はい! 外れた!
一年以上前、発売日に購入したキャストサイクロンがようやく外れた!
はずる(旧名キャストパズル)とは⋯⋯
ハナヤマ玩具が発売する、金属製の立体パズル。平たく言えば知恵の輪だ。
しかし、その重厚感とデザイン性の高さ、パズルとしての完成度の高さで、世界的にブランドを確立している。
はずせますか? もどせますか? が、キャッチコピー。
私のブログでも過去に、キャストエクアやキャストU&Uを攻略したときに記事になっています。
いずれも、非常に難易度が高く、私が解くのに年単位の時間を有した製品です。
そして今回、再び年単位で攻略したものが現れたため、記事にした次第。
その強敵の名はキャストサイクロン!!
あり得ない感じに絡まり合った4つの環。
しかもキツキツで思うように動かせない。
すべての環が邪魔し合う。
少しずつ、少しずつ、ほんの少しの隙間を探り当てては、ずりずり、ずりずりと回転させていき、「道」を探し出す。
だが、そのあと最大の関門が待ち構えていた。
ようやく探し出した道が、すぐに行きどまりだったのである!
絶望、そしてエンドレス。
そこ以外に道はない ⋯⋯ように思える。
しかしその道はどこにも通じていない ⋯⋯ように思える。
そして僕は間違えた。
致命的に、本質的に、決定的に⋯⋯
何度も、何度も同じ形に行き着いては、また振り出しに戻る日々。
このまま永遠に解けないんじゃないか?
そう思い、サイクロンを投げ捨てて他のはずるを遊びだしたり。現実逃避ですね。
ちなみに、下がサイクロンが解けない間に解けた他のはずるです。
いずれもレベル4以下。
さすがサイクロン、レベル5。格が違う。
恐れおののきながらも、再びサイクロンに立ち向かい、そして、やっとのことで攻略したのでした。
どんな難しくても正解はある。
かつてキャストエクアに七転八倒したときもそうでしたけど、やり遂げた後は、ちょっぴり勇気がもらえます。
私の発見した攻略のヒントは 以下反転。
そっか、あいつに似ていたのか⋯⋯
僕はてっきり、もっと綺麗かつスマートな外れ方をするのだと思っていた。
それこそが、僕の犯した致命的勘違い。
その思い込みが、道がどこにもつながっていないという思い込みに発展してしまった。
僕が遊んだことのあるはずるの中で一番似ていたのは
なんとレベル2の
黄土色のアイツーー
ああいう、ギリギリなところをグイグイ突破する系かっ!
☆ 他のはずるも紹介♪
サイクロンにてこずっている間に解けた皆さま。
逆を言えばサイクロンはこいつら9人がかりでもかなわない手ごわさということ⋯⋯
左 キャストドーナツ
ドーナツ型のパーツが互いの環を通り抜けてつながっている!?
つるつるの手触りもよく、不思議かわいいが、見えない内部構造を推察する必要があり、一筋縄ではいかない。
最後の動きは興奮必至。
レベル4。
中 キャストツイスト
二つの環が交差して組み合わさった形。環の表面には斜めに交差した何本もの溝。
実はこの溝が迷路になっており、そこを進んで行く。
想像を超えた立体迷路なのだ。
レベル4。
右 キャストキーリング
二つのキーホールが交差して組み合った形。
単純に解くことはできず、幾重にも回り道が必要。
廃盤だった商品を復活してくれたハナヤマ玩具に感謝。
レベル2。
左 キャストダイヤモンド
黒と銀の菱型がスタイリッシュ。
外すのではなく、分かれた部品を組み合わせることが目的のパズル。
合体の仕方までスタイリッシュ。
レベル1。
中 キャストコイル
絡み合った、武骨な金属柱の集合体。
サイバー風なオーラも漂わせ、男が持つべきはずるナンバーワン。
外したあと元に戻すのが結構むずい。
レベル4。
右 キャストダイヤル
黒い三角形の内側に、くるくる回転する銀の円盤。
初見ではエヴァンゲリオンの使徒並みに意味不明な物体。
だが、仕組みさえ想像がつけば⋯⋯
レベル4。
左 キャストバロック
なんとも形容しがたい、美術館の庭に突っ立てそうなパーツが二つ絡み合った形。
音楽のイメージらしい。
そして、外れる直前にまさにあなたの頭の中で、壮大なオーケストラのフィナーレが鳴り響くだろう。傑作。
レベル4。
中 キャストアローズ
ハートに突き刺さった4本の矢を外せ!
形をよく観察すれば簡単な部類。
子供に与えたら、絶対に矢をなくすな。戦いごっこで使って。
レベル3。
右 キャストスノー
冬の寒い日は、これ!
雪の結晶をモチーフにしたはずるだ。
穴だらけで簡単に外せそうなのに、なぜか外せないのがもどかしい。
レベル2。
今回のはずる記事はこの辺で!