依然として、私が使うファイヤーフォックスが干渉するのか?

皆様の記事のコメント欄を開こうとしても開けない。

でもコメントを入れたい際は別のブラウザを使えば、可能だと解った♪

 

少し前に『グローバリズムとは何を指すのか? その説明が足りない』と、

コメント欄にて、ご指摘と質問を頂いたことがある。

そう言われてみると、今まできちんと説明していたかどうだか? 

ちょこちょこ書いた記憶は有るけれど…

ただ、私のブログを訪問する人は、おそらくご存知な人が多いだろうし、

あらためて説明する必要もなかろう♪ と思っていたけど、

今回は、私が思う『グローバリズムグローバリスト』について触れてみる。

 

 

 

グローバリズムは 

国境を無くして世界は1つが良い)と考える思想 or

国境は有っても国内と国外では事実上の違いが殆どない状態 も加わる。

 

グローバリストは、グローバリズム思想を良いと考える人を指す言葉だ。

グローバリストの見本みたいな超過激な思想を唱える代表的な団体がWEF

1%弱の超スーパーリッチが全世界99%の人をデジタル管理して牛耳りたい思想が目標で、

人・金・物・文化・経済・などを国の枠組みを超えて地球規模で牛耳りたい人が運営する

 

WEFは、毎年、各国の要人をスイスのダボスに招いて交流してきた。

警備にはスイスも協力して莫大なお金を掛けているし、プライベートジェットを使う人も多い。

表向きは、経済を世界中の要人たちと会議をするという主旨らしい主催者のグローバリストらは

身勝手な妄想で世界を動かしたい人たちで 毎年、ヤング・グローバル・リーダーズ(YGLs)も選ぶ。

2024年度は86名が選ばれ5名が日本人だが、過去に選ばれた人がグローバリストになるとは限らない。

ただ国のTOPに君臨する出身者は多く見受けられるし、日本の政治家の中にもYGLs出身者が多いのは、事実だ。

 

 

つまり、グローバルリズムは、私たちからすると嫌悪すべき思想 だ。

一方、似ている言葉としては国際化が有り、良い意味で使われる言葉だ。

あくまでも自分の国が中心他国との関係を深めていく考え方で、視点が違う

 

今の国際保健機関(WHO)も国連(UN)も一部の過激思想家牛耳られている

殆どの西側諸国 及び グローバルサウスの一部の国 牛耳られている

 

2020年のコロナ禍を皮切りに、一気に世界が可笑しくなったのが表面化したけど、

その大元の計画は、優生思想を持つ人々により、ずいぶん昔から練られていた。

常に人間の中には、トンデモナイ考え方優生思想)を持つ者が一定数存在する。

 

アッと言う間にコロナ禍以後、グローバリズムの影響が全世界に及んで行った。

グローバリストの後ろには、超富裕層の個人や国際金融機関らが隠れている。

世の中は『金の力』と『権力』に魅せられて動く人が多い。

彼らグローバリストたちは、豊富な資金を得ながら、

自分たちの理想に向かって、少なくとも50年前から画策して来ていたようだ。

一説には、数百年前から計画されていたとか、もっと古くからという話もある。

そこまで行くと、もう陰謀論の範疇にされてしまうので止めておく。

(第一に私は、オカルト話が現代でも通用する事に驚くのみだ)

 

WEFはもちろん、WHOUNにもグローバリズム思想を持つ人たちが関わり、

各国政府、特に西側の国の政府は、グローバリズム思想に絡め取られて来た。

絡め取られたのは、逆らうのが無駄なほどの上からの強い命令が原因なのか?

何らかの報酬も絡んでいる取引のような命令が原因なのか?  分らない。 

 

 

グローバリストたちの思想は一見正しそうな事を述べて、私たちを簡単に騙す♪

2022年1月 オンラインダボス会議での岸田首相演説やシュワブ氏との意見交換する動画を見て、凡そを知った。

国連が提唱する幾つものSDGs(持続可能な開発目標)も、もちろん欺瞞に満ちている♪

 

私が利用する生活クラブ生協も『サスティナブルな生活♪』と銘打って持続可能な社会を謳っていた。

それがこの国連のSDGsに関係していたと知った時には、ちょっと引いてしまった。

この時すでに私の中では、国連のイメージが悪くなっていたからだ。

 

左翼団体が提唱する事は、一見正しそうに企業や市民生活に溶け込んで行く。

SDGsの各項目も、数年前から可笑しな矛盾点がどんどん露呈して来ている。

二酸化炭素が温暖化?     脱炭素社会を目指す?

それを大真面目に捉えたドイツ社会は今、高いエネルギー代で苦しんでいる。

個人への影響だけでなく、各企業の努力にも関らず、業績が落ちている。

安く済んでいたガス代が高価なガスに置き換わり、費用が嵩んでいるからだ。

 

日本も再生可能エネルギーが持て囃されて、メガソーラーや風力発電が増えた。

しかし、近隣の住民が迷惑しているケースも多々出て来ている。

 (この記事↓ を読むと、すでに健康被害が起きている と分かる)

 結局、自分の首を絞めていることに、ようやく気付き始めているのでは?

 

 

彼らグローバリストの行動を見ていると、歪な優生思想が見えてくる。 

『人口が増え過ぎると地球が汚れるから人口削減して綺麗な地球にする目標

但し、その人口削減する対象者に自分たちは含まれない点が、まず可笑しい♪

言い出しっぺたちは、働く事が嫌いなご老人たちだったりするのも、いかがわしさが漂っている (笑)

デジタル化したコンパクトシティを作りたい目標』も、

超管理監視社会を目指す為には、人口が少ない方が管理をし易いためだ。

 

 

地震災害に遇った能登半島の復興が手付かずなのに、ヤフコメとかを読むと

完全に、グローバリズム思想に洗脳されていることが見て取れる。

グローバリズム思想に嵌る人は、心が冷たく、他者への思いやりがない と私は思っている。

呟く人々は、やがて自分たちの身に降りかかって来る事に考えが及んでいない と思われる。

 

グローバリズムに賛同する企業は、外資多国籍大企業や金融機関が多い。

意識しようとしまいと、心の底では優生思想を持っているから、簡単に国や

国民を見捨てて、自分たちの利益のみを追求しようとしているのが彼らだ。

冷たい心を優先し、自国愛・自国民愛が欠けてしまっている企業群たち。

 

日本の経団連たちも安い労働力欲しさで、政府に移民導入を働きかけて来た。

すごい勢いで、移民労働者が各地で増えている。

政府も見返り欲しさに何も大して考えず、その要望に応えて来たのだろうけど

安い労働力として文化の違う移民が増え過ぎたら、諍いが生まれるのは当然だ。

トラブルが増えるのも、当然だ。

 

政府は正規の移民を増やす政策だけでなく、不法滞在者にも目を瞑っている。

一部の政治家が斡旋して動かなければ、不法滞在者が激増する事も無かった筈。

その政治家たちは何らかの見返り欲しさで何も考えずに、国を壊しているのだ。

 

最近になって知った事だけど、

何かと評判の良くない不法滞在者(クルド人)も、お気の毒な面がある。

解体業で働く末端のクルド人は、アスベストを多く浴びる環境下で働いている。

防護服や、防塵マスクも支給されずに、何の防御もしないで働かされている。

ロボットに代わる単なる労働力として利用されるが、生身の人間なのだ。

優生思想を持つ強欲な人たちに利用されて、健康も脅かされている。

 

何だかんだとお金に釣られて動く人が世界中に溢れた果てで、今の混沌がある。

『金の魔力』『権力欲』『自分中心』に憑りつかれた醜い心は、誰にも有る。

但し、誰もが持つ欲ではあるけど、自分の理性や道徳心で抑える事も出来る。

他者との協調や共存を優先し、他者を思いやる心など 道徳心が歯止めになる。

これらの殆どは各自の余裕心から生まれる訳で、貧困社会では難しくなる。

 

企業理念を持つ社長は自社の儲けだけでなく、社会責任もしっかり考えている。

そういう気骨のある経営者が減っている。 雇われ社長の多くが冷たい。

1990年代から、グローバル社会を政府や企業が望んだ事で、

アメリカも日本も社会全体がどんどん壊れ始め、貧富の差が大きくなっている。


 

【結論】

日本を多文化共生社会にしようとする動きは、日本を壊す事に繋がる。

 

そして今の壊れた社会を産んだのは、みんなの自業自得の結果なのだろうけど、

日本よりもアメリカの方が遥かに破壊度が酷く、目を覆うような状況だと聞く。

アメリカ人による書籍が、今のアメリカの悪い変化を沢山教えてくれている。

戦後の日本が、おかしな医療信仰の強い国になったのも、アメリカの影響だ。

機会が有れば、読書で知った事を、少しずつご紹介していこうと思う。

 

アメリカは自由の国だと思われているけれど、決してそうではない。

差別する人も、実は昔から多かったけれど、

ずっと幻想を見せているアメリカは、そういう嘘のアピールが上手な国だ。

では、ナショナリズムを前面に出す国が良いのか? と言うと、それも違う。  

どちらに転ぼうと行き過ぎれば、酷い扱いをされるのは私たち国民 となる。

だから、何事も中庸が一番! だと思っている。

日本は、良い具合に適当な人が多い。 

例えば、拘り過ぎない適当な宗教観は、日本独特に見られる捉え方だろう。

 

今の日本政府は、上手な外交が出来ない点で、大きく失敗している。

これからは、自国を大切にしながらも、他国との関係を深めて欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日午後から、他所様アメブロ記事にコメントが出来なくなった。

別窓が中々開かないから、コメントすることは諦めている。

私、要注意マークされた?  まさかね♪(笑)

だって、変な政治家たちやマスコミたちの批判をする事は有っても、

私は、私と同じ立場の人に対して、罵詈雑言を吐いたりしないしね。

そのうち、アメブロにメールして聞いてみようかな?

(メール対応をしているかどうかも知らないけど)

まず、UP後に自分のブログでもコメントができるかどうか、試して見よう。

 

 

 

さて相変わらず、色んな人のご意見が知りたくて閲覧していると、

気になる噂話(総裁選の分析)を目にした。

 

岸田総理は、能登の災害の復興には冷たい対応をしつつ、

ウクライナ戦争では一方に味方して、信じられない額の援助をした。

 

ある言論人が言及している噂話だけど、噂話だけど、本当の話だろうと私は思っている) 

この2年半で合計で約30兆円を日本政府から裏金として引き出したのは

ラーム・エマニュエル駐日米大使だ と言う。

彼は、各省庁に乗り込み「日本はもっとカネを出せ」と強く圧迫した。

ハラワタが煮えくり返っている官僚も、要求を呑むしかなかったらしい。

 

ラームさんは、シカゴの人だ。

すでに駐日米大使をやめると表明している。

★『シカゴはギャングがとっても多い特殊な地域』とマックス・フォン・シュラーさんが度々仰っている。

 越境3.0chに出演の際や、彼が出した書籍でも当たり前のように話題に出る。

ワシントンに帰り、カマラ・ハリスの最側近か国務長官になると言われていた。

その業績の仕上げが、小泉進次郎を首相にすることだったらしいが、

それに失敗したラームさんのカマラ・ハリスの側近入りは消えたそうだ。

それどころか、今後の成り行き次第では、

ラームさんは大犯罪者として糾弾されるかもしれない と言う。

 

そのくらい彼は、駐日大使としてあるまじき酷い人格者だったと私も感じていた。

LGBT法案をゴリ押しさせたのも、彼の強引な手法が政治家に及んだからだろう。

それに乗る、自民党の政治家たちも情けないけど、どんな弱みがあるのだろう?

 

 

さて、その30兆の財源は、日本国民の年金もその1つに含まれるらしい

日本国民の年金額が、どんどん減っている。

この物価高でやりくりが難しくなり始めた年金受給者は多い と思う。

その他でも、日本国民は痛めつけられているのに、泣き寝入りする他ない。

一向に声を上げないのは、日本人の我慢強い性質なのか? 諦めなのか?

 

 

総裁選について、政治家音痴の私には語れないので、

多くの人のご意見を閲覧させて頂いて、頭の片隅に置いていただけだった。

多くの人が高市早苗議員を押していたけれど、私は『?マーク』だった。

私が持つ高市議員への印象は、良くなかったからだ。

NTT法廃止法案に賛成する事を知っただけで、私は彼女を売国奴認定した。

保守の顔をしながら、日本の色々をぶち壊す人なんだね と私は思っている。

この判断の元は、以前から萌絵ちゃんの意見に影響されているのだろう。(笑)

 

もちろん、萌絵ちゃんの意見は間違った判断かな? と思う事は多々ある。

でも、日本の事を守りたい純粋な気持ちが感じられるから、私は応援している。

ただ、1人の人の考えに心酔していると、正解が見えなくなる。

だから『方向性が同じの考え方や見方』であっても、

出来るだけ多くの人のご意見を知るように、私は心がけている。

有る部分では正解でも、違う部分では不正解 という事はよくあることだ。

 

裏話や噂話の類は、得た人の総合判断が必要だと思っている。

直ぐに広げた方が良い場合もあるけれど、

熟成するまでは、広げないことも重要だ と私は思う。

 

 

さて、話を戻すと、(この話は、原口議員の動画で言及されていること)

今回、石破総裁に票を入れた議員さんたちの多くが『裏切り』と感じたようだ。

石破総裁が『早期解散を明言する小泉進次郎議員』を批判していたから、

石破総裁に票を入れた議員も、多いのだそうな。

 

選ばれた段階でも、石破総裁は解散はもう少し後だと匂わせていた。

しかし、小泉進次郎議員と同じ案(10月27日選挙)となっている。

しかも、総裁任命される前の言及は、規則違反 ではないか?

と、原口議員はお怒りだ。

 

その見方を知ると、あらあら??? ルール破り???  と思ってしまった。

だから、多くの票を入れた議員が裏切られたと思うのも無理はない と思った。

 

今度の選挙では、現職議員が有利らしいけれども、

それでも、慌ただしさにイラついている現職議員さんも、多いようだ。

 

以下に、原口議員のYouTube動画を貼り付けた。

 『拍手ゼロの首班指名、解散権の封じられた石破茂首相の幕引き』10月2日    

 

 

追記♪

自分のコメント欄に、試しに何か入れようとしても、出来ない。

中々、開きそうにもない。

これは、困るなあ。 

もし、どなたかのコメントを頂いた場合は、

次の記事の題を『返信コメント』として、代用する他ないかな。  (*^^)v

 

 

追記の追記  ここで、返信コメントを書かせて頂くことにした♪

 

まりままさんから以下のコメントを頂いた。

あら、コメント届きませんか?

 

【私の返信コメント ①】  まりままさんへ

初めまして!  まりままさんのコメントは、反映できています。

お試しコメントを、どうもありがとうございます💛

 

どうやら、私がコメントを送る際だけに発生するトラブルのようです。 

今、アメブロに個人的に質問を済ませて、回答待ちです。

返信コメントできないのは困るので、早く解決法を見つけたいです。(*^-^*)

 

 

ご隠居さまからも情報を頂いた。

こんにちは。私もブラウザがFirefoxだとコメント欄が「読み込み中」でぐるぐる回って開きませんが、

それがSafariだと何事もなく開きます。Firefoxが悪いのか、アメブロが悪いのか、

なんともいえませんねえ。

 

【私の返信コメント ②】 ご隠居さまへ

こんにちは。  コメントもありがとうございます💛

そうそう 「読み込み中」でぐるぐる回って開きません よね。

トラブルの原因は、ファイヤーフォックスでしょうか。 

そうなると、パソコン音痴の私にはお手上げです。

 

ご隠居様はお詳しいので、

もし対処法が見つかったなら、教えて下さいね。 (*^-^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残り2日で、10月から65歳以上の高齢者向けに8回目の定期接種が始まる。

荒川央博士が『騙す事、騙される事』と題した記事を、3日前にUPされていた。

その記事を、途中からだけど、適宜引用して記録しておこうと思う。
 

私が荒川博士の記事を度々引用するのは博士の誠意と心意気に感謝しているからだ。

損得抜きに、すごい情熱で危険を訴えて下さっている事が感じられたからこそ、

当時、接種に無防備だった家族に対して、私は異常な態度で思い留まらせた。

当初から真摯な気持ちが溢れていた、博士のNOTE記事。

日本人に生き抜いて欲しい気持ちが、当時からとうとうと溢れていたのだ。

その思いは、私も同じだ。 

嘘で溢れる日本の情報の中だけど、やすやすと根絶やしされてはたまらない。

特に若い人には何とか早く、日本が偽情報で溢れていることに気づいて欲しい。

大変な時代だけど、生き抜いて欲しい。 

 

 

尚、記録した文は総てではないし、出来る限り端折り、文体も断定調に変えている。

けれども、ニュアンス自体はそれほど変わっていない と思う。

 

ただ正確に知る為には、やはり荒川博士の本記事を、読む事をお勧めしたい♪

      荒川博士の本記事はこちらで ↓   9月26日UP            

 

コロナ騒動とお金

国民は「思いやりワクチン」「大切な人を守る為に」の言葉に誘導されて、

互いを監視し合い、公衆衛生の名の下にワクチン未接種者を追い詰め弾圧した。

戦時中の「非国民」と呼ばれた人々の扱いと言っても良いほど、異常だった。

事実上、コロナワクチン接種事業は集団心理と同調圧力を利用して

国民の末端まで推し進められた。

しかし、その事業に全員が見返り無く関わった訳ではない。

 

実際、コロナ騒動を巡っては巨額のお金が動いた。

ファイザーやモデルナといった製薬企業に資金が流れ、

その一部は製薬企業をスポンサーとするマスメディアに流れ、

更には感染症対策の名目で莫大な金額が医療機関に流れた。

 

コロナワクチンを認可する規制当局が資金の流れと無縁とは考えにくいだろう。 

コロナ政策の舵を取ったのは、政府であり、

接種事業を推進したのは、厚生労働省を起点とした行政であり、

実際に現場で人々にコロナワクチンを接種したのは、医療従事者で、

積極的に推進したのは、TVや新聞を中心とするメインストリームメディアだ。

また、SNS上などのインフルエンサーの中には、資金提供を受けてワクチン接種

をPRしていた人もいるだろう。

 

一方的に騙した人はいたのか?

このコロナ騒動を通して、多くの人が騙し騙される事に関わってきた。

 

伊丹万作氏は、日本の映画監督、脚本家、俳優、エッセイスト、挿絵画家。

映画監督の伊丹十三は 万作氏の長男。

以下、伊丹万作氏のエッセイから一部を引用させていただく。

 

 

伊丹万作『戦争責任者の問題』

さて、多くの人が今度の戦争で騙されていた と言う。皆がみな口を揃えて騙されていた と言う。

私の知つている範囲では 俺が騙したのだと言つた人間はまだ一人もいない。ここらあたりから、

もうぼつぼつ分からなくなつてくる 多くの人は騙した者と騙された者との区別ははつきりしている

思つているようであるが、それが実は錯覚らしいのである

 

例えば、民間の者は軍や官に騙されたと思つているが、

軍や官の中へ入れば皆上の方を指して、上から騙されたと言うだろう。

上の方へ行けば、更にもつと上の方から騙されたと言うに決まつている。 

すると、最後にはたつた一人か二人の人間が残る勘定になるが、

いくら何でも、わずか一人や二人の智慧で一億の人間が騙せるわけのものではない。

 

すなわち、騙していた人間の数は、一般に考えられているよりも遥かに多かつたに違いないのである

しかもそれは、「だまし」の専門家と「だまされ」の専門家とに劃然と分れていた訳ではなく、

今、一人の人間が誰かに騙されると、次の瞬間には、もうその男が別の誰かをつかまえて騙すと言う

ような事を際限なく繰り返していたので、

つまり、日本人全体が夢中になつて、互に騙したり 騙されたりしていたのだろう と思う。

 

この事は、戦争中の末端行政の現われ方や、新聞報道の愚劣さや、ラジオのばかばかしさや、

さては、町会、隣組、警防団、婦人会といつたような民間の組織がいかに熱心に かつ自発的に騙す側

に協力していたかを思い出してみれば直ぐに分かる事である。 つまり騙す者だけでは戦争は起らない

騙す者と騙される者とが揃わなければ、戦争は起らないと言う事になると、

戦争の責任もまた(たとえ軽重の差はあるにしても)当然両方に有るものと考える他はないのである

 

そして 騙された者の罪は、ただ単に騙されたと言う事実そのものの中にあるのではなく、

あんなにも造作なく騙されるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に

自己の一切を委ねるようになつてしまつていた国民全体の 

文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである

 

「だまされていた」と言つて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でも騙されるだろう。

いや、現在でもすでに別の嘘によつて騙され始めているに違いないのである。
一度騙されたら二度と騙されまいとする真剣な自己反省と努力がなければ、人間が進歩する訳はない

 

 

伊丹万作氏は、騙された人が騙す行為に加わるという連鎖のピラミッドの中では

『殆どの人が騙す側である』と考察しているが、私は氏と考えが若干異なる

 

互いに騙し騙される現象が連鎖的に成立するピラミッドがあるなら、その『頂点には

一方的に騙した人達が存在してもおかしくない』と言うのが 私の考えだ。

 

 

国民へ接種を推し進め来た厚労省には今回の甚大な薬害に対する大きな責任がある。

国が責任を持って国民に公開すべき事の一つは

「厚生労働省のそれぞれの立場にある者のコロナワクチン接種歴」であり、

彼らが実際に何回まで接種しているのかをぜひ公開してほしい と願っている。

 

 

また『接種したショットのロット番号』が虚偽なく公表されていたならば

彼ら自身も騙されていたかどうか、或いは

どこまでの立場の人間が騙す側に有ったか を知るヒントとなるのではないか?

 

 

「全責任は私が引き受ける」と豪語した河野太郎ワクチン担当大臣は、結局のところ

何の責任も取ろうとしはしていない。

国会議員の中にもワクチンを接種し、後遺症を患う人もいる話も耳にした。

全国会議員のワクチン接種回数及びロット番号』の情報が公開されたならば

特定の政党や特定の立場の議員の中に『一方的に騙す側の人間』がいたのか を

判断する材料になるのではないだろうか?

 

 

集団心理を反転させるために

仮に自分自身の所属する組織が人道に反する行為を行なっていた場合、

「真面目に」職務に取り組む事自体がその行為に加担する事に繋がるだろう。

権威に逆らう事は、大多数の人間にとっては簡単な事ではないのかもしれない。

けれどもミルグラム実験では、最終的には35%の人が権威からの指示にも関わらず、

段階の差はあれど実験の途中で拒否し、他者に危害を及ぼす行為から離脱した。

つまり35%の人間は権威の言葉ではなく『己の良心』に従って最終的な決断をした。

 

「ミルグラム実験」とは、イェール大学の心理学者スタンレー・ミルグラムによる

「閉鎖的な状況において権威者の指示に従う人間の心理状況についての実験」で、この実験は、アイヒマン裁判 (1961年) 

の翌年に上記の疑問を検証しようと実施されたため「アイヒマン実験」とも呼ばれる。

実験参加者は「この実験は学習における電気ショックを使った罰の効果を測定するものである。」と最初に説明される。

そしてくじを引かされ「教師役」となり、ペアを組む実験協力者が「生徒役」となるようにセッティングされる。

しかし実は教師役だけが真の被験者で、生徒役は役者が演じるサクラで、実際には電気ショックを受けた演技をする

というもので、つまり教師役である被験者には、実験の本当の目的は知らされていない

電気ショックは45ボルトから始まり、教師役は生徒役が解答を間違える毎に15ボルトずつ電圧を上げるよう指示される。

生徒役の反応は実際に拷問を受けているかの如く絶叫し、もがき苦しむものであり、とても演技とは見えないものだった。

具体的には以下のようなもの。

75ボルト:不快感をつぶやく
120ボルト:大声で苦痛を訴える
135ボルト:うめき声をあげる
150ボルト:絶叫する
180ボルト:痛くてたまらないと叫ぶ
270ボルト: 苦悶の金切声を上げる
300ボルト: 壁を叩いて実験中止を求める
315ボルト: 壁を叩いて実験を降りると叫ぶ
330ボルト: 無反応になる     (以降は最大の450ボルトまで無反応状態のまま)

もし、教師役である被験者から「実験を中止したい」という意思表示が有った場合には、

「権威ある博士 (らしく見える男)」が次のような言葉で続行を促す。

「 続けて下さい」「実験を続けて下さい」「絶対に続けて下さい」「他に選択肢はない。あなたは続けなければならない」

「相手の体に後遺症を残す事は無い。 責任は我々が取る」

 

この実験結果は、ごく普通の平凡な市民でも権威の後ろ盾大義名分があれば、他者

に対して残忍な行為苦痛、それどころか死を与える事すら躊躇わなくなる心理

如実に示すものだった。 このような現象を「ミルグラム効果」とも言う。

 

ミルグラムは、1974年の論文「服従の危険性」でこの実験を次の様に要約している。

「実験科学者の命令という絶対的な権威と、被験者=参加者の他者を傷つけてはならないという強い道徳的義務が対立し、

 被験者の耳には被害者の悲鳴が響き渡る中、権威が勝つ事が殆どでした。権威者の命令であれば、大人がどんな事でも

 殆ど厭わないという極端な傾向が、この研究の主な発見であり、最も緊急に説明を必要とする事実です。

 一般の人々は単に自分の仕事を熟しているだけで、彼らに特別な敵意がない場合でも恐ろしい破壊的プロセスの一端を

 担う事になる。更に、彼らの仕事の破壊的影響が明白になり、道徳の根本的基準に反する行動を取るよう求められても、

 権力に抵抗する手段を持っている人は比較的少ない のです」

 

 

 

 

コロナ騒動に始まった「mRNAワクチン騒動」は まだ終わっていない

それどころか、この先 更に姿を変えたものが控えている。

 

コロナワクチンDNA汚染は、mRNAワクチンの不可避で致命的な欠陥を露わにした。

DNA汚染は、コロナワクチン接種者に発症する悪性の癌の一因と考えられる

 

にも関わらず、現在も様々なワクチンのmRNA化が進められつつあり

癌mRNA製剤の事業は、巨大マーケットとしてさらに拡大されようとしている

 

 

そして日本では、レプリコンワクチンが目前に迫っている。

今後これらの薬害で犠牲になる健康や命が、どれ程の規模に及ぶか予測がつかない。

日本国民が対象のレプリコンワクチン接種が目前の中草の根の活動も広がっている

SNSなどの情報が届かない人達にも情報を伝える為に、多くの人が街頭で

コロナワクチンを含めた『mRNAワクチン危険性』を伝えようと尽力されている

 

 

多くの人が、自分や周りの人々がmRNA製剤によって健康を傷付けられて、

(時には)命すら落とす と言う経験を経て来ている。

コロナワクチンの危険性について耳を貸す人など殆ど居なかった以前と比べて

状況は変わりつつあるようにも見える。

 

 

コロナ騒動の始まりに集団心理があるのなら、

騒動を終わらせるには集団心理の転換が必要となる

 

ワクチン接種を強要する為に働いていた筈の集団心理も

臨界点を越えれば、雪崩を打つようにひっくり返り、

この騒動を終わらせる大きな力となり得ると信じている。   

                             (引用  終了)

 

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追記1 『レプリコンワクチン風評被害』


           中村篤史 医師の心配事           

 

 

レプリコンワクチンで健康被害 は有るかもしれないけど、

もっとヤバいのは、

(例えば、シェディングとかが問題化して)

何かのパニック騒動が起こったとすれば、社会問題化するよね。

 

下手したら『国際問題』に発展する可能性が有って

日本人は、海外に来るな って言う話になるし、

外国の人は、日本に来るな って言う話になる。

 

つまり 人の移動が制限されて、あとモノの移動ね

レプリコンで汚染された地域の商品を持って来んな という事で、

貿易の制限とかが起こったとしたら、どうなります?

 

これ、旅行業者が打撃を受けるとか、そんな程度じゃなくて、

日本の株式自体がね、大暴落すると思うよ

 

そうなったら、今すでに、現在進行形やけども、

外資がさ、日本企業を思いっきり買いまくるやん、株価が下がった時に、

当然、バッと買って、乗っ取るよね。

と言う流れで、日本が経済的に終わる可能性、そこくらいまで心配。

 

つまり、レプリコンワクチンで健康被害、

それも有るかもしれんけど、それ以外にもっとヤバいのは、

経済的な大ダメージ よね。  そこ、すごい心配。 

この辺、あんまり誰も言ってなくない?   言ってないですよね。 

 

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追記2  茂木先生の大きな怒り(YouTube動画 より)

不適切な手法でデモに参加した2000人の経緯を知り、心から落胆されていた。 

主催者側は全く寝耳に水の話だったのに、さっそくSNSではヤジられている

自腹で参加された人が殆どで、遠くの県からも参加された人もいらっしゃるのに、

誤解をされてしまった。 巧妙な妨害工作をされたのか? 真相は解らない

 

   こんな風にヤフーニュースでも取り上げられて、誤解が広まって行く。

記事を読むと中身は、公平な視線で書かれているけど、それに付く最大コメントは、このデモを誤解するものだった。

 

 

簡単に動画の内容を記しておこうと思う。

 

金儲けのために、人の命を犠牲にするな!! と言う思いから、

昨日 9月28日 東京有明の臨界防災公園で大規模な国民集会デモが行われた

当日の茂木先生の力強いスピーチの一部。↓

地位や名誉や金なんか もうどうだっていいんだ!!

人はいつか死ぬんだ!!

 

ホストを束ねる組織の人が、バイトデモを思いついた人の代わりに謝罪をした。(以下の通り) 

有明パレードデモに参加の皆様、及び応援して下さる皆様、この度は人集めに際し、不適切な方法を用いた事に関して、 

深くお詫び申し上げます。Xでご指摘頂きました件に関しまして、今回何としても多くの人を集めたいと言う想いから、

各所にデモの参加をお願いしに行きました。その際に、仲間の1人が多くの人に興味を持って頂けるようにと自腹を切って

声がけしてくれておりました。 せっかく、志を持った皆さんが集まり、声を上げて下さる大切な場面で、このような形で

水を差してしまった事を、心よりお詫び申し上げます。  本当に申し訳ございませんでした

 

もう、あきれ果てて言葉が出ないですね。

これで2千人集まったとしても、『この運動は金で人を集めているだけだ』という

相手方の宣伝工作に利用されることが、何故分からないんですか? 

 

今後、2千人ばかり集まった事の100倍以上のマイナスになりますよ

もう、この人たちには2度と参加して欲しくない

 

昨日集まった何万人か分からないけれど、殆どの参加者はお金なんか貰ってません。

自腹で来ているんだ。 遠いところから、他県や海外から来ている人もいた。

僕ら登壇者も一銭も貰ってないですよ。  何やっているんだ

 

数が多けりゃ良いのか? ノルマ達成すれば良いのか?  

ま、結局ね

日本人の精神はここまで堕落したってこと。   (後 略)

 

 

 

 

私が、割とドイツの話題を書くのは、ドイツの行く末が心配だから。

アメリカの属国のような日本とドイツは同じ立場だと感じるからでもある。

夫の姪とドイツ人の連れ合いと息子が、ドイツ在住なのも関連する。

 

数日前に、姪と連れ合いが横浜に来てくれて、家族でゆっくり食事をした。

政治的な話は避けたけど物価については一応聞いてみた。(知ってたけど)

全体に上がったし、特にガス代は4倍になった と。(ああ やっぱり)

エネルギー代金も含めて、物価上昇の話は本当だった。

ただ、円安で日本への運賃とかがメチャ安くて助かる♪ と言っていた。

(円安でマナーの悪い外人が増えて、日本各地の観光地では困らされている)

 

日本の政界は、石破総裁に代わって、どういう風に変わるのだろう?
過去消費税15%と言っているから、財務省の傀儡なのは明らかだ。
財務省の思考は、ザイム真理教で覆われている。(全員ではないけど)
財務省のバックには、外資グローバリストたちの存在も見え隠れする。
外資グローバリストは世界各国にいる。 アメリカはもちろん、中国にだっているし、どの国にもいる。
 
また、石破総裁は、岸田路線を継続する と言っているけど、
岸田路線の中でもヤバいのが、『アジア版NATO』を作ろうとしていたこと。
これを継続されたら、世界中から袋叩きに遇うから、もう勘弁して欲しいな。
 
原口議員は本日の動画内で、こんな風な事を仰っていた。
石破総裁には石屋(グローバリスト)を破って欲しいけど、消費税15%の発言は石屋を強固にするものだ。
アメリカのグローバリスト政権は『戦争』と『搾取』と『説教』を輸出している。
最終的に奪いに来るのは『言葉』だから、僕らは『言葉』や『仲間』や『絆』大事にしないといけない。
ド緊縮財政に向かう自民党は、もう終了して貰わなければいけない。
 

不思議なのは、今回の総裁選に出馬した9名は誰一人減税に触れてないけど、

アメリカでは、カマラハリス政権でさえ『減税』と言っているし、

トランプさんはチップや社会保険や所得にも『税をかけない』と言っている。

その代わりを『関税で穴埋めする』と言っている。

今の日本政府は4年連続で過去最高の税収を更新し続けている。

それでも日本だけが『税』を毟り取る政策をまだ続けるつもりらしい。

色んな多目的の税の数々で、私たちは毟り取られている。 

その還元を、私たちはちゃんと受けているのだろうか?

 

 

 

さて、ドイツは日本と同じで、マスコミは左翼系を支持する勢力が強いようだ

また、ドイツと日本の公共放送の役割もかなり類似していて、気持ち悪い

これは、川口マーン恵美さんの9月7日に記事で知って思った事だ。

ドイツの公共放送は、第1放送も第2放送も思想的には完全な左翼で、特に緑の党との親和性が高い。

日本のNHKと同じく国民の支払う受信料で運営されておりテレビ離れと言われる今も影響力は大きい。

 

その記事を適宜引用しながら、記録しておこうと思う

 

9月初め、ドイツの2州(チューリンゲン州とザクセン州)で選挙が行われた。

その結果は、現政権与党(3党ともに左翼系)が、ほぼ壊滅となった

特に左派党Linkeが政権を持つ唯一の州だったチューリンゲン州では、左派党

2/3近くの支持者を失い、代わって票を伸ばしたのはAfDドイツの為の選択肢だ。

 

その2州は旧東ドイツの州で、ドイツの歴史の中でも重要な地域だと言う。

チューリンゲン州は、バッハの生誕地で、ルターの宗教改革の主要舞台となっている地。
ワイマール共和国の中心地で、ドイツの歴史で最も重要な場所の一つ。

ザクセン州は、ドイツ最東の州でチェコとポーランドと国境を接し、中世から学問、芸術、工業、商業

などで栄えたライプツィヒやケムニッツ等の都市を抱え この州もドイツ史では重要な意味を持つ場所。

 

 

AfDはチューリンゲン州では第1党になり、ザクセン州では僅差で第2党となった。

チューリンゲン州… AfDが32.8%、CDUが23.6%、BSW(サラ・ヴァーゲンクネヒト同盟)15.8%

ザクセン州… CDUが31.9%、    AfDが30.6%。

 

新党であるBSW党首ヴァーゲンクネヒト氏は、基本的に共産主義者で、貧しい国民に寄りそう政治家。

今回躍進した原因はウクライナへの武器供与に反対、およびロシアとの和平交渉を主張した事による

かつては左派党だったヴァーゲンクネヒト氏が作ったBSWの平和主義が多くの国民の琴線に触れた

 

↑ ドイツ国民の7割近くは、ウクライナでもガザでも停戦を望んでいる

多くの国民は、武器の輸出にのめり込んでいるドイツ政府に対して極めて批判的だ

 

チューリンゲン州ではCDU(キリスト教民主同盟も保守系だけど、中々先行きが

不透明らしく、ザクセン州でも今後の見通しが立たなくなっているそうだ。

 ★キリスト教民主同盟=CDUについて検索した。(3年前の記述は以下のとおり)

 キリスト教民主同盟は、連立を繰り返しながら戦後ドイツで幾度も政権を担った主要な保守政党。

 右派から中道まで、幅広く各種勢力を取り込んだ柔軟性に特色があるが、

 特にメルケル首相の下では、環境問題や同性婚問題などで大胆とも言える政策が実行された。

 しかしメルケル首相が退陣後、保守派の圧力と中道に向けて開かれた姿勢の間にある内部の隔たり

 の大きさが改めて目立ってきている。 (2021年 秋)

 

 

さて、先行き不透明の理由は、どこにあるのだろう

私は、ドイツ人のナチズムへの恐怖の記憶がこびり付いている との印象を持った。

加えて公共放送TV局では、虚偽も交えた表現としか思えない放送をしているようだ。

ザクセン州の報道から、見えて来るものがある。

 

選挙の夜、テレビの画面に現れた政治家らが皆、「我々は民主主義の政党とのみ連立する」と、

いつも通りの台詞を念仏のように唱えていたのを見て、私は驚きを隠せなかった。

CDUは、絶対にAfDと連立しない方針を『防火壁』と称して貫こうとしている。(略)

CDUにとって『防火壁』は自縄自縛以外の何物でもない。彼らがAfDをボイコットし続けたら

チューリンゲン州でもザクセン州でも、まともな連立相手がいなくなるのは、中学生でも分かる。

 

ところが翌日のチューリンゲン州で、CDUの州代表が「民主的な票によって選ばれた政党の中では、

我々が第1党なのであるというトンデモ勝利宣言を捻り出した。 (略)

ただ、同州では全88議席のうちの32議席AfDが占めている為、23議席しかないCDUの連立相手の

選択肢は、BSW(15議席)、左派党(12議席)、社民党(6議席)しかない。

どれも左派の党で、主張する政策も信条もCDUとは相入れない。

そもそも数年前まではこんな連立など、あり得なかった筈だ。

しかも有権者の6割が現在の左派政治に不満だったから、保守のAfD、あるいはCDUに投票したのだ

そのCDUが『防火壁』を掲げてAfDを締め出し、左派の党を引き込めば、州民の失望は大きいだろう

 

ところが、公共放送はそうは思わないらしく、第2放送が2日に放映した特別番組でインタビューされた

殆どの人がAfDの台頭に恐れ慄いており、インタビュアーたちが深刻な顔でそれに頷いていた。 

片や「自分はAfDに投票したが、でもナチではない」と語ったのは、お金も教養もなさそうな人達。

報道の趣旨は明らかだ。「『防火壁』の死守こそが民主主義の防衛だからドイツをAfDの恐怖政治から

守らねばならないのである!」  ザクセン州で起こっていることも、まさに同じだ。

 

これまでメディアAfDの政治家を阻害して登場させなかったが、このAfDの躍進ぶりでは難しい

インタビュアーは、AfDの政治家にマイクを向けて今後の抱負を語らせても、最後には必ず、

「でも、誰もあなた方と連立する気はないのに、どのようにそれを実現するつもりなのか」と、

いかにもバカしたような口調で切り捨てた。 

 

しかし、誰も AfDと連立したがらないというのも紛れもない事実なのだ。

ただ、それでも私は、AfDが公平に扱われていないという印象を拭いきれなかった。

例えば今回の選挙で、CDUが主張した移民政策の殆どはAfDがここ10年近く言ってきたコピーだ。

AfDが主張すると『外国人差別だ、排斥主義だ』と叩かれる事も、CDUが言えば評価の対象になる

 

AfDCDUが連立し、冷静な議論で妥協点を見つけられれば、一番安定した州政府が立てられる。

AfDを排除する目的で無理やりパッチワークの様な連立を組んでも、遅かれ早かれ、政治は破綻する。

 

また、メディアAfDを悪者として叩き続ける限り、多くの国民は状況を正確に把握できないだろう

尚、残念ながら、日本におけるドイツ関連のニュースでは、これら公共放送や主要メディアの報道が、

ほぼそのまま流されてAfD危険な党だという事だけが強調されなぜ危険なのかは報道されない

もう少し(日本の報道も)深く切り込んでほしいと、いつも思う。

 

ちなみに、ドイツには、ヒトラーが民主主義に基づいて政権を奪取した事への反省から、

戦う民主主義という考え方がある。 おそらくドイツ人は現在、AfDその危険と見做し、

あらかじめ予防する為に、皆で「戦って」いるつもりかもしれないあちこちの抗議デモで、

参加者が常に「民主主義の防衛」と「AfD打倒」をゴチャ混ぜにして叫んでいるのを見ると、

私は不自然なものを感じる。特に、そのデモに閣僚が参加している時は、尚更だ

 

9月22日には、旧東独ブランデンブルク州で州議会選挙が行われる。元々、社民党が強かったが、

今や何が起きても不思議ではない。また、おそらく『悪者はAfD』という事になるのだろう。

民主主義を守れ!の掛け声の下、今のドイツ人はタガが外れたように皆であらぬ方向に行くが、

行き着く先は、良くて八方塞がりで、悪ければ奈落だ。

少なくとも、チューリンゲンとザクセンでAfDを選んだ人たちの目には、そう映っているはずだ。

 

難民による犯罪の急激な増加、治安の悪化、インフラの瓦解、産業の空洞化と、

現在のドイツは多くの深刻な問題に押し潰されそうに成っているのに、

与党が異端AfDの撲滅ばかりにのめり込むのは、自らの失態から国民の目を逸らす為なのか?

 

彼らの守りたい民主主義というのは、一体どんな形をしているのだろう。

連立交渉はまだ始まっていないが、難航は必至だ。

ひょっとすると、変革は今度もまた、東で芽を出すのかもしれない。

 

 

2024.09.07  ドイツで「いま起きていること」                 

 “憎悪” や “排斥”で社会を分断させた「本当の悪者」は誰なのか           

 

  

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

問題点だらけのマイナ保険証問題。

 

マイナカードの問題点は、原口議員の説明で何度も聞いていた。

まず、このマイナカードは、制度設計がマズいので使い物にならない。

新たなマイナンバーカードに着手する他ないのでは? と仰っている。

 

政府は、一度決めた事はそのまま翻さない事を徹底しているようだ。

保険証廃止問題だけでなく、新型コロワクチン接種問題も同じで、

『止めるとか、訂正するとか、謝罪するとか』 それらが一切ない。

政府の態度は、一般常識から、ものすごく外れている。

以下は、東京新聞オンライン記事から判明した事だ。

 

 

健康保険証廃止決定経緯が分かる記録は無い

東京新聞の情報公開請求や関係者への取材で分かった という。

 

政府が「現行保険証の廃止の方針」を示したのは、2022年10月13日
 河野デジタル相が、記者会見で「2024年度秋に現在の健康保険証の廃止を目指す」と表明。
 政府は「原則廃止」だけど「強制はしない」と、現行保険証の選択の余地も残していた
 
しかし、政府「2024年12月廃止」と決定した。
マイナンバーカード取得義務化にも等しい「大きな政策転換」だが、
政府内で、どの様な議論があったのか、ブラックボックスになっている。
 
 
 

今年6月東京新聞は 厚生労働省とデジタル庁に 健康保険証の「完全廃止」

のプロセスが分かる文書の開示を求めていた。

2カ月後に両省庁から開示されたのは、2022年6月に政府が原則廃止を決めた「骨太の方針」と 
22年9月29日と10月12日の「マイナンバーカードの普及・利用の推進に関する関係省庁連絡会議」
の議事概要、資料、廃止を表明した関係大臣の会見概要だけ。殆どはホームページで公表済みだった
 
連絡会議の議事概要は全部で7枚。 厚生労働省は「連絡会議も決定経緯を示す一部」と説明するが、
いずれの会議も記されていたのは、河野氏の発言だけだった
会議で河野氏は、マイナ保険証をカード普及の「切り札」と述べ、
「各種カードとの一体化はどんどん前倒しでやらせて頂きたい」と意欲を示した。

 

議事概要で関係省庁からの意見が「なし」と記され保険証廃止議論した形跡は窺えない
2024年度秋」とする廃止時期言及もなかった
東京新聞の取材に、両省庁は連絡会議とは別に、
大臣間でも協議していたことを認めたものの大臣間の協議の記録はない とした。
 

 

河野氏が廃止を表明した2022年10月13日会見直前に、
厚労、総務の2大臣が、岸田文雄首相保険証の廃止方針報告している
しかし、両省庁から開示された文書の中には、首相報告時の記録もなかった
 
 内閣官房総務省にも、首相報告時のやりとりや廃止の経緯を記した文書がないかを尋ねたが、
 いずれも「記録はない」とした。
 内閣官房の担当者は、「デジタル庁が事務局となっている連絡会議に基づいての報告。
 (記録を取るとすれば)デジタル庁ではないか? 内閣官房が関与するものではない」とした。
 総務省担当者も基本的に現行の保険証廃止の決定に至る調整は厚労省デジタル庁間で為される
 総務省は主体的に政策決定に関わる立場ではなく、議事録も作成するものではない。と説明。

 

 

公文書管理法 公文書を「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源」と定義し、

軽微な場合を除き、行政の意思決定過程や事業実績を検証できるよう、文書の作成を義務付けている。

閣議や閣僚らで構成される会議の決定のほか、法令の制定や改廃、その経緯などが対象となっている。

 

デジタル庁の担当者は「公文書管理法に定める意思決定に至る過程として連絡会議
の議事録を作成し、開示している」と説明し、
「大臣間の協議は適時・適切に行われており記録はない
 総理への報告は、連絡会議の報告をした物で、特段の記録はない」と答えた。
 
厚労省の担当者は「首相への報告はあくまで報告なので記録はない
「大臣間で協議や報告、確認の作業はしていると思うが、我々が保有しているものは
 開示請求で示した通り」と話した。

 

 

    東京新聞 2024年9月25日  (マイナ保険証取材班・戎野文菜)     

 

 

 

オマケ♪  共同通信社の記事より

 

全国保険医団体連合会は19日、マイナンバーカードに健康保険証機能を持たせたマイナ保険証

に関する調査の中間集計結果を発表した。

・回答した1万242医療機関のうち、69.7%に当たる7134が5月以降に不具合を経験。

・端末で読み取れなかったり、読み取った名前や住所が不正確だったりした。

・他人の情報がひも付けられていたとの回答も、155医療機関であった。

・不具合時の対応として、現行の保険証で保険加入の資格を確認したケースが多かった。

 

森園先生の記事より

 

マイナ保険証一本化は、ここ数年では多分無理なので割と楽観視しています
資格確認証との併用で永遠と 10年スパンで続くと予想します。
 
だって 国管理?問題もあるでしょうけど
それ以上に 末端の医療機関の器械トラブルが必発 です。 
っていうか
現在当院 トラブルで認証しなくて マイナ保険証受付できません
そんな医療機関、死ぬほどでてくるし、
だいいち未だに10%位しかマイナ保険証使ってない状況で
来年いっぱいで一本化は無理でしょう。   特に高齢者は無理よ
 
もしそれでも強硬したなら 高齢者病院受診できなくて 路頭に迷っちゃうので
次の選挙では 保険証復活を!なんていう野党に 
大事な高齢者票が移っちゃうから、そんなバカな事はしないでしょう
 
次に首相となる人が  
すみません うちの党の馬鹿な大臣が マイナ保険証一本化とか言ってましたが
それは撤回してしばらく資格確認証と併用でいくので ご高齢の方ご安心下さい。
今後とも自民党を よろしくお願いします。 
 
と、訂正すると予想しています