メトロノームの使い方 | 山口バイオリン、ビオラ教室 相模大野

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今回はメトロノームの使い方について記していきます。

まずメトロノームを使って練習する理由ですが、ステディな、一定のリズムの中で演奏できるようにするためです。

ではそもそも何故ステディな、一定のリズムの中で演奏する事が必要なのでしょう。

ジャンルを問わず、ほぼ全ての曲は(例外はあると思いますが)ある一定のステディなリズムの波を繰り返して成立しています。その波をハーモニー、メロディーにより彩る、という感じですかね。



ジャンルを問わず、ステディなリズムの波、グルーヴ感のない演奏は聴いていて退屈といいますか、聴いている人を心地よくすることはできないでしょう。

ですからメトロノームを使って練習する意味は自分自身の中にその曲のステディなリズムを埋め込め事だと思います。

個人的経験からメトロノームを使い方を記していきます。

重要なのはいきなり楽器を弾きながらメトロノームをかけないこと。
まず、メトロノームをかけながら手拍子や足でステップを打ちながら歌ってみて、体内にリズムの波を叩き込みます。

いきなり楽器を弾きながらメトロノームをかけると楽器の技術的な都合により、ある意味もぐら叩き的な、リズムの波を取り込むには程遠い練習になりがちなように思います。
メトロノームのカチッカチッという音に合わせるのではなく、メトロノームを用いてリズムの波を体内に取り込むのです。

感覚としてはリズムを円を描いているように感じる、そのくらいまでメトロノームをかけながら手拍子、ステップを打ちながら歌いこみます。

そうすれば練習している曲を正しいリズムで弾けるようになっているでしょう。

随分わかりにくい説明になってしまいました。
ですがこういうものこそ、言葉で説明するよりもレッスンにいらしていただいて実際にやってみる方がはるかに簡単なのです。

ぜひステディなリズムを手に入れ、クオリティーの高い演奏を目指しましょう!