119日目 明日死ぬことが決まってたらどう生きる(鹿児島県阿久根市〜鹿児島市) | 23歳の若者が厄年と真っ向勝負(自転車で日本一周)する記録
ブログの更新をすっかり忘れていました。
昨日は牛が浜駅の駐輪場にて起床。

夜に始めて職質されましたが、埼玉から来たと告げると「すげー!」と言われ談笑して終わりました。
もうそろそろ高校生に見られるのも慣れてきたよ、、

5時半に駐輪場を出発。
目指すは鹿児島市、の前に知覧という場所へ向かいます。
鹿児島県は海沿いといってもアップダウンが多く、意外でした。

人形岩。
どのへんが人形なんだかよくわからんし、逆光という。


南!って感じの景色。
最近向かい風しか受けてない気がする。


昼食にうどんと黒豚軟骨煮。
口の中でとろけたと同時に旨味が広がります!


そしてついた知覧。
ここは最南端の特攻隊基地があった場所で、いまは記念館です。

ここから沖縄へ500人弱が飛んで行ったとか。
館内は撮影禁止でした。

特攻隊の人達の写真と遺書が何百と展示されていて、ひとつひとつ時間をかけて読みました。
よく書かれていた言葉が、「何も謂うことはありません」。
本当は言うことは沢山あったと思います。
あまりにも多すぎて、この一言になったのかなと思いました。
悲しさ、悔しさがこの一言から伝わってくるように感じます。
特攻隊の人達はほとんど自分(24)より年下でした。
国からの命令で死ぬ日を決められて、しかし前日まで彼らは笑っていました。
飛行機の訓練もレベルが高く、外国の研究者によれば、かなり練度が高かったとのことです。
死ぬために頑張るとはどんな気持ちなんだろう。
自分にはわかりません。

もうこんなことが無いといいけど。


そして鹿児島市方面へ。
県道23号を選びましたが、山がありました。
阿蘇山を登ったことで多少の坂は楽に感じます。
そして峠を下って桜島!


明日の午後出発のフェリーを予約しました。
ついに沖縄です。