は正直微妙だったけど・・・
チャーター便のお陰で通常以上に撮れたので大満足な内容になった撮影でした