天空の郷 果無集落 | きみおの趣味的Life

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なんでも綴ります。


世界遺産に登録された熊野古道。

その内の一路、高野山と熊野本宮を、ほぼ一直線で結ぶ小遍路は、深い山中を貫く。


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その最果ての山の頂きに、その集落はある。

その名も「果無(はてなし)集落」。
正式な集落名で、それだけで郷愁をそそる。
天空の郷とも呼ばれているそうだ。


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1000年以上前から、信仰心の厚い日本人が、命懸けで、綿綿と山中を歩み続けている。世界遺産にふさわしい。

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山の尾根沿い、この先にわずが2〜3軒が、肩を寄せ合うように今も生活している。


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週に1便、月曜のみ、村のバスが運行している。
集落へ続くだだ一本の山岳道は、マイクロバスでも転落しそうな狭いコーナーが続く。

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古道の旅人が、一晩の宿としたのだろうか?
縁側を開ければ眼の前が世界遺産。世界中でここ唯一軒だろう。


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蛇が歓迎してくれる。2mはあった。


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やがてこの集落も絶えるのだろうか?


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TVで特集されると、私を含め野次馬が増える。一方で記録映像として残る事が救いだ。

いつか機会が有れば、この古道を歩きたい。
逃げ道の無い一本道で、ほぼ一日を要する。ちょっとした覚悟と体力が要るようだ。