最強のチャンピオン1 〜信じてくれる人〜 でも書いた、タイソンの最高のパートナーであるカスダマト。彼はタイソンがチャンピオンになって間もなく死んでしまう。

カスダマトと一緒にやっていたころは、やんちゃなところはあるものの、ボクシングも私生活も順調だった。

 

しかし、カスダマトが死んだあと、タイソンはあのドン・キングと契約してしまう。

ドン・キングは悪名高いプロモーター(ボクシングのプロデューサーみたいな人)。

金のためなら手段を選ばず、選手も使い捨てる男。

スーパープラスタイプ。

生前のカスダマトも

 

「グリズリーに近づいても、ドン・キングには近づくな」

 

と言っている。

 

多くの人が知っているマイク・タイソンはドン・キングと契約したあと。

悪童で才能あふれるプラスタイプのタイソンと悪名高いプラスタイプの辣腕プロモーター。

そこからタイソンは警察に捕まったり、自己破産したり、対戦相手の耳を噛んだりと問題を起こし続けた。

 

どんなに才能があっても、プラスとプラスはこうなっちゃう。

何ができるか、だけでパートナーを選んじゃダメで。

不良と不良が組んだら、制御不可能。

 

↓ドン・キング