誕生日前夜。
明日で40歳になる私。
30代最後の1日は
美容室に行き、ブリーチして髪をピンクにした。
前髪も眉上まで切った。
少しでも若く見えた方がいい。
女とは、年齢に抗う生き物だ。
どうやら、怒涛の40代になりそうな予感しかせず
忘備録として、ここに書き留めておこうかな
と、ふと思いたった次第。
死ぬ前に、家族に読んでもらえれば
それはそれで、面白いのかなと。笑
私には、10歳の息子と2歳の娘がいる。
4歳下の主人とは再婚同士。
息子は私の連れ子。
娘は2年かかって、ようやっと授かった
今の夫との子供。
とても明るく優しいマイルド男子の息子は
妹の面倒をよく見てくれ
遊び相手もしてくれる、文句のない兄。
ただ、8歳差兄妹。
あと2年もすれば兄は中学生。
部活に勉強に忙しくなり、いずれ生活リズムも
ガラリと変わってくるであろう兄。
妹の遊び相手がいた方がいいかなぁ…と考え
3人目を決意。
この時既に37歳。
この際、年子じゃ！と挑んだ子づくりだが
そもそも、今までの2人も2年程かかってる故
そんな上手いことには当然いかず。
1年半かかり、ようやく妊娠。
2歳差
まぁ丁度いいじゃないか。
嬉しくて嬉しくて、7週目で健診へ足を運ぶも
あれれ
心音が聞こえない。
まぁ、よくある話。
また2週間後来てくださいと言われ。
9週目。
やっぱり、心音が聞こえない。
胎嚢は見えるのに。
"ひょっとしたら、排卵日がズレてたのかもね"
と、先生。
もやもやもやもやして、色々ネットで検索。
ダメかもしれないなぁ、と薄々感じる。
今までの妊娠、
息子も娘も妊娠までに時間はかかったものの
妊娠の経過は順調そのもの。
こんなにも
そわそわ、もやもやすることはなかった。
そうして、翌週に健診の予約を入れたものの
結局、次の健診を迎える前に出血。
稽留流産。
やっぱりダメだったか。
と落ち込むも
その5ヶ月後、再び妊娠。
思ったより早く妊娠！
次の健診はモヤモヤしたくなかったので
最初から心拍が聞こえそうな9週目に予約。
エコーには、落花生のような形をした
しっかりとした赤ちゃんの姿
先生も
"いい感じだね"
"だけど、心拍確認できないから、また2週間後"
"不安だと思うけど、形もしっかりしてるし、
大丈夫だと思うよっ"と言ってくれた。
そういえば、
前回は、ほとんどつわりは感じなかったが
今回は、かなり気持ち悪い。
ザつわり。
このつわりの感じとエコー写真を見ても
前回の妊娠よりも、可能性を感じていた。
しかし2週間後の健診
エコーに映る赤ちゃんは小さくなっていた。
心拍も確認できず…
まだつわりもあるのに、死んでるのか？
信じたい気持ちと信じられない気持ちで過ごすも
結局12週で流産。
流れてしまえば、不思議とつわりも治った。
やはり、今回もダメだった。
そうして
2回連続の稽留流産をくらった私は、もう廃人。
年だな〜と、年齢の壁をひしひし感じ。
30代で産みたかった〜。
という気持ちと、悲しみと、虚無感と。
上手くいかないことってあるんだな、と。
もう婦人科に行くのも怖いし、
まぁ、4人家族も楽しいからいっか！と
頭を切り替えていたが。
その半年後、またまた妊娠。
あんなに妊娠しなかったのに、
できる時は、できるもんだ。
やっぱりタイミングってあるのだな、と。
しかし年齢的にも、これがラストチャンス。
なぜならここで産んでも、40歳。
自営業、1人でお店をやっている為
ずっと子育てでスローペースに働くのも収入的に不安だ。
仕事も軌道に乗っているので
ここで無理だったら仕事に専念しよう、と。
ひとまず、7週目に病院へ。
今回の健診は不安でしかない。
胎嚢は確認できた。
けど、やっぱり心音は確認できず。
また2週間後の9週目に検診へ。
ん…？？
！！！！！
それは、素人目にも双子とわかるエコー。
"双子だったっけ？"と、先生。
"いんやぁ〜、そうでしたっけ…？"と、私。
その後、心拍も確認。
"2人とも戻ってきてくれたんだね〜"
そうだ
人生は何があるかわからない。
2度の流産からの双子。
なんとなく、これは宿命なのか…と
スピリチュアル的な事も感じ。
5人家族のつもりが
思いがけず6人家族に。
え
どうしよう！！！！！！
が、先行してますが。
怒涛の40代でしかない予感。
さらば、30代の私。